*2017年9月5日撮影
今日も秋晴れの良い天気でした。
イヌタデが咲き始めました。
まだ背は低いのですが、草むらにこのように咲いています。
*2017年9月5日撮影
イヌタデという名は、食用にするタデに比べて辛味がなくて食用にならず、役に立たないタデという意味だとか。
役に立たないという意味で「イヌ」をつける例はたくさんありますが、犬はおおいに役に立つ動物だと思うので、私は少し違和感をおぼえます。
*2017年9月5日撮影
鮎の塩焼きにつきものの「タデ酢」をつくるのが、食用のタデ。
正式にはヤナギタデと言われるタデです。
ヤナギタデは花は白くて小さくて、イヌタデのほうがずっときれいな花を咲かせます。
花を観賞するなら、イヌタデの方が圧勝です。
*2017年9月5日撮影
まだ咲き始めなので花は真っ赤ではありません。
イヌタデは別名をアカマンマというように、赤い花のつぶつぶを赤飯にみたててままごと遊びをするものでした。
ただ、花には花びらがなく、赤いのは萼片なのだそうです。
それで秋が深まる頃には、赤い萼片につつまれているのは花ではなく黒い実に変身します。
そのために赤い萼片の赤が際立って見えて、これがイヌタデの花がしだいに真っ赤に変化する理由なのではないかと考えています。
はたして真実はいかに?