さんぽで出会う花鳥風月

ひでじいの四季の写真

ニイニイゼミ

2017-07-17 22:32:22 | 昆虫

*2017年7月17日撮影

 梅雨なのに猛暑です。猛暑でも梅雨なので雨が断続的に降ります。時には激しく降ったりもします。
 なんだか今年はとてもいやな梅雨です。
 もっとしっとりと雨が降って、暑いのは梅雨明けからにしてほしいものです。

 さて、ずいぶん久しぶりに朝から晴れました。
 会津の鶴ヶ城公園ではセミの声がさかんに聞こえています。
 いま鳴いているセミはニイニイゼミで、チィーという静かな声で鳴いています。
 声はたくさん聞くのですが、姿はほとんど見ることができません。
 セミの姿というのはじつに見つけにくいもので、今日ニイニイゼミを撮影できたのは本当に幸運でした。





*2017年7月16日撮影

 じつは昨日も幸運に恵まれて、桜の枝の上にいるニイニイゼミを撮影できました。
 ニイニイゼミは桜の木が好きで、桜の木に集まってくるのだそうです。
 鶴ヶ城公園にはたくさんの桜の木があるので、しっかり探せばもっとニイニイゼミを発見できるのかもしれません。

 もう少しして梅雨が明ければアブラゼミの季節がやってきます。
 アブラゼミのジーージーーという声はとても大きくて「やかましい」のですが、ニイニイゼミの声は、しっとりと落ち着いて聞こえます。





*2017年7月17日撮影

 ニイニイゼミの抜け殻が、地面に近い草の茎や葉にとまっています。
 ニイニイゼミの抜け殻は大きさが2cmくらいで小さいことと、全身泥にまみれていることで、それと分かります。
 なぜ泥にまみれているのか諸説あるようですが、乾燥を防ぐために自分で塗りつけるのではないかとされています。