駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

美しい二胡の調べ

2006年04月08日 | ライブレポ
今夜は豊橋のコットン倶楽部に、長野から遠路はるばる二胡奏者のうみたこさん率いる「emu」さんをお招きして、素晴らしいライブをお送りした。
emuというネームは、ピアノのEmiさんとUmitakoさんの合わせ技でemuなのだそうだ。また、ダチョウの小型みたいなエミューにかけて、ダチョウ倶楽部のようなギャグ集団でありたいということだそうだってかぁ~?ちがうね、鳥のように自由に羽ばたきたいということのようだ。
店内には、はかなくも透きとおった美しい二胡の調べと、クラシカルで心が洗われるような華麗なピアノが響き渡った。
本当に、二胡という楽器はシンプルでありながら、懐の深さを感じさせてくれる楽器である。曲の構成も、クラシック、映画音楽、ゴスペル、ポップスのヒットソングから、本場中国の曲まで多岐にわたり一時も飽きることもなかった。
勿論演奏力は確かで完璧だ。
もっともっと多く人たちに間近に聴いて頂きたかったのだが、残念ながら告知不足のためにお客さんが少なかった。全く申し訳なく思う。ゴメンナサイ~。。。
今夜は花見の最終日なのだろうか、普段の金曜日ならそこそこ集まる若いカップルや若いグループの出足が遅くって、emuさんの帰り時間に間に合わなくなってしまって、お客さんの集まる前に演奏を開始してそのまま終了してしまった。
そのため、WATTSのメンバーとその身内で美しい音楽を独占して堪能してしまうという、非常にもったいない夜だった。
オレがよく知っている、ある子連れのお客さん(ピアニストの女性)によると、「こんなに素晴らしいのなら、定期的に毎月演奏して欲しい。友達や知り合いのピアノ講師を連れてきたい。」みたいなことを話していたが、それは無理でしょう。いくらなんでも遠すぎる。
だが、近い将来また来ていただけるように、準備をしっかり設定して、是非お願いしたいと思う。

サテ、その後はわれらがWATTSのライブだ。

コンスタントにライブをこなしてきており、曲もこなれているし新曲も増えて、演奏に不安はないと思う。勿論出来不出来はその都度あると思うが、ある一定のラインはキープできていると思うが、そこは演奏者でなく、聞いてくれた皆さんが答えるべきところだ。A氏ボーカリスト&バンマスとかJ氏ボーカリストはどう思ったのだろうか。
もっともA氏は酔っ払っていたようだし、J氏はすぐに帰ってしまって答えようがないかもしれない。
コットンでの自分のコンガの音は、モニターにリバーブがかかっているので凄く気持ちがいい。自分の音じゃないみたいだ。
だが、よもするとリバーブにタイミングが遅れがちになるのも否定できない。
このところは、どうしたものか。慣れるしかないかもしれない。
今夜は、ワッちゃんの歌も、ミチヤスのギターも冴えていて、いい気分で演奏できた。
オレは基本的にライブが好きなのだ。いつもライブやっていたいと思う。毎日でも良いが、そうなればきっと、オレは性格が悪いので文句を言いながらイヤイヤやってるように装って毎日演奏するんだろうと思う。
コメント (8)
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