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大垣市の 親切ていねいな ふすまと内装工事のお店 【創業80余年 林文香堂】 三代目店主の前向きな日記 

明るく朗らかに、人に親切に、素直に、謙虚に、感謝して の五つの基本を胸に、日々の小さなよろこびを綴ります。

戸襖の戸車の異音について

2011年12月29日 | ふすま・表具
戸襖(とぶすま)というのは普通の和襖とちがって、
おもに和室と廊下、和室と洋室の境にある、
2個の戸車で走る建具です。
和室側にはふすま紙が張られており、
反対側は木目の化粧合板やクロス貼りになっていることが多いです。

ゴロゴロ、ゴトゴトという音、あるいはキュルキュルという、
不快な音はしませんか?

①ゴロゴロ音
・敷居の溝にゴミがたまっていませんか?
 左官壁の砂粒とか、固いものがあったりすると戸車が通るたびに
 乗り越えて「ゴトン」となります。
 ⇒一度、戸襖を外して敷居の溝をきれいに掃除してみましょう。

・戸車はスムーズに回りますか?
 戸車の芯棒に髪の毛やほこりが巻きついていることがよくあります。
 抵抗が大きくなり戸車がスムーズに回りません。おのずと戸車と敷居との
 摩擦が大きくなり、敷居の磨耗・戸車の磨耗といった悪循環に陥ります。
 ⇒一度、戸襖を外して戸車をチェックしてみましょう。

②キュルキュル音
 戸車自体が古いタイプのものである場合によくみられます。
 (特に戸車が単色黒のものはこの傾向があります)
 芯棒のサビ、磨耗や摩擦によるものが多いです。
 ⇒CRCシリコンスプレーや5-56など軽く注すだけで直ります。
 直らない場合は、戸車の交換をおすすめします。

戸襖は和襖に比べ重量があり、敷居の磨耗も早いといえます。
戸車も永久的なものでもありません。
また、木の敷居みぞが数十年そのままという場合もありますし、
アルミや塩ビのフラッターレールの場合もあります。
が、アルミのフラッターレールでも年月が経つと磨耗し抵抗が大きくなって
異音がするようになります。
また使用する状況により、開閉の頻度が高いと「ヘタリ」も早くなります。

具合が悪くなる前にチェックしてみましょう。

「これはいかん」「これは困った」というときには
林文香堂0584-75-5115までご一報ください。
適切に診断の上、ベストの対応をいたします。
おまかせください。
今日も2件のお宅でこれらの問題をクリアしてお客様に納得して
いただきました。


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~あなたの街の 親切ていねいな ふすまと内装工事のお店~
(有)林文香堂 http://h-bunkoudou.com
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