駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

13インチスネアの魅力

2011年10月27日 | スネア
10月27日(木)
今月のドラム&リズムマガジン11月号の特集が、「美味しすぎる13インチスネア」ってお題目で、13インチシグネチャー・スネアを出している、近年話題の世界的売れっ子ドラマーのインタビューやら、各社ドラムメーカーの13インチスネアを試打しての叩き比べコメントなどが大々的に掲載されています。
うむうむ、なかなか見応えのある特集でしたし、その比較っぷりも面白かったですね。
オレ的に言わせてもらうと、13インチスネアってもうかなり前からマイブームでして、まあ、今さらって感じでもありまして。
でもこういう特集は嬉しいし、興味深い。
自分が興味を持ってから数年ですが、あれこれと自分の出来る範囲でお試ししました。
13インチスネアに関する評価としては、一言で言えば素晴らしい。
国産のスネアのいくつかは、自分でいじくって確認済みですから、きっぱりと自信を持って言えるんです。
だけど、手に入れるには自費で購入するしかないですから、やっぱり10万円以上する輸入楽器については、手に取って触れることはできませんし何とも言えない。
そりゃ、お金持ちならさっさと購入してそうしてますが、いかんせん普通のビンボー人ですからねえ。
まあ、想像の世界でしかありませんが、相対的に言えば、13インチスネアの世界はかなり門戸が広いということです。
セッテイングも楽だし、各スネアのサウンドが個性的で、ドラマーの考え一つで音色を変えられるという点、しかも音量的にも遜色はないという、こう言ったらスーパー・スネアじゃないかっていうぐらいの利用価値が高いのであります。
ですが、ここで問題提起。
オレ、長いこと13インチスネアと取り組んできましたから、だからこそあえて問題提起。
つか、あえて落ち着いて振り返るのですよ。
往年の14インチスネアの、落ち着き払った深い音を。
そう、あの14インチスネアが何故長い間、「定番」としての地位を確立してきたのか。
それは、長い歴史がやはりあるんですよね。
ロック、ジャズ、クラシック、マーチングと、あらゆる場での不動の地位を確立してきました。
その理由があると。
クラシックの世界についてはウンチク垂れるような知識も経験もありましぇんから、とりあえず五平ってことで。
ひとまず。
ハードロックの世界では、メタル製ならではの衝撃的なズバンズバン抜けるサウンド。
ウッド製のスネアでは、ロックもそうですが、一般的なポップスでも聞くことができる柔らかで暖かいサウンド。
またジャンル的には、ズージャにおける14インチならではの間口の広いが故の渋いブラシサウンドですとかね。
往年のドラマーでは、やはりオレにとって神の、名ドラマーリンゴさん、メルさん、ボンゾさん、ペイスさん、アピスさん、ガッドさんなどが与えてくれた、驚愕のサウンド。
そうなんだな、やっぱり往年の14インチの響きがあっての上での、13インチスネアの個性的サウンドなんだと言えるんじゃないでしょうか。
やはり、スネアはドラマーの言葉であり、意思、魂でもあります。
そう、SOULなんであります。
スネア一発に命をかける、これがドラマーなんですよ。
バンドが生きるも死ぬも、ドラマーのスネアサウンドにかかっているわけですよ。
頑張ろうね。つか、オレこそだった。。。へへへ。
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