先輩の奥様です。
ちゃんと、手を洗った。
食事の前に、先輩は常に注意を受けるそうです。
定年まで、奥様は小学校の教師をされていました。
緑の葉が黄色になり、朱になり、落ちていく。
朝は霜柱が立ち、夜は星が輝きを増す。
去年同様、大根を保管する穴を掘らなければならない。
朝抜くと凍みて折れるから、昼まで待つことになった。
今日のテーマは、「伝える努力」です。
うまく書けるか心配しながら、試行錯誤しています。
最初からけんか腰の相手に、心から接することは難しい。
役所の窓口に来る人は、様々な疑問と不満を持っている。
対応する職員は、気持ちを込めて、ていねいに応えなければならない。
この対応はなんだとこれ見よがしに大きな声を出す方もおられます。
上の方が、「まあまあ」と言って、応接間に通し、
お茶でも飲んでいただき、話を聞く。
反抗を重ね、親の言うことなんか聞き耳持たない我が子に接することだってある。
どうやって、言い聞かせるか本当に悩みます。
小さいころは、叱ってもいました。
背丈も伸びて大人の仲間入りした子に、世間の仕組みをどう話したらよいのだろう。
可愛いわね。
隣りに座ったおばあちゃんに、幼子の頭をなでたり触ったりしないで欲しい。
この子は、様々なものにアレルギーを持つ体質なのです。
あんたは、私の話をいつも聞いていないのよ。
いきなり、ハンコを押せと離婚届けを出されても戸惑うばかりです。
分かってはもらえぬだろうと思うのが普通です。
自分でも気づかぬ「心の闇」に、とろけるような言葉が浸み込むこともない。
心の内を正直に言えない。
言っては、相手を不快にさせてしまう。
こんな恐れから、言葉を飲み込んでしまう。
そうでしょうか。
言いにくいことだったでしょうに、言ってもらってよかった。
態度で示してもらってよかった。
人の言葉が入ってくるのは、イーブンな気持ちの時です。
相性の良い時は、心地よく入ってくるものです。
(ここまで、12月1日に投稿:筆者)
寒い朝、「私のマフラー、どこいったのよ」となじられる。
洗濯物を畳んだ私の責任追及の一幕でした。
さんざん探すもない。あったのは、ソファーの上でした。
畑にしていくのは汚れると、いったん置いたのでした。
やれやれ。お互い「あの、それ」のお年頃です。
考えてみました。
今は、「どうして傘が60本もいるのよ」とか、
「お客さんもないのに、コーヒー茶碗セットが5組もあるのよ」とか、
「このダンボール箱の山はなに」、と
(つまり役に立つだろうと貯めた頂き物の箱のことです。一間つぶれています。)
こんなことを言われます。
やれやれ。
面倒ですが、心が痛みますが、決断して言いましょう。
陰でこそこそ言うより、よっぽどましです。
あんたが、悪い。理由は、こうこうだ。
いつかは、言われるのですから。
今が、良いでしょう。
こんなに引っ張ったのに、この体たらくです。
言おうかな 言うのよそうか 小便さき
2019年12月4日
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