故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

雨が降る、風が吹く

2021-08-16 06:28:43 | よもやま話

似顔絵のタイトルは、「雨のち晴れ」です。
毎日が、不安と満足の繰り返しです。
どちらも詩(うた)になる。


刈った庭 杏しそ巻 頬張った

長雨が続きます。
そして、低温です。
我が家のゴーヤの葉もまばらに伸びています。
今日のタイトルは、「雨が降る、風が吹く」です。

お盆には、静かにして働かないものよ。
妻が言います。
草刈がしたくても、出来ない日が続きました。
故郷は、連日水浸しです。
心配をしてくれる友人から電話がありました。

私は、歌うのが下手です。
だから、最初に歌う。
皆が、選曲をしている間に歌いきる。
あとは、皆さんの歌を聞きます。

雨が上がりました。
意を決して、草刈を始めました。
盆に帰れなかった隣の空き家の草を刈りました。
我が家の庭と山への道を刈る。
タンク2杯分。

風はないけど、通り過ぎたような気がします。
雲は動かないけど、歌が通り過ぎていきます。
世界中の言語で、「花が咲く」を合唱していました。
圧巻でした。

田んぼの稲が実る時です。
穂を垂れ、風にゆすられます。
一瞬、田んぼに風が作る絵画が現れ消えていく。
葉に乗る虫がしがみつく。

いつものように、朝餉にかかります。
待ち構えたように、ゴルフボールを弾きます。
風を切り裂き飛んでいく。

2021年8月16日
コメント
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