俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

寒の入り

2018年01月06日 | 俳句

世の中は 乱れに乱れ 寒の入り
(よのなかは みだれにみだれ かんのいり)
18688 【季語】 寒の入り 【季節】 晩冬


情けない 今年の春も 不安定
(なさけない ことしのはるも ふあんてい)
18689 【季語】 今年 【季節】 新年


賽の目に 人生掛けし 冬の過去
(さいのめに じんせいかけし ふゆのかこ)
18690 【季語】 冬 【季節】 三冬


双六や 賽の目勝負 安上がり
(すごろくや さいのめしょうぶ やすあがり)
18691 【季語】 双六 【季節】 新年


双六や 賽の目勝負 休みあり
(すごろくや さいのめしょうぶ やすみあり)
18692 【季語】 双六 【季節】 新年


振り出しは 双六にあり 現にも
(ふりだしは すごろくにあり うつつにも)
18693 【季語】 双六 【季節】 新年


買初は 余生長生き 健康本
(かいぞめは よせいながいき けんこうぼん)
18694 【季語】 買初 【季節】 新年


初暦 もとめて何も 予定無し
(はつごよみ もとめてなにも よていなし)
18695 【季語】 初暦 【季節】 新年


臍繰りや 万札縮む 初時雨
(へそくりや まんさつちぢむ はつしぐれ)
18696 【季語】 初時雨 【季節】 初冬


川底に 動きも鈍く 寒の鯉
(かわぞこに うごきもにぶく かんのこい)
18697 【季語】 寒鯉 【季節】 晩冬


ただ一輪 机上に咲きし 寒椿
(ただいちりん きじょうにさきし かんつばき)
18698 【季語】 寒椿 【季節】 晩冬


四方の春 古希堪能の 時来る
(よものはる こきたんのうの とききたる)
18699 【季語】 四方の春 【季節】 新年
四方の春=初春


書初や 古希の手習い 己が句で
(かきぞめや こきのてならい おのがくで)
18700 【季語】 書初 【季節】 新年


ノーサイド 武士の魂 ラガーマン
(のーさいど ぶしのたましい らがーまん)
18701 【季語】 ラガー 【季節】 三冬


去年今年 俳句二万句 目標に
(こぞことし はいくにまんく もくひょうに)
18702 【季語】 去年今年 【季節】 新年


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1月6日 淑気満つ

2018年01月06日 | 俳句暦


淑気= 新春のめでたくなごやかな雰囲気。

正月でなくとも、神社に行くと、特に楠の木に清々しい気を感じる。
まして、正月なれば、尚更である。
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