さんぽで出会う花鳥風月

ひでじいの四季の写真

キカラスウリ

2019-07-11 22:16:06 | 草花

*2019年7月11日撮影

 雲の多い天気ながら、まずまず晴れの1日でした。あいかわらず、風が寒いのに悩まされます。

 今日は、キカラスウリの花を撮影できました。
 キカラスウリは、黄色い実をつけるカラスウリという意味で「黄烏瓜」と書きます。
 
 本来のカラスウリは、花の周りの白い糸のように裂けている部分がもっと広くふわっと広がっていて、レース編みのように美しい花を咲かせます。
 しかしカラスウリの花は夕方になってから咲くので、昼間見られるのはこのキカラスウリということになります。





*2019年7月11日撮影

 キカラスウリは長さ10cmほどの大きな黄色い実をつけます。
 本来のカラスウリの方は、ひとまわり小さい長さ6〜7cmほどの、赤い瓜型の実をつけます。
 どちらも、カボチャやキュウリなどと同じウリ科の仲間です。





*2019年7月9日撮影

 キカラスウリの花は、美しいというよりはちょっと変な花として印象に残ります。
 茂みの中にこれが咲いていると、なかなかのインパクトがあるものです。

 つる性の草で何にでも絡みついたりよじ登ってりして伸びていきます。
 生命力旺盛に見えるのですが、以外にそれほど多くは存在しません。
 たまに目にする変わった花というところでしょうか。