和室を明るく快適に

市内の畳屋さんの紹介でふすまの張り替えをさせていただきました。

８帖の座敷。北に８帖、東に８帖。
昔ながらの本屋普請（ほんやぶしん）の造りの立派なお家。

近く法事があるとのことで畳のおもて替えとふすまの張り替えを
思い立ったとのことでした。
加えて小さいお孫さんがみえて、縁側の腰下にヒビの入ったガラス入り障子を
なんとかしたいとのご希望でした。
さらに、間仕切りふすまの上にある、四方カシュー塗り縁の紙貼り欄間の張り替えも
追加で受注しました。

私からの提案で、ガラス障子は安全性を考え、樹脂ガラスに入れ替え、
紙貼り欄間は、ご主人と奥様が選ばれたふすまの柄に合うように、
サンゲツのクロスの中から明るい雲柄と和紙調の市松模様をそれぞれサンプル提出し
採用となりました。

すべて無事おさまり、ふすまの建て付けも直してスルスルと動くようになりました。

和室が明るく新しくなったばかりか、お孫さんの安全に対する考慮や、
ちょっとほかにない遊び心のある色柄がよろこんでいただけました。

「早くご縁さんに見てもらいたいわあ」
という奥様の言葉に満足感が感じられて、とてもうれしかったです。