故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

懸念

2017-02-27 03:37:07 | プロジェクトエンジニアー

「色つけすぎた」というタイトルの絵です。
確かに盛大に朱色を塗っています。
そんなに言われても、自分にはそう見えたんだからと開き直る始末です。


タイトルを決めようと、毎朝の格闘が始まりました。
病みつき、鬱陶しい、懸念とネガティブな言葉ばかりが浮かびます。
結果、「懸念」としました。

懸念とは、(仏)執念(しゅうねん)。執着(しゅうじゃく)
気にかかって不安に思うこと。心配。(広辞苑より)

今の気持ちは、執着に近いようです。
毎日続けているブログをなんとか継続したい。
しかし、レベル(なんとなく)は下げないようにしたい。
ここまでしなくてもと人は言います。
自分でも思います。

囚われるような気持ちは、確かにあさましいし見た目によくありません。
今までの経験から、
酒におぼれる。
ギャンブルにはまる。
女に惚れる。
といとまがない執着心です。
これからは、「生」にも行きつくことでしょう。

こだわる。
さわる。さしさわる。さまたげとなる。
些細なことにとらわれる。拘泥する。
些細な点にまで気を配る。思い入れをする。
故障を言い立てる。なんくせをつける。(広辞苑より)

なんとか、この気持ちから救われたいと書き始めています。
カフェを開店するにあたり、心配事が次から次に出てきました。
一番は、資金繰りです。
借りた蔵の不調(正常ではない箇所が多い)です。
一からの挑戦です。
孤独です。

私には強い味方がいます。妻です。
しっかりとコントロールしてくれます。
多くの助言をくれます。
いや、一緒に苦労してくれていると言ってもよいでしょう。
地域のためとは言え、自分の仕事です。
私のやり方は、いつも「大ぼら吹き」から始まります。

こうだったら良いよね。
そうだそうだ。そして「できるんかい」と言われます。
苦悩の始まりです。こだわりを続けます。
何年かして、「昔からこうだった」と人が気付かない心地よさを創りあげます。
同じように悩み、同じように経験した方と少し話します。
すぐに友人となります。分かり合えるからです。

とはいうものの、友人を巻き込みたくない。
友人に喜びを分かち与えたい。

どうしようもなかった「懸念」が和らいでいくから不思議です。
独りじゃなかった。と気づきます。

奥山の 水をすくいて また歩く 

2017年2月27日

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