
香川県女木島の「オーテ」(絵のタイトル)です。
冬の季節風は、瀬戸内の海上を吹き荒れる。
オーテの中は、お日様が当たりぽかぽかです。
不思議なもので、寒い中をオーテを見に来る人がいる。
凍る滝を恐る恐る見に行くのと同じです。
今日のタイトルは、「整える」です。
冬の間に溜め込んだ落ち葉を畑に鋤きこみました。
糠、乾燥コンポスト(生ごみを電気乾燥)と萱(細切れ)も足しました。
川底からあげた腐葉土が真っ黒な良い土になっていました。
寒さでか?カンリ機(耕運機)の気化器からガソリンが漏れてきました。
各種有機肥料を撒いた手前、止めるわけに訳に行かずごまかしながら終わりました。
さっそく、農協のSS(サービスセンター)に持ち込み修理を依頼しました。
その日のうちに、修理をしてくれました。
今日取りに行き、別の畑を鋤きます。
SSに生木の丸太が山積みにされていました。
年輪をみると30年は生きた木でした。
断面は、すっぱりと切断されていました。
割るのも難儀ということで、3個ほどいただきました。
竹割の台に最適の大きさです。
SSで暖をとるために、ストーブを2つ造っておられました。
一つは、廃油バーナー(ファン付き)で、もう一つはPLボンベを半割にしたものでした。
ボンベのところどころに、サンダーで切り込みを入れ空気取り入れ口にされていました。
空き家に眠っていたPLボンベを再生したものでした。
どちらも、丈夫(PLボンベの板厚は5mm程度)で機能的でした。
犬も歩けば棒に当たる。
困ったことを丹念に取り除こうと努力すれば、なにか良いことがある。
アスファルト上の落ち葉が朽ちて土になり草が生える。
落ち葉を取り除けば、草は生えません。
川底の腐葉土を取り除けば、山の栄養が海に流れる。
取り除いた落ち葉と腐葉土は、野菜の栄養になる。
耕作放棄地の雑木は、燃料や炭になる。
右から左に動かすだけで用は足ります。
不要物を見て、何に再生できるかイメージが湧かないと廃物利用はできません。
嫌なものは嫌。
こうだったら良いなの解決策が湧いてくる。
困りものが宝物に変わる。
だからやめられません。
2025年2月18日
(あとがき)
友人の奥様の耳が遠くなりました。
筆談用にホワイトボードを使う。
漢字を思い出すように時々入れる。
なんの問題もありません。
時間がゆっくり流れる。
(筆者)