*2015年2月15日撮影
降り続いた雪が今日はやんで日がさしました。
ところが時折急に猛吹雪になったりして、今日の散歩はとても寒い思いをしました。
雪のむこうに並んでいるスギの木の写真。
手前の低い木は雪をまとったサクラです。
これも真冬の景色です。
*2015年2月15日撮影
スギの雄花です。
赤みが増しているのは開花したしるし。花粉を盛んに吐き出すのがこの時期です。
昔、子どもの頃「杉の実鉄砲」というものを作って遊んだものですが、その「杉の実」とはこの雄花のことでした。
だから「杉の花」というときは雄花ではなくて雌花をさすのかと思っていたのですが、季語の解説などをみても「杉の花」は雄花をさすようです。
*2015年2月15日撮影
それでこちらがスギの雌花です。
丸い形をしていて、花粉をうけて松かさのような襞の間に実をつくります。
実は熟すと吐き出され、松かさのような殻が残ります。
この殻は茶色になって長く残るので、これがスギの実だという誤解もあります。
スギの雌花は目立たないとされています。
スギは雌雄同株なのですが、なぜか雄花ばかりが目立つ木が多く、雌花が目立つ木は少ないようです。
*2015年1月25日撮影
さておまけの一枚は、先月寒い日に撮影した、スギの葉に細かい雪が付着し、凍ったように見える景色です。
霧氷とまではいきませんが、これもなかなか出会えない光景と思います。
最初の写真とこれとではどちらが寒そうでしょうか。