10月7日(水) 本日のJOG=45分
先日ザ・スターキーのブログに書いた「リンゴ曲のススメ」で、ザ・ビートルズの公式曲の中でリンゴ・スターがリードボーカルをとる持ち歌11曲を紹介しましたが、今回はドラムを叩きながら歌おう!というコンセプトにして書いてみます。
どうしようか迷いましたが、ドラムのネタなので『駄楽器駄日記』にアップします。
曲順は先のブログと同じく、アルバム発表順ごとにしました。
1.『Boys:ボーイズ』。アルバム「Please Please Me」に収録
テンポ約146の軽快なオールドR&R。
テンポ的にも叩きやすく声も張れて歌いやすい。歌詞も簡単で暗記が苦手な人(ワシ)でも覚えられます。。。
8ビートですが、スネアはウンタタウンタ。バスドラが個性的で、4分音符が基本で小さく鳴っていて不規則にアクセントが入り、コピーしにくい。初心者だったりコピーしないのなら4分音符だけ軽く踏んでしまえば楽。
間奏のギターソロ前に「オーライ、ジョージ!」という振りを、自分のメンバーに替えて歌えばかっこいいかも?ダセーか。。。
2.『I Wanna Be Your Man:彼氏になりたい』。アルバム「With The Beatles」に収録
テンポ約198の速いオールドR&R。初期のリンゴドラミングは、オールドスタイルのR&Rが多くてシビレますね。これはかっちょいいです。スピードがある分Boysよりも跳ねたフィールで突っ走っていますね。
テンポが速いので、叩きながら歌うのはなかなか大変ですが、歌詞はこちらも簡単なのですぐ覚えられますね。
それにしても、所々に入るフィルがコピーしにくいというのがリンゴ節。左から始めると納得できるオカズもあります。唄中でのバスドラが分かりにくいのもリンゴ節。基本として全音符でアクセントを入れているのはよく聞こえますが、時々ドドンと来るタイミングが難しい。コピーしないなら4分音符で弱く踏むと歌いやすい。
でもそれよりちゃんと歌うことが大事なので、忙しすぎるドラミングにならないように、上手いこと手を抜いてみてください。
ハイハットを8分で叩きながら歌うと、この速さだと体が揺れたりするので、自分はチャーリー・ワッツ式にスネアのバックビートにスティックを休ませる中抜き奏法をしています。それで集中して声を張ることができます。
3.『Honey Don't:ハニー・ドント』。アルバム「Beatles for Sale」に収録
テンポ約166のシャッフル。カントリー調なのでスネアは軽く叩き、タンバリンがリズムの主役をなしていますね。
歌詞はサビの繰り返しが多いので覚えるのは難しくはないが、ハイハットのシャッフルをしっかり叩きながら歌えるかが問題ですが、このテンポなら練習次第でOK。
この曲もバスドラが聞こえない曲です。エンディングに少し聞こえるぐらいで、Aメロは全然踏んでいないので、もしメリハリを付けるならサビから2分音符で踏めばいいでしょう。
そして、この曲でもギターソロ前にジョージの名前を連呼します。タイミングを間違えずにちゃんと入れるとクリソツに。
4.『Act Naturally:アクト・ナチュラリー』。アルバム「Help!」に収録
テンポ約191のシャッフル。ドラムは重ねて録音しており、ハイハットとスネアよりもスネアのリムを叩く金属音の方が目立って、それがカントリー調を濃くしています。
歌はメロディーにメリハリがあって良い曲で、とても歌いやすい。サビでコーラスが入ってくるともうゴキゲン。
例によってバスドラが聞こえません。サビでドドン、ドドンとキメのフレーズに入るだけなので、抜いちゃってけっこうですね。歌に集中しましょう。
5.『What Goas On:消えた恋』。アルバム「Rubber Soul」に収録
テンポは約193のカントリー調の軽快な曲。リズムは跳ねているのに、リンゴのドラミングは完全に8ビート。ハイハットの8分音符がきつくて体がぶれるので、中抜き奏法で安定して歌うことをお勧めします。
バスドラは完全にパターン化されているので叩きやすいが、スピードがあるので慣れるまできついかも。ドラミングに慣れたら歌いやすい曲ですね。
6.『Yellow Submarine:イエロー・サブマリン』。アルバム「Revolver」に収録
テンポは約111の、ゆったりとした曲調。ドラミングはバスドラとスネアだけで、超簡単な曲。
とにかく楽しく歌いましょう。リンゴの歌と周りの御囃子がメインなので、メンバーの皆さんに協力してもらうべし。
7.『With A Little Help From My Friend:ウイズ・ア・リトル・ヘルプ・フロム・マイ・フレンド』。アルバム「Sgt.Papper's Lonely ~」に収録
テンポは約109のポップス。よく聞くと、リンゴはリズムパターンをメロディごとに叩き替えていて、ポールのベースラインに寄っているので、完コピするのはなかなか難しい曲。
楽しい曲なので、歌は大らかな感じで歌いましょう。この曲も、コーラスにメンバーの協力が必要ですね。
8.『Don't Pass Me By:ドント・パス・ミー・バイ』。アルバム「The Beatles(ホワイトアルバム)1」に収録
曲調はゆったりとしたカントリーで、テンポ約86。リズムは、鍵盤が後ノリのウンチャ~ウンチャというノリに、フィドルが終始オブリを入れています。
ドラミングは大変難しいタイミングでオカズを入れていて、コピーは大変です。歌に集中するように、簡単な叩き方にする方がお薦め。
リンゴのオリジナル曲なので、楽しんで歌いたい曲です。
9.『Good Night:グッド・ナイト』。アルバム「The Beatles(ホワイトアルバム)2」に収録
テンポ約66。ドラムレスで、オーケストラをバックに気持ちよさそうにリンゴは歌っています。しっとりと歌いましょう。
バンドで演奏というより、ピアノかギターで弾き語りする方がいいかも。
リンゴは、発音も大事に丁寧に歌っています。語尾の”T”がしっかり発音していますね。
10.『Octopus's Garden:オクトパス・ガーデン』。アルバム「Abbey Road」に収録
テンポ約92のおっとりした曲。リンゴの作品らしく、とても特徴があって良い曲ですね。
リズムはポップな軽い8ビートで、決してハネていないのに、カントリー調のノリがハネる感じを出しています。
リズムパターンもしっかり決まっていて完コピーも楽です。歌詞も覚えやすくて歌いやすい。ただし、ノリの軽さに釣られてついつい走りがちになるので要注意です。
11.『Matchbox:マッチ・ボックス』。アルバム「Past Masters-1」に収録
テンポ約164の軽やかなカントリー調ロカビリー。トップシンバルでしっかりハネるといいノリが出ますね。バスドラは単純に1拍3拍で踏んでいます。
カール・パーキンスのカヴァーですが、リンゴは歌詞に自分の名前を付け足して歌っちゃっています。そのせいか、歌詞が早口でついていけないところもあります。
ロカビリーなので歌う時は勢いで行っちゃうってことでいいんじゃないですかね!
以上です。リンゴの歌、皆さんもぜひ叩きながら歌ってみてね!
先日ザ・スターキーのブログに書いた「リンゴ曲のススメ」で、ザ・ビートルズの公式曲の中でリンゴ・スターがリードボーカルをとる持ち歌11曲を紹介しましたが、今回はドラムを叩きながら歌おう!というコンセプトにして書いてみます。
どうしようか迷いましたが、ドラムのネタなので『駄楽器駄日記』にアップします。
曲順は先のブログと同じく、アルバム発表順ごとにしました。
1.『Boys:ボーイズ』。アルバム「Please Please Me」に収録
テンポ約146の軽快なオールドR&R。
テンポ的にも叩きやすく声も張れて歌いやすい。歌詞も簡単で暗記が苦手な人(ワシ)でも覚えられます。。。
8ビートですが、スネアはウンタタウンタ。バスドラが個性的で、4分音符が基本で小さく鳴っていて不規則にアクセントが入り、コピーしにくい。初心者だったりコピーしないのなら4分音符だけ軽く踏んでしまえば楽。
間奏のギターソロ前に「オーライ、ジョージ!」という振りを、自分のメンバーに替えて歌えばかっこいいかも?ダセーか。。。
2.『I Wanna Be Your Man:彼氏になりたい』。アルバム「With The Beatles」に収録
テンポ約198の速いオールドR&R。初期のリンゴドラミングは、オールドスタイルのR&Rが多くてシビレますね。これはかっちょいいです。スピードがある分Boysよりも跳ねたフィールで突っ走っていますね。
テンポが速いので、叩きながら歌うのはなかなか大変ですが、歌詞はこちらも簡単なのですぐ覚えられますね。
それにしても、所々に入るフィルがコピーしにくいというのがリンゴ節。左から始めると納得できるオカズもあります。唄中でのバスドラが分かりにくいのもリンゴ節。基本として全音符でアクセントを入れているのはよく聞こえますが、時々ドドンと来るタイミングが難しい。コピーしないなら4分音符で弱く踏むと歌いやすい。
でもそれよりちゃんと歌うことが大事なので、忙しすぎるドラミングにならないように、上手いこと手を抜いてみてください。
ハイハットを8分で叩きながら歌うと、この速さだと体が揺れたりするので、自分はチャーリー・ワッツ式にスネアのバックビートにスティックを休ませる中抜き奏法をしています。それで集中して声を張ることができます。
3.『Honey Don't:ハニー・ドント』。アルバム「Beatles for Sale」に収録
テンポ約166のシャッフル。カントリー調なのでスネアは軽く叩き、タンバリンがリズムの主役をなしていますね。
歌詞はサビの繰り返しが多いので覚えるのは難しくはないが、ハイハットのシャッフルをしっかり叩きながら歌えるかが問題ですが、このテンポなら練習次第でOK。
この曲もバスドラが聞こえない曲です。エンディングに少し聞こえるぐらいで、Aメロは全然踏んでいないので、もしメリハリを付けるならサビから2分音符で踏めばいいでしょう。
そして、この曲でもギターソロ前にジョージの名前を連呼します。タイミングを間違えずにちゃんと入れるとクリソツに。
4.『Act Naturally:アクト・ナチュラリー』。アルバム「Help!」に収録
テンポ約191のシャッフル。ドラムは重ねて録音しており、ハイハットとスネアよりもスネアのリムを叩く金属音の方が目立って、それがカントリー調を濃くしています。
歌はメロディーにメリハリがあって良い曲で、とても歌いやすい。サビでコーラスが入ってくるともうゴキゲン。
例によってバスドラが聞こえません。サビでドドン、ドドンとキメのフレーズに入るだけなので、抜いちゃってけっこうですね。歌に集中しましょう。
5.『What Goas On:消えた恋』。アルバム「Rubber Soul」に収録
テンポは約193のカントリー調の軽快な曲。リズムは跳ねているのに、リンゴのドラミングは完全に8ビート。ハイハットの8分音符がきつくて体がぶれるので、中抜き奏法で安定して歌うことをお勧めします。
バスドラは完全にパターン化されているので叩きやすいが、スピードがあるので慣れるまできついかも。ドラミングに慣れたら歌いやすい曲ですね。
6.『Yellow Submarine:イエロー・サブマリン』。アルバム「Revolver」に収録
テンポは約111の、ゆったりとした曲調。ドラミングはバスドラとスネアだけで、超簡単な曲。
とにかく楽しく歌いましょう。リンゴの歌と周りの御囃子がメインなので、メンバーの皆さんに協力してもらうべし。
7.『With A Little Help From My Friend:ウイズ・ア・リトル・ヘルプ・フロム・マイ・フレンド』。アルバム「Sgt.Papper's Lonely ~」に収録
テンポは約109のポップス。よく聞くと、リンゴはリズムパターンをメロディごとに叩き替えていて、ポールのベースラインに寄っているので、完コピするのはなかなか難しい曲。
楽しい曲なので、歌は大らかな感じで歌いましょう。この曲も、コーラスにメンバーの協力が必要ですね。
8.『Don't Pass Me By:ドント・パス・ミー・バイ』。アルバム「The Beatles(ホワイトアルバム)1」に収録
曲調はゆったりとしたカントリーで、テンポ約86。リズムは、鍵盤が後ノリのウンチャ~ウンチャというノリに、フィドルが終始オブリを入れています。
ドラミングは大変難しいタイミングでオカズを入れていて、コピーは大変です。歌に集中するように、簡単な叩き方にする方がお薦め。
リンゴのオリジナル曲なので、楽しんで歌いたい曲です。
9.『Good Night:グッド・ナイト』。アルバム「The Beatles(ホワイトアルバム)2」に収録
テンポ約66。ドラムレスで、オーケストラをバックに気持ちよさそうにリンゴは歌っています。しっとりと歌いましょう。
バンドで演奏というより、ピアノかギターで弾き語りする方がいいかも。
リンゴは、発音も大事に丁寧に歌っています。語尾の”T”がしっかり発音していますね。
10.『Octopus's Garden:オクトパス・ガーデン』。アルバム「Abbey Road」に収録
テンポ約92のおっとりした曲。リンゴの作品らしく、とても特徴があって良い曲ですね。
リズムはポップな軽い8ビートで、決してハネていないのに、カントリー調のノリがハネる感じを出しています。
リズムパターンもしっかり決まっていて完コピーも楽です。歌詞も覚えやすくて歌いやすい。ただし、ノリの軽さに釣られてついつい走りがちになるので要注意です。
11.『Matchbox:マッチ・ボックス』。アルバム「Past Masters-1」に収録
テンポ約164の軽やかなカントリー調ロカビリー。トップシンバルでしっかりハネるといいノリが出ますね。バスドラは単純に1拍3拍で踏んでいます。
カール・パーキンスのカヴァーですが、リンゴは歌詞に自分の名前を付け足して歌っちゃっています。そのせいか、歌詞が早口でついていけないところもあります。
ロカビリーなので歌う時は勢いで行っちゃうってことでいいんじゃないですかね!
以上です。リンゴの歌、皆さんもぜひ叩きながら歌ってみてね!