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故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

整える

2025-02-18 06:26:50 | よもやま話

香川県女木島の「オーテ」(絵のタイトル)です。
冬の季節風は、瀬戸内の海上を吹き荒れる。
オーテの中は、お日様が当たりぽかぽかです。
不思議なもので、寒い中をオーテを見に来る人がいる。
凍る滝を恐る恐る見に行くのと同じです。


今日のタイトルは、「整える」です。
冬の間に溜め込んだ落ち葉を畑に鋤きこみました。
糠、乾燥コンポスト(生ごみを電気乾燥)と萱(細切れ)も足しました。
川底からあげた腐葉土が真っ黒な良い土になっていました。
寒さでか?カンリ機(耕運機)の気化器からガソリンが漏れてきました。
各種有機肥料を撒いた手前、止めるわけに訳に行かずごまかしながら終わりました。
さっそく、農協のSS(サービスセンター)に持ち込み修理を依頼しました。
その日のうちに、修理をしてくれました。
今日取りに行き、別の畑を鋤きます。

SSに生木の丸太が山積みにされていました。
年輪をみると30年は生きた木でした。
断面は、すっぱりと切断されていました。
割るのも難儀ということで、3個ほどいただきました。
竹割の台に最適の大きさです。
SSで暖をとるために、ストーブを2つ造っておられました。
一つは、廃油バーナー(ファン付き)で、もう一つはPLボンベを半割にしたものでした。
ボンベのところどころに、サンダーで切り込みを入れ空気取り入れ口にされていました。
空き家に眠っていたPLボンベを再生したものでした。
どちらも、丈夫(PLボンベの板厚は5mm程度)で機能的でした。

犬も歩けば棒に当たる。
困ったことを丹念に取り除こうと努力すれば、なにか良いことがある。
アスファルト上の落ち葉が朽ちて土になり草が生える。
落ち葉を取り除けば、草は生えません。
川底の腐葉土を取り除けば、山の栄養が海に流れる。
取り除いた落ち葉と腐葉土は、野菜の栄養になる。
耕作放棄地の雑木は、燃料や炭になる。
右から左に動かすだけで用は足ります。

不要物を見て、何に再生できるかイメージが湧かないと廃物利用はできません。
嫌なものは嫌。
こうだったら良いなの解決策が湧いてくる。
困りものが宝物に変わる。
だからやめられません。

2025年2月18日

(あとがき)
友人の奥様の耳が遠くなりました。
筆談用にホワイトボードを使う。
漢字を思い出すように時々入れる。
なんの問題もありません。
時間がゆっくり流れる。
(筆者)
コメント
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