POWDER7月定期ライブ
7月27日、浜松銀座ライオンで定期ライブを行った。
もっとも定期とはいえ、1カ月おきなので銀座ライオンでは5月以来のライブだった。
梅雨も明け、夏場の一番いい時期でのライブということで、選曲も夏を意識して「思い出の冬休み」「冬のソナタ」「冷たいアナタ」「危ない雪下ろし」「ゲレンデで下痢をして」「ユー・アー・ザ・雪だるま体型」「もういくつ寝ると和尚様」などをチョイスした。ってそんなわけないじゃん。
つか、こんな曲ないだらっちゅうの。
さて、この日は休みを取って準備を万全にした。
実は普段の仕事が夜勤ということで、ライブの時間に間に合わない日程だったので有給を取った。そして朝はウォーキングで軽く汗をかき、昼間は念願のPCの修理をした。つか掃除をしただけなんだけどね。
夕方になって風呂に入り髪を洗って、リーゼントができるようにディップで基礎の形を作った。これをやっておくと、現場でポマードを軽く撫で付けるだけで簡単にリーゼントが決まるので、慌ただしいライブ直前に髪形が決まらず焦ることがないというわけだ。
そして、ペットボトルのお茶を買う代わりに、体にいいカゴメの野菜ジュースをよく冷やして、水筒に入れてもって行くことにした。これが後でエライ悲劇を生むことになろうとは思いもしなかったが。
万全の体制を整えたオレは、いつもより少し早めに家を出て、いつもの駐車場に入ったが、これがまたすごい混みようで自分が入ったら満車になった。繁華街の中を歩く若者達の数も多く、そうかボーナスが支給され給料日が過ぎてと、世の中は景気がいいのかなと感心してしまった。
ま、おかげでオレ達ドンバにも演奏のお仕事をいただけるということで、ありがたいことである。
いつものようにカートに楽器類を縛り付けて、銀座ライオンまでコロコロと転がしていたわけなんだけど、目の前を二人連れの若いおね―ちゃんがあまりにゆっくり歩いていて邪魔だった。どんな顔をしているか見てみようなどとスケベ心を起こして追い抜きをかけたところで荷崩れを起こし路上に荷物をばら撒いてしまった。あいたた。
そんなこんなでやっとお店に到着すると、何と超満員じゃないですか。う~む、さすがに銀座ライオン。夏といえば生ビール。浜松の繁華街に人が出ると、ビアホールも満員になるということだ。
早速セッテイングをしようと荷物を解いて衣装をカバンから取り出すとガビ~ン!
ナントッ!純白のオープンシャツに水筒の野菜ジュースがこぼれて、襟元というか胸のあたり一体は真っ赤に染まり、まるで殺人現場に残された血糊にまみれた遺品である。心臓一突きって感じで。。。ぞ~っ。

この白い開襟シャツであります。
これは一体何の罰ゲームでしょうか。いつもはスーツバッグにジャケットと一緒に入れてくるのですが、今日は何となく、タオル、替えのパンツ、靴下と一緒にスポーツバッグに入れてきたのだけど、よりによって衣装にだけがまっ赤っ赤で他の衣料には染みてない」のだ。しかも、今日に限って替えのTシャツを持ってきていないのだった。
ライブ開演まで30分以上あるなと思っていたが、これは大変である。パンツと靴下しか着替えがないので、何が何でも洗って着るしかないということでドラムのセッティングもそこそこに、シャツを洗いに従業員専用トイレへ。
折りたたんでいただけに胸から背中、袖へと真っ赤なシミは全体に広がっており、ジャブジャブともみ洗いをして、何とか赤みは消えたのだけど、シャツは濡れ雑巾のように絞っても絞っても水がしたたります。
普通、洗濯機洗いなら脱水という段取りがあって、濡れてはいても水がしたたることはありません。
しかし、今回はトイレでの手洗いで手絞りでありますから、約30分後にはこのびっしょりのシャツに袖を通して演奏するのであります。
ドラムのセッティングやらリーゼント作成時には、ありがたいことにジュンジがドライヤーで暖めてくれて、何とか袖は通したが気持ちの悪さは何ともいえませんなあ。真夏なので我慢はできたが、これが真冬なら無理だと思った。
シャツを着るなり体にべったりとまとわり付いて、しかも裾のほうは重さで水分が集まるのか、ズボンに水分がじわじわと染みてきて、パンツまで気持ち悪く濡れてきた。
演奏が始まり、1ステージ目は4曲目ぐらいまでは気持ちが悪くて調子が出なかったが、終わってみたら、通常のライブで大汗をかいたときと同じような感じになっていた。
とにかく、はじめの4曲は気持ちの悪さに寒気すらして体がこわばってきてしまって、メチャクチャカタイ演奏だったと思う。
まるで新人のように、攻めのドラムができず、語尾の甘いドラミングに終始してしまった。
とりあえず、悲壮な1ステージ目の出来事でした。
7月27日、浜松銀座ライオンで定期ライブを行った。
もっとも定期とはいえ、1カ月おきなので銀座ライオンでは5月以来のライブだった。
梅雨も明け、夏場の一番いい時期でのライブということで、選曲も夏を意識して「思い出の冬休み」「冬のソナタ」「冷たいアナタ」「危ない雪下ろし」「ゲレンデで下痢をして」「ユー・アー・ザ・雪だるま体型」「もういくつ寝ると和尚様」などをチョイスした。ってそんなわけないじゃん。
つか、こんな曲ないだらっちゅうの。
さて、この日は休みを取って準備を万全にした。
実は普段の仕事が夜勤ということで、ライブの時間に間に合わない日程だったので有給を取った。そして朝はウォーキングで軽く汗をかき、昼間は念願のPCの修理をした。つか掃除をしただけなんだけどね。
夕方になって風呂に入り髪を洗って、リーゼントができるようにディップで基礎の形を作った。これをやっておくと、現場でポマードを軽く撫で付けるだけで簡単にリーゼントが決まるので、慌ただしいライブ直前に髪形が決まらず焦ることがないというわけだ。
そして、ペットボトルのお茶を買う代わりに、体にいいカゴメの野菜ジュースをよく冷やして、水筒に入れてもって行くことにした。これが後でエライ悲劇を生むことになろうとは思いもしなかったが。
万全の体制を整えたオレは、いつもより少し早めに家を出て、いつもの駐車場に入ったが、これがまたすごい混みようで自分が入ったら満車になった。繁華街の中を歩く若者達の数も多く、そうかボーナスが支給され給料日が過ぎてと、世の中は景気がいいのかなと感心してしまった。
ま、おかげでオレ達ドンバにも演奏のお仕事をいただけるということで、ありがたいことである。
いつものようにカートに楽器類を縛り付けて、銀座ライオンまでコロコロと転がしていたわけなんだけど、目の前を二人連れの若いおね―ちゃんがあまりにゆっくり歩いていて邪魔だった。どんな顔をしているか見てみようなどとスケベ心を起こして追い抜きをかけたところで荷崩れを起こし路上に荷物をばら撒いてしまった。あいたた。
そんなこんなでやっとお店に到着すると、何と超満員じゃないですか。う~む、さすがに銀座ライオン。夏といえば生ビール。浜松の繁華街に人が出ると、ビアホールも満員になるということだ。
早速セッテイングをしようと荷物を解いて衣装をカバンから取り出すとガビ~ン!
ナントッ!純白のオープンシャツに水筒の野菜ジュースがこぼれて、襟元というか胸のあたり一体は真っ赤に染まり、まるで殺人現場に残された血糊にまみれた遺品である。心臓一突きって感じで。。。ぞ~っ。

この白い開襟シャツであります。
これは一体何の罰ゲームでしょうか。いつもはスーツバッグにジャケットと一緒に入れてくるのですが、今日は何となく、タオル、替えのパンツ、靴下と一緒にスポーツバッグに入れてきたのだけど、よりによって衣装にだけがまっ赤っ赤で他の衣料には染みてない」のだ。しかも、今日に限って替えのTシャツを持ってきていないのだった。
ライブ開演まで30分以上あるなと思っていたが、これは大変である。パンツと靴下しか着替えがないので、何が何でも洗って着るしかないということでドラムのセッティングもそこそこに、シャツを洗いに従業員専用トイレへ。
折りたたんでいただけに胸から背中、袖へと真っ赤なシミは全体に広がっており、ジャブジャブともみ洗いをして、何とか赤みは消えたのだけど、シャツは濡れ雑巾のように絞っても絞っても水がしたたります。
普通、洗濯機洗いなら脱水という段取りがあって、濡れてはいても水がしたたることはありません。
しかし、今回はトイレでの手洗いで手絞りでありますから、約30分後にはこのびっしょりのシャツに袖を通して演奏するのであります。
ドラムのセッティングやらリーゼント作成時には、ありがたいことにジュンジがドライヤーで暖めてくれて、何とか袖は通したが気持ちの悪さは何ともいえませんなあ。真夏なので我慢はできたが、これが真冬なら無理だと思った。
シャツを着るなり体にべったりとまとわり付いて、しかも裾のほうは重さで水分が集まるのか、ズボンに水分がじわじわと染みてきて、パンツまで気持ち悪く濡れてきた。
演奏が始まり、1ステージ目は4曲目ぐらいまでは気持ちが悪くて調子が出なかったが、終わってみたら、通常のライブで大汗をかいたときと同じような感じになっていた。
とにかく、はじめの4曲は気持ちの悪さに寒気すらして体がこわばってきてしまって、メチャクチャカタイ演奏だったと思う。
まるで新人のように、攻めのドラムができず、語尾の甘いドラミングに終始してしまった。
とりあえず、悲壮な1ステージ目の出来事でした。