今、我が家ではこの前紹介した「ウクレレえいじ」がちょっとしたブームだ。
息子甘辛はおろか私でさえも、「うーむ。わからねえ・・・」といったマニアックかつ微妙なシーンのモノマネなんだが、知らない子供が聞いても雰囲気が面白いらしいのだ。
映画「ゴジラ」から志村喬・・・・「あのゴジラが。。。最後の1匹とは、思えない・・・」
たぶん大戸島に現れた50年以上前の初代ゴジラだ。スーパーXが出てくる84年のゴジラには志村喬はいなかった。。。
ゴジラ対デストロイヤで初代ゴジラのオキシジェンデストロイヤが復活し、これによって骨になってしまったゴジラを回収してDNAコンピューターで特生自衛隊が蘇らせたのが「三式機龍」ことメカゴジラだ。
とにかくよく話に出てくる伝説の初代ゴジラは息子甘辛とビデオでチェックしたことはあった。。。
さすがに一言一句までは覚えていない。
お出かけのとき車の中では甘辛がしきりに腕を組んで「あのゴジラが。。。」とマネをしている。
私もつられて「そうじゃねえよ。『アノゴジラガ。。。』」
「あはは。甘辛のほうが似てるじゃん」と妻。
なんてことはない。映画のモノマネではなく、映画のモノマネをしているウクレレえいじのマネで盛り上がってるんだ。。。
お出かけのあと、雨で練習もできないのでだいぶ前にダビングした「初代ゴジラ」のビデオを見た。
晩御飯の準備がされている間にチェックするつもりで見始めたんだが、あの映画は日本が誇る世界史上空前の特撮映画だな。
なにせ上映されたのが1954年、東京タワーもないし新幹線も走っていない。
いつもお約束で破壊されてしまうアイテムがなく、あったのは国会議事堂のみ。。。
戦後10年たたずして奇跡の復興を遂げた東京をもとの焼け野原にしてしまった。
しかし50年以上前なのに、特撮技術はCGを除けば今でも通ずる一級品だろう。放射熱線はキンチョールのようだが、ちゃんと背びれは光るし、鉄塔はアメのように溶け曲がる。
防衛隊(当時自衛隊は無かった)の戦車や戦闘機による攻撃もリアルだ。
さて話を戻すとビデオに見入っていた我々だが、なかなか例のシーンは現れない。。。志村喬は生物学者の山根博士だったんだな。
「ウクレレ・・・」で出てくるほどトボけた老人のような甲高い声ではなく、結構重みあるじゃんか。。。
息子甘辛も「なんか声、ちがくねえか?」
物語はどんどん進みゴジラは東京へ上陸、防衛隊との戦闘が始まった。志村喬の山根博士は
「水爆実験にも耐えたゴジラの生命力をなぜ研究しようとせんのだ・・・?」
ゴジラの攻撃・抹殺には大反対だった。しかし、ゴジラは防衛隊の攻撃をものともせず、東京を火の海とする。
その惨状はどちらかというと大空襲後を思わせる悲しいシーンだった。
半分を過ぎてから私はいやな予感がしていたが、見事に当たっていた。。。
「もしかしてウクレレのアレって最後のシーンか?」
見事的中だった。。。このシーンを求めて結局2時間全部見てしまった。。。
恐怖の殺傷兵器「オキシジェン・デストロイヤー」を開発した隻眼の芹沢博士がゴジラとその頭脳を葬るため自らを犠牲にしてゴジラは骨になってしまった。。。
調査船上から悲しむ娘とその恋人(宝田明)を横につぶやくのだ。
「あのゴジラが。。。最後の一匹とは、思えない・・・」
古代恐竜の生き残りが巨大化した不滅の怪獣がゴジラで、それは今、目の前で骨になって死んだが、人類が水爆実験などという行為を続ける限り、第2、第3のゴジラが現れるはずだ、という警告の意味だろう。
結構重たいシーンだ。セリフも重たいし、志村喬の声も重厚だった。。。
はぁ。。。オレたち何やってんだろ、とも思ったが「初代ゴジラ」自体は時代を超えて新鮮に我々の目に映ったのだ。
そしてウクレレえいじさんに一言。
「全然似てねえじゃん。。。」
息子甘辛はおろか私でさえも、「うーむ。わからねえ・・・」といったマニアックかつ微妙なシーンのモノマネなんだが、知らない子供が聞いても雰囲気が面白いらしいのだ。
映画「ゴジラ」から志村喬・・・・「あのゴジラが。。。最後の1匹とは、思えない・・・」
たぶん大戸島に現れた50年以上前の初代ゴジラだ。スーパーXが出てくる84年のゴジラには志村喬はいなかった。。。
ゴジラ対デストロイヤで初代ゴジラのオキシジェンデストロイヤが復活し、これによって骨になってしまったゴジラを回収してDNAコンピューターで特生自衛隊が蘇らせたのが「三式機龍」ことメカゴジラだ。
とにかくよく話に出てくる伝説の初代ゴジラは息子甘辛とビデオでチェックしたことはあった。。。
さすがに一言一句までは覚えていない。
お出かけのとき車の中では甘辛がしきりに腕を組んで「あのゴジラが。。。」とマネをしている。
私もつられて「そうじゃねえよ。『アノゴジラガ。。。』」
「あはは。甘辛のほうが似てるじゃん」と妻。
なんてことはない。映画のモノマネではなく、映画のモノマネをしているウクレレえいじのマネで盛り上がってるんだ。。。
お出かけのあと、雨で練習もできないのでだいぶ前にダビングした「初代ゴジラ」のビデオを見た。
晩御飯の準備がされている間にチェックするつもりで見始めたんだが、あの映画は日本が誇る世界史上空前の特撮映画だな。
なにせ上映されたのが1954年、東京タワーもないし新幹線も走っていない。
いつもお約束で破壊されてしまうアイテムがなく、あったのは国会議事堂のみ。。。
戦後10年たたずして奇跡の復興を遂げた東京をもとの焼け野原にしてしまった。
しかし50年以上前なのに、特撮技術はCGを除けば今でも通ずる一級品だろう。放射熱線はキンチョールのようだが、ちゃんと背びれは光るし、鉄塔はアメのように溶け曲がる。
防衛隊(当時自衛隊は無かった)の戦車や戦闘機による攻撃もリアルだ。
さて話を戻すとビデオに見入っていた我々だが、なかなか例のシーンは現れない。。。志村喬は生物学者の山根博士だったんだな。
「ウクレレ・・・」で出てくるほどトボけた老人のような甲高い声ではなく、結構重みあるじゃんか。。。
息子甘辛も「なんか声、ちがくねえか?」
物語はどんどん進みゴジラは東京へ上陸、防衛隊との戦闘が始まった。志村喬の山根博士は
「水爆実験にも耐えたゴジラの生命力をなぜ研究しようとせんのだ・・・?」
ゴジラの攻撃・抹殺には大反対だった。しかし、ゴジラは防衛隊の攻撃をものともせず、東京を火の海とする。
その惨状はどちらかというと大空襲後を思わせる悲しいシーンだった。
半分を過ぎてから私はいやな予感がしていたが、見事に当たっていた。。。
「もしかしてウクレレのアレって最後のシーンか?」
見事的中だった。。。このシーンを求めて結局2時間全部見てしまった。。。
恐怖の殺傷兵器「オキシジェン・デストロイヤー」を開発した隻眼の芹沢博士がゴジラとその頭脳を葬るため自らを犠牲にしてゴジラは骨になってしまった。。。
調査船上から悲しむ娘とその恋人(宝田明)を横につぶやくのだ。
「あのゴジラが。。。最後の一匹とは、思えない・・・」
古代恐竜の生き残りが巨大化した不滅の怪獣がゴジラで、それは今、目の前で骨になって死んだが、人類が水爆実験などという行為を続ける限り、第2、第3のゴジラが現れるはずだ、という警告の意味だろう。
結構重たいシーンだ。セリフも重たいし、志村喬の声も重厚だった。。。
はぁ。。。オレたち何やってんだろ、とも思ったが「初代ゴジラ」自体は時代を超えて新鮮に我々の目に映ったのだ。
そしてウクレレえいじさんに一言。
「全然似てねえじゃん。。。」