故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

おばあちゃんばっかり

2023-02-23 07:12:09 | よもやま話

妻出かけ 枕をそっと 尻に敷く
(どこかの川柳にありました)

今日のタイトルは、「おばあちゃんばっかり」です。
雑木を伐っていると、百年体操(週に一回地区で体操)に行く途中だと、
田んぼの持ち主が訪ねて来た。
奥さんは?と聞くと、孫のところへ行ったとのこと。
少し寂しそうである。

大助・花子の漫才で、
はよ、しゃべりーな。
急なふりに、大助うむむ。
なあ、お客さん。私だけがしゃべって働いてるんですよ。
大助にしゃべらせない、花子の軽妙トークが続く。

こんな夫婦がいるんです。
帰ってきた田んぼの持ち主の奥様が、大名巻きずしを土産に来られた。
東北にはない、具だくさんの美味しい巻きずしだと私達が讃えたばかりに。
夕飯が省けたと妻が喜んだ。

おばあちゃんばっかり言って、爺ちゃんと言ってくれないとぼやく。
お盆玉(お年玉の夏バージョン)なるものがあるのを知ってるかとご主人に質問した。
木が無くなった跡に何を植えようかとご主人の話が飛ぶ。
この人は、蜜柑やナンヤ植えるけど、枯らして実を食べたことがない。
と奥さん。
いやいや、ヤギを飼ったらと私が提案する。
木の株を縫って草を刈らなくても済みますよと妻が続く。
賛成しそうな奥様に、田んぼの持ち主の「名札」を付けますと私がさらに提案する。
草を刈らないわけにいかないですよね。
奥様は微笑む。

そんなやりとりを楽しんで散会した。

2023年2月23日
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