さんぽで出会う花鳥風月

ひでじいの四季の写真

紅葉のツタ

2017-11-06 22:15:15 | 樹木

*2017年11月6日撮影

 11月になりました。
 高い山の上などはもう紅葉の季節を過ぎようとしているようです。
 今年の紅葉はとても美しいという評判です。

 会津の鶴ヶ城公園の樹木も色づいてきました。
 そのなかから今日はツタが紅葉しているのをごらんください。
 最初の写真のツタが張り付いているのは、ケヤキの巨木の幹です。





*2017年11月3日撮影

 次の写真もケヤキの枝に絡まっているツタです。
 ツタの葉は一様に赤くなるのではなく、色々な色が混在するところがとてもいいと思います。
 同じ葉のなかでも、場所によって微妙に色が違っていたりします。
 ツタの葉の紅葉はなかなかの風情です。





*2017年10月24日撮影

 これはケヤキの枝の先の方に取り付いているツタです。
 まだ10月なのに、みごとに真っ赤に色づいています。
 じつはツタの葉は、8月にはもう色づき始めます。
 ツタが新しい葉を広げ始めるのは7月になってから。
 7月8月と枝を伸ばし葉を広げながら、広げた葉はもう落葉の準備を始めるのです。
 なんと忙しいツタですが、刈られたり切られたりしながらも、毎年たくましく伸びてきます。





*2017年10月17日撮影

 さて、最後は石垣のツタです。
 緑の苔とのコントラストが美しいと思います。
 石垣に這うツタは、古いお城の雰囲気を醸し出すいい脇役なのですが、増えすぎるのは困りもの。
 すっかり葉が落ちてから、毎年、駆除に汗が流されます。