駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

週末!この開放感

2009年07月10日 | 駄日記
7月10日(金)
オレみたい長いことリーマンしてますと、体に染み付いてるこの感覚。
金曜の夜の開放感はたまらんなあ~。
日曜の夜のユウウツ感との温度差は天と地ほど。
だから、たいていライブは金曜の夜にセッテイングしたいんだな。
週末のナチュラル・ハイ・モードの状態で、楽しみにしてくださるお客さんと一緒に完全燃焼したいんです。
自分の属する「CHIPS」や、その前身の「POWDER」などのオールディーズ系バンドでは、たいていこの図式で週末を楽しんできました。
何が素晴らしいって、「明日休みだもん、トコトン出し切っちゃうもんね!」という精神的大盤振る舞いが、いい感じなんだな。
全てが終わったときの疲労感が、ハンパなく気持ち良い。
逆に、「明日は早朝から仕事だもんね、アンコールあってもやめようよ。5分でもいいから早く帰りたいなあ。」なんて気持ちで演奏したとしたら、最高のノリが出るのかと問えば答えは「NO!」でしょう。
まあ、全てがノリだけじゃないんで、だからダメってわけじゃないんだけどさ。
ただ一つ言えるのは、やっつけ仕事的なノリで演奏しても、気持ちが高ぶらなくて自分が楽しくないってこと。これはつまんないね。
あまりにひどい環境で演奏する場合なんかね。「どこでの仕事」とは言えないけど、昔ありましたよ。
それとか、音量とか演奏時間とか曲目などの注文がやたら多い依頼主の場合、こちらも気を遣ってできるだけ合わせるんだけど、盛り上がりには欠けちゃう。
規制が多くて思い切りドラム叩けない演奏って、よくありましたよ。
そんなときに限ってお客さん誰も聞いてなかったりしてね。アンコールどころか拍手さえまばらだったりする。
完全にBGMとしてだけの存在。あ~寂しい。
そんなパーティって、昔よくありました。
バブル全盛の頃って、派手で金をかけたパーティのくせに、あれもこれも盛り込み過ぎちゃって目玉がないから盛り上がらないってのがあった。
そんな場では演奏しても達成感が得られず、ギャラをいただいたとしてもあまり嬉しく思えなかった。
そんなんだったら、全くお金にはならないけど、オレ達を目的に集まってくださるお客さんと一体になって燃え尽きるライブのほうが、何十倍も嬉しいよね。
まあ、ここがオレ達のアマっぽいところなんだけど。
ま、とにかく週末を楽しもうよ。
コメント
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