駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

電子ドラムで練習

2008年05月26日 | ドラム&パーカッション
土曜日はプチ断食をしてたくさん眠ったので、日曜日はまずまずの気分だった。
しかし、朝も相変わらず雨も降り続いていたので、外に出て走るような真似はできなかった。
まあ、そんなことをしたら多分またつぶれちゃったと思うけど。
それでもドラムの練習だけはしてみようかななんて思って、少しだけ練習してみた。
自分の練習台は写真のとおりいまだ健在、5年前に購入したYAMAHAのDTXPRESSⅡであります。
電子ドラムの進歩は日進月歩で、性能は良くなるわ値段は安くなるわで自分のセットは今では化石のような古臭いセットになってしまった。
本当は、引越しする際にローランドの最新型(ド高い!)に買い換えたいという願望があったけど、予算の都合により願望は願望のまま、夢は夢のまま、愛は愛のまま?である。
というわけで、以前の賃貸マンションに置いてあったそのままの姿で、今の家でも凛々しい姿で鎮座しておられます。
今回は、左の足元にローランドの電子ドラム専用のモニターアンプを追加しまして、昼間なら大音量でドラムサウンドで楽しむことも可能にしております。とはいえ、普段はやはり殆んどヘッドホンで使用していますが。
世間のドラマーの皆さんも、自宅では電子ドラムで練習という方のパーセンテージは、最近ではかなりの比率ではないのでしょうか。

で、練習について語ろうというわけなんだけど、当然ながら電子ドラムで練習というのは利点と欠点がありますね。
言うまでもなく、音量という点では文句なしに静かだから、まわりが寝静まった後でなければ練習は可能であります。とはいえ多少は衝撃音があるので、ヘッドホンでの練習をしていても注意が必要です。バスドラに関しては2階以上の部屋の場合にはかなりの振動があると言い切ってもいいでしょう。
まそんなことは誰でも分かりきっているし今さら何をって感じですが、もう一つ利点を挙げてみましょう。
メトロノーム機能が付いており、ドラムパッドの音量に合わせてメトロノームの音量を設定すると、生ドラムでは難しいメトロノームに合わせるリズム練習が容易にできると言う点で効果的ですね。
さらに、パッドの音源を自由に変えられるので、例えばハイハットの踏み込み音の音源をカウベルやクラベスに変更をすると、左足クラーベなどの練習も簡単にできるようになります。

さて、自分も今まで随分といろいろな練習させてもらいましたが、練習の限界というものをつくづくと感じていたりもするわけです。
欠点としては、やはりスティックの跳ね返り感の違いですかね。
この点は、開発時点での最重要項目だったのでしょう。改良に改良を重ねてきたと思いますが、やっぱり本物にはまだ遠く感じますね。
特に、自分のドラムは違うけど最近のメッシュヘッドの跳ね返りはどうしても馴染めないところがあります。慣れの問題でしょうかね。
本物のスネアとか練習台で苦しいスピードでのフレーズが、いとも簡単に苦もなく高速でクリアしてしまう(気がする)のは、やはり欠点と言えるのではなかろうか。
それと、以前にも書いたことがありますが、ミスショットでパッドに触ってしまったときにも「ズドーン!」と鳴ってしまう不自然さにはやはり機械らしさを感じます。
アコースティックの頑固さが恋しくなるときはこんなときですね。

しかし、何と言っても画期的な練習台であることには変わりはないので、欠点を知り尽くした上で利点を徹底的に享受したらいいのであります。
何にしても、宝の持ち腐れはいけませんや。
大いに使い切りましょう。
電子機械なので、あまり使わないと勝手に壊れます。
練習しすぎて肘や関節を壊さない程度に、マシンを駆使して上達しましょうぜ。
コメント
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