俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

冬籠り

2009年12月15日 | 俳句

枯れ草を 踏みてその音 確かむる
(かれくさを ふみてそのおと たしかむる)
11144 【季語】 枯れ草 【季節】 三冬


水の辺の 枯れ草の中 風通る
(みずのべの かれくさのなか かぜとおる)
11145 【季語】 枯れ草 【季節】 三冬


雨羽を 広げて川鵜 仁王立ち
(あまはねを ひろげてかわう におうだち)
11146 【季語】 川鵜 【季節】 三夏


飯事で 照れて言い初む 旦那さん
(ままごとで てれていいそむ だんなさん)
11147 【季語】 ー 【季節】 ー


ポインセチア 紙細工なる 我が聖夜
(ぽいんせちあ かみざいくなる わがせいや)
11148 【季語】 ポインセチア 【季節】 仲冬


熱燗と 韓ドラありて 冬籠り
(あつかんと かんどらありて ふゆごもり)
11149 【季語】 冬籠り 【季節】 三冬


陽の見えぬ 冬の空さえ 益しと言う
(ひのみえぬ ふゆのそらさえ ましという)
11150 【季語】 冬の空 【季節】 三冬


旦那さん 我呼ぶ妹や 冬さなか
(だんなさん われよぶいもや ふゆさなか)
11151 【季語】 冬 【季節】 三冬


コメント
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