俺流俳句 「いちらくいちらく」

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          千秀

横綱・立行司

2018年01月13日 | 俳句

大相撲 横綱のあと 立行司
(おおずもう よこづなのあと たてぎょうじ)
18808 【季語】 大相撲(初場所) 【季節】 新年


身の程の 愚かさ知らぬ 大相撲
(みのほどの おろかさしらぬ おおずもう)
18809 【季語】 大相撲(初場所) 【季節】 新年


お国柄 酷技に酔いし 大相撲
(おくにがら こくぎによいし おおずもう)
18810 【季語】 大相撲(初場所) 【季節】 新年
国・・日本?モンゴル?


何しても 厳重注意 大相撲
(なにしても げんじゅうちゅうい おおずもう)
18811 【季語】 大相撲(初場所) 【季節】 新年


見せ物か 興行重視 大相撲
(みせものか こうぎょうじゅうし おおずもう)
18812 【季語】 大相撲(初場所) 【季節】 新年



風の音 低く重たく 山眠る
(かぜのおと ひくくおもたく やまねむる)
18813 【季語】 山眠る 【季節】 三冬


落葉道 音に光が 輪舞する
(おちばみち おとにひかりが りんぶする)
18814 【季語】 落葉 【季節】 三冬


不覚にも 水洟垂れて 老いの顔
(ふかくにも みずばなたれて おいのかお)
18815 【季語】 水洟 【季節】 三冬


手庇で 加減を計る 冬日かな
(てひさしで かげんをはかる ふゆびかな)
18816 【季語】 冬日 【季節】 三冬


龍馬か 用心棒の 懐手
(りょうまか ようじんぼうの ふところで)
18817 【季語】 懐手 【季節】 三冬


雪女 夢か現か 親しみが
(ゆきおんな ゆめかげんか したしみが)
18818 【季語】 雪女 【季節】 晩冬


狡き日の あること許せ 日脚伸び
(こすきひの あることゆるせ ひあしのび)
18819 【季語】 日脚伸ぶ 【季節】 晩冬


お堀端 素心蝋梅 花透けり
(おほりばた そしんろうばい はなすけり)
18820 【季語】 蝋梅 【季節】 晩冬


透明と 余白漂う 花蝋梅
(とうめいと よはくただよう はなろうばい)
18821 【季語】 蝋梅 【季節】 晩冬


蹲の 水に溶け込む 蝋梅香
(つくばいの みずにとけこむ ろうばいか)
18822 【季語】 蝋梅 【季節】 晩冬


初空の 富士に登るか 初夢で
(はつぞらの ふじにのぼるか はつゆめで)
18823 【季語】 初夢 【季節】 新年


かくあらん 親子の情や 父子鷹
(かくあらん おやこのじょうや おやこだか)
18824 【季語】 鷹 【季節】 三冬


江戸の風 義弟の情か 春を待つ
(えどのかぜ ぎていのじょうか はるをまつ)
18825 【季語】 春を待つ 【季節】 仲冬


寒松籟 耳に優しく 心地よし
(かんしょうらい みみにやさしく ここちよし)
18826 【季語】 寒 【季節】 晩冬
松籟(しょうらい)=松の梢(こずえ)に吹く風。
また、その音。


冴ゆる夜や お参り続く 百度石
(さゆるよや おまいりつづく ひゃくどいし)
18827 【季語】 冴ゆる 【季節】 三冬