さんぽで出会う花鳥風月

ひでじいの四季の写真

ベニシジミ

2015-05-13 22:18:08 | 昆虫

*2015年5月13日撮影

 きょうは良い天気で、爽やかな春の一日でした。
 草の野を歩くとよく見かけるのが、小さなオレンジ色の蝶ベニシジミです。
 ベニシジミはすぐに逃げないのでかなり近寄ることができるし、花にとまるとしばらくそこにいるので、撮影しやすい蝶です。
 そしてなにより、美しい蝶です。可愛いと表現する人もいますが、それもよくわかります。





*2015年5月11日撮影

 最初の写真、そしてこの写真、どちらも定番のハルジオンの花にとまるベニシジミです。
 この取り合わせは春の野の美しいものを代表する光景として、花の写真集にも蝶の図鑑にもよく登場します。
 実際、これは美しい取り合わせです。





*2015年5月8日撮影

 大きな葉の上にいるベニシジミ。これはギシギシの葉のようです。
 ベニシジミの幼虫の食草はスイバやギシギシなどだそうですから、これはベニシジミのお好みの場所なのかも。





*2015年5月7日撮影

 タンポポの花にとまるベニシジミ。
 タンポポの花の表面にくるくる巻いた糸のようなものがたくさんあって、おもしろい眺めです。
 これは雌しべの先端の柱頭とよばれる部分だそうです。たくさんあるのはタンポポの花というのはたくさんの花の集合体だから。
 タンポポは花弁に見えるものひとつが一つの花(舌状花という)で、それが集まって頭花を形成しているのです。