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故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

あっという間のスローライフ

2025-04-16 06:29:01 | よもやま話

絵のタイトルは、「このままここで」です。
知っています。
そうはいかないと。


味噌を溶く間に気づいた。
スローライフに感謝です。
食べるとなると、15分です。

ネットがつながらない時間を待つ。
ほんの20秒が愛おしい。

早く大人になりたかった幼少年時代のことを思い出す。
憧れた分だけ、濃密な日々は経つのが遅かった。
現役時代は追われて、繰り返しの毎日を思い出せない。

曜日だけは忘れまいぞと日々を送る。
想いによって、時間は気ままに過ぎていく。
短かったり、長かったり。
今日のタイトルは、「あっという間のスローライフ」です。

トンネルを抜けると、またトンネルでした。
辿り着いた大海原を前にして、やりたいことを惰眠の中で探す毎日です。
縁側で息子の嫁に鼻を拭いてもらう。
思わぬ依頼を受けて、夜な夜な天狗になって疾走する。
藤沢周平の小説のようなことはあるまい。
あれば嬉しい。

季節が教えてくれる。
待ったなしだよ。
遅れたってかまわないと、スローライフを満喫する。
今日までか、明日までか。

だから、できることを休まず続けることになる。
ぷっつり切れる瞬間を想像する。
そして静かに覚悟する。

2025年4月16日
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一筋縄にはいかない

2025-04-13 18:19:40 | よもやま話

春の足音が聞こえて来たなと思ったら、桜前線が北に駆け上がるように待ったなしです。
のんびり暗渠を掘っていたら、農道の脇で土になる落ち葉が気になり腐葉土づくりを始めました。

春の雨を集め、暗渠から水がしたたり落ちてきました。
夏の日照りをカバーするとは思わないが、ちょっと嬉しい。
落ち葉を貯める枠にしても、耕作放棄地で伐った雑木と余っているトタンを使いました。

雑木を燃やしながら、炭(微生物棲みか)を作り、牡蠣殻(有機石灰)を焼きます。
糠と一緒に落ち葉に混ぜて、6か月発酵させます。
耕作放棄地(ミカン畑であった)に生えた孟宗竹が、通行の邪魔と川べりだけ切りました。
併せて、低い雑木を伐り、イタドリ(3m高)と葛(径10cm)をやっつけます。

昼なお暗き竹林に陽が当たるようになり、筍が出てきました。
一雨ごとににょきにょきと出てきます。
増やしてなるものかと、筍掘りが忙しい。


草も容赦なく伸びてきます。
草刈りに精を出します。

何をするにも、「一筋縄にはいかない」(今日のタイトル)のです。
効率以前に、身体がついていきません。
耕作放棄地をなんとかしたい。
海岸を埋める牡蠣殻をなんとかしたい。
農道の落ち葉をなんとかしたい。
根気よく力仕事を続けます。

休むと進まないし、時期を逸してしまいます。
種も苗も、草同様すくすくと育っています。
たくさん取れれば、分ける心配です。
分けるより、いただくもの(蠣、チヌ、猪、野菜、果物など)が次々に来ます。
普段の付き合いがなければ、配ることもできません。
村の役をこなして、良好な付き合いができます。
ますます忙しくなる。

すべて、遊びです。
楽しいに決まっている。
健康を壊さない程度に頑張っています。

2025年4月13日
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背中のこり

2025-04-05 06:20:19 | よもやま話

絵のタイトルは、「おかめ」です。
般若ではありませんでした。
小説「さなさん」の挿絵です。


お背中流しましょうか。
湯女が、般若の顔をこすり上げてくれる。
般若は恥ずかしそうに赤くなる。
北陸からの出張帰りは、朝上野に着く。
銭湯に入り、さっぱりして出勤しました。
銭湯には、くりからもんもんのおじさんが多かった。

今日のタイトルは、「背中のこり」です。
田んぼの隅に、腐葉土を貯める枠を作った。
3連にし、順番に蓄積したい。
生コンポストは、半年で腐り有機肥料になりました。
よって、コンポストの容器(ゴミバケツをひっくり返し蓋つき)を3つ構えた。
石垣を背に雑木で枠(枠下には猪よけの竹付)を作り、両枠にトタン板を張り付ける。
入口(底辺に猪よけの竹付)は、トタン板付きで取り外しができる。
枠にトタンをこていするために、バッテリー式のドリルを使い、軽天用ねじで締め付ける。

これだけの作業なのに、身体にキレがない。
現場なら、危ないからと外されます。
時間が薬というものの、進まない。
暗渠づくりで穴を掘り、その後あちこちの畑の草を刈り、鋤きました。
合間にゴルフにも行った。

役割が多い二人だけの暮らしです。
朝ご飯を作らないと、食べることもできない。
掃除も洗濯も待ったなしです。
畑に出かけるものの、休みの合間に少しだけ作業をします。
ほとんどの時間、七輪で燃やす火のお守りです。
「背中のこり」は常態化し、サロンパスを貼るのをやめた。
背中を伸ばさないと、前のめりで歩くことになり、歩幅が小さくなるばかりです。

お背中流しましょうか。
筋肉が波打つ背中ならば、やってもいただきましょう。
背中で語ることなどできはしない。
着物の裾を後ろ足で踏んで帯を締める。
憧れは遠ざかるばかりです。

2025年4月5日
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無駄と失敗

2025-04-04 06:22:59 | よもやま話

絵のタイトルは、「やることがいっぱい」です。
墓場の小堂を訪ねました。
あっさり、帰されました。


掃除機をかける。
掃除機を止めると、ごみが落ちている。
静電気でホースに引き寄せられたごみです。

終活と、片づける。
ままよと捨てる。
洗い桶に食器が溜まる。
食品パックがまた残る。

きりがない終活と掃除です。
生きてる限り汚し、ごみを出す。
今日のタイトルは、「無駄と失敗」です。
人に言えない話を墓場まで持っていこうとする。
死んでからも、冗談じゃないと妻は同じ墓に入るのを拒否する。

「無駄と失敗」は、つきものとあきらめましょう。
生きてる限りやらかします。
3歩進んで2歩下がる。
言いえて妙です。

どんなにシミュレーションしても、恋はいつでも初舞台。
昼過ぎのラブホテルは、老人でいっぱい。
出会ったのが遅かったと、冒険に走る。
練炭で中毒死にならぬだけ儲けもの。

枯れるものと思い込んでいました。
90歳の老人が蜜柑の苗を植えた。
奥様は、「馬鹿じゃけえ」と罵る。
畑まで杖を使ってやっとです。
それがどうした、杖なしで畝をまたいでいる。
不思議ですが、馬鹿じゃありませんでした。
時間が薬と、高めの座椅子に座りながら鍬を打つ。
できないことは、奥様に「あれせえ、これせえ」です。

何が無駄か、失敗か分からくなりました。
畳の縁で躓く。
二段の玄関も手すりが頼りです。
無駄も失敗もどこ吹く風の毎日です。
自ら認知症になった医師が、刻々と変化する我が精神を綴っておられました。
後々の人の役に立てて欲しいと、神々しいまでの記録でした。

私たちは生きています。
いや、まだ来るなと生かされています。
ならば、生きてやろうじゃないですか。
「やることがあるだろう」とこのブログを書きました。

2025年4月4日
(あとがき)
松山、頑張れ。
もうすぐ、マスターズです。
久常も頑張れ、星野、金谷、そして大西も。
私も頑張ろうかな。
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いくつになっても化粧

2025-04-03 07:24:29 | よもやま話

寒風のなか、チュニジアダンスを披露してくださいました。
その後、飲み物を飲んでいただきました。
絵のタイトルは、「あったかくて」です。


似顔絵を描かせてください。
つきましては、写真を撮らせていただきます。
三人姉妹のお宅に上がり込みました。
末娘は、こうかしらとポーズをとってくださいました。
出来上がった似顔絵のタイトルは、「てやんでえ」でした。
次女は、にっこりポーズです。
タイトルは、「誘っちゃおうかな」でした。

長女がなかなか出てこられません。
恥ずかしがっているのか。
そうではありませんでした。
後ろ姿は、なにやら一生懸命な様子です。
似顔絵のタイトルは、「今度は何を咲かそうか」でした。

今日のタイトルは、「いくつになっても化粧」です。

スケジュールが埋まらない毎日です。
着替えなくても問題ありません。
寒い寒いと、ぐずぐずしてしまいます。

パッパと着替えましょう。
したいことが見つかりますよ。

2025年4月3日
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