大垣市の 親切ていねいな ふすまと内装工事のお店 【創業80余年 林文香堂】 三代目店主の前向きな日記 

明るく朗らかに、人に親切に、素直に、謙虚に、感謝して の五つの基本を胸に、日々の小さなよろこびを綴ります。

土佐和紙壁紙を貼る

2015年10月12日 | 内装工事
現在施工中の銀行の支店新築工事。

設計事務所の指定により、応接室、渉外室などに土佐和紙壁紙を貼った。

メーカーは香川県の「ハウス・システム」。
採用商品はHW-08F こうぞ入り和紙壁紙。

このメーカーの和紙壁紙の存在は以前から知っていたが、
実際に現場施工するのは初めて。

パテ透けはないか、タッカーの凹みが表面に出るか、ジョイントのおさめをどうするか、
などの課題があった。

会社の作業場で試験貼りを行ない、パテ透けはないと判断した。
タッカーの頭はパテでひろうことにした。

ジョイント部のおさめかたは「みみ残し、右上前、四分重ね」でどうでしょうかと
設計事務所に打診し、了承を得た。

実際の施工。

パテ処理。
パテのエッジ部が表面に出ないよう留意した。



壁紙貼り。
通常と反対に左から貼っていく。右上前にするため。これは表装の世界の常識でもある。
クロスの糊付け機で糊付けができてよかった。
和紙貼りのときにはローラーや刷毛で糊付けしなければならないケースもある。



ジョイント部のおさまり。
「みみ」を残してそのまま重ね貼りしたので、重なり部分が丸く柔らかく仕上がっている。
自然な感じでとてもいい。
施工後のジョイントの目隙きの心配は皆無だ。




設計事務所や、銀行関係者の方々に喜んでもらえるといいな、と思う。


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(有)林文香堂 http://h-bunkoudou.com
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