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故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

旅の続き

2019-12-04 09:21:52 | よもやま話

札幌駅前で見た。若者が自転車を組み立てていました。
若者の旅は、未来への旅です。


歳をとったら、過去への旅になりがちです。
生きているうちに、お礼の一言も言っておかなければ、会っておかなければとなります。
今日のテーマは、「旅の続き」です。
私のブログに、過去一度もなかった「いいね」と「続きが読みたい」のコメントがつきました。

旅の途中で会ったのは、
娘、一緒に仕事をした方、兄、母、仲人さん、小学校の時の同級生と恩師、
今まで付き合ってきた方たちばかりです。
一筆書きの旅の走行距離は、3450Kmになりました。
高速代をセーブしようと、バイパスを走りました。
都心(大阪、東京)を早く抜けようと、最後には高速道路に乗りました。
会っておきたい人は、増えるばかりです。

苅田町まで来たのだから、周防灘を見たいと岬まで走りました。
沓尾「石の博物館」に出くわしました。
恐る恐る入館したら、待ってましたと市役所の名札をつけられた方が応対してくださいました。
説明したくて止まらない。よく来てくださったと何度も聞いた。
ここから5つの石が、大阪城の石垣に使われた。偉い科学者が鑑定した。
と、説明は止まりません。陽も落ちて来たので、石巡りに出かけた。
向こうに宇部が見える。大きな石を割った痕跡があった。すぐ近くの港まで運んだのだ。
きっと、船の胴に巻き付けて運んだのであろう。
石を下ろすときは、船を揺らして放り投げるように上げたのであろう。

行ったことがない真鶴を目指した。
後悔した。山肌に張り付くような国道を走った。
すぐ下に有料道路があったのに、けちって一般道を走った。
お陰で、この真鶴がいかにすごいとこか分かった。

特別養護老人ホームにおられる仲人さんに会えた。面会時間は、わずか15分でした。
長生きするのも悪くないと言われた。
どうしてとは、聞けなかった。

広島で兄と話した。
長兄がこの夏亡くなった。
後をどうするか、次兄と話した。
ついでもな。弱気な次兄を見た。
次兄の決断を待っている。

旅の終わりに、最初に勤めた会社の方たちとゴルフをした。
ハンディが多い私達夫婦が、一番二番でした。
未だに誘ってくださる人たちの気持ちが嬉しい。
考えてみれば、皆さん転職組です。

ゴルフの途中、地元の方から電話が入った。
いつ帰る。いつ到着する。いっぱいやろうと誘いの電話。
ゴルフの表彰式に参加することもできず、高速をとばした。
気が張っているとはいえ、おおいに酔っぱらった。
翌日、道中寝てばかりの妻に反省をさせられた。

始まりさ 過去追う旅の 何度目の

2019年12月4日

「いいね」を押したのは、妻でした。
あまりにかわいそうと思ったのか、本当に良かったのかわかりません。
(筆者)
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