*2014年8月28日撮影
まだ8月だというのに雨が降り続いて急に寒くなりました。
もう秋だと告げられているようです。
ずいぶん久しぶりに鶴ヶ城公園を歩いてきました。
きょう発見したのはイヌゴマの花がまだ咲いていることでした。
イヌゴマも7月ごろに咲く花と思っていたので、すこしびっくりです。
イヌゴマの花はウツボグサに似ていると思っていますが、ウツボグサは大きな花穂がひとつだけ付くのに対して、イヌゴマは短い花穂が数段積み重なっていく咲き方をします。
*2014年7月15日撮影
これは花のさかりの7月の写真です。
イヌゴマという名前は、実がゴマに似ているが食用にならず、役に立たないという意味だとされています。
イヌ◯◯というのは◯◯に似ているが役に立たないということで、そういう名前がたくさんあります。
これについて、犬は人間にとって大切な動物で「役にたたないもの」を犬と呼ぶのはおかしいという観点から異論があるようです。
「イヌ」は「似て非なるもの」という意味の「非(イナ)」が変化したのではないかという見解です。
この説によれば、イヌゴマとはゴマに似ているがゴマではないものという意味になります。
心情的にはこの見方を支持したい気がしますが、真実ははたして?