大垣市の 親切ていねいな ふすまと内装工事のお店 【創業80余年 林文香堂】 三代目店主の前向きな日記 

明るく朗らかに、人に親切に、素直に、謙虚に、感謝して の五つの基本を胸に、日々の小さなよろこびを綴ります。

障子を太鼓張りする

2017年11月30日 | ふすま・表具
得意先の建具屋さんからのお仕事で太鼓張り障子を作りました。



普通は中の組子の部分に紙を張るのですが、太鼓張りなのでタテヨコ・上下の框も
張りぐるみで、しかも両面張りです。

木製の船底引手は紙が乾いてから切り込んで仕込みます。

紙は女性建築デザイナーさんの指定で紙戸屋のタイ楮・麻紙tk-105を使いました。

紙を張ってしまうと、のこも引けずかんなもかけられません。
建具屋さんが紙張りまえに一旦現場へ持ち込んで建て付けを調整してこられました。

敷居みぞにこすれるといつか必ず紙が破れるので、
下はVレール戸車で走らせ、上部は「すり桟」をあと付けします。なかなかのお手間いりです。

リビングと和室の境として巾900のものが3本、巾1300のものが2本、L型に立ちます。

日中、陽の光を透かすとどんな感じだろう?

夜、部屋の照明を透かすとどんな感じだろう?

いろいろ想像しながら、ぜひ実際を見てみたいものだと思いました。


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(有)林文香堂 http://h-bunkoudou.com
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