冬至の夜 昴またたく 星あかり
(とうじのよ すばるまたたく ほしあかり)
11265 【季語】 冬至 【季節】 仲冬
冬の夢 屋根の上にて 昼寝する
(ふゆのゆめ やねのうえにて ひるねする)
11266 【季語】 冬の夢 【季節】 三冬
もののけや 支持率下げし 冬日本
(もののけや しじりつさげし ふゆにほん)
11267 【季語】 冬 【季節】 三冬
気が付けば 涙涙の 年の暮
(きがつけば なみだなみだの としのくれ)
11268 【季語】 年の暮 【季節】 仲冬
冬至の日 部屋に籠りて する悪事
(とうじのひ へやにこもりて するあくじ)
11269 【季語】 冬至 【季節】 仲冬
帰省の日 決まりて嫁の 笑み零る
(きせいのひ きまりてよめの えみこぼる)
11270 【季語】 帰省 【季節】 晩夏
沈み行く 我に気付きて 目の覚むる
(しずみゆく われにきづきて めのさむる)
11271 【季語】 ー 【季節】 ー
良き夢は も一度見たき 夢なりき
(よきゆめは もいちどみたき ゆめなりき)
11272 【季語】 ー 【季節】 ー
冬至の日 来れば年の瀬 早くなる
(とうじのひ くればとしのせ はやくなる)
11273 【季語】 冬至 【季節】 仲冬
酔えば寝る この習性 冬旱
(よえばねる このしゅうせい ふゆひでり)
11274 【季語】 冬旱 【季節】 三冬
牡蠣喰えば 口が鳴るなり ジャリジャリと
(かきくえば くちがなるなり じゃりじゃりと)
11275 【季語】 牡蠣 【季節】 三冬
釣り人は 冬の陽の中 霞みけり
(つりびとは ふゆのひのなか かすみけり)
11276 【季語】 冬の陽 【季節】 三冬
義弟と 焼酎酌み交わし 夢覚むる
(おとうとと さけくみかわし ゆめさむる)
11277 【季語】 焼酎 【季節】 三夏
大掃除 早く終わりて 今正月
(おおそうじ はやくおわりて いましょうがつ)
11278 【季語】 (年末)大掃除 【季節】 仲冬
散りて咲く 華ある花よ 山茶花は
(ちりてさく はなあるはなよ さざんかは)
11279 【季語】 山茶花 【季節】 初冬