今年「試しにやってみる」第一弾として握ったゴルフクラブだが、想定された流れとして関係者総出の「大ゴルフ大会」が開催された。1ヶ月以上前から参加者を募集したようだが、あっと言う間に80名近く集まったそうだ。着任以来、何度も誘われていながらついにはこれまでクラブを握らなかったことから、遠慮してセクションを上げての大々的な大会は控えていたようだが、ゴルフ大好き人ばかりの地方県で悪いことをした、と反省している。会場は前回スティーブに連れられてそのコースデビューした時「心が折れる」ほどぶっ叩いてしまった、法人契約のコースである。土日でもとにかく安いから県内はおろか、日本中の我が社のゴルフ好きがやってくる。ザワさんの前任の「隊長」などはほとんど毎週通っているらしい。
「待ってました!」とばかりに名乗りを挙げた連中は夜な夜な練習場通い。。。しかも時間になると誰ともなく職場から消え失せ、隠れて猛練習しているらしい。本番の前の週、会場となるコースは事前の練習に私が知っているだけでも10人の同僚が訪れている。特別ゲストの予定だった八兵衛までいたというから驚きだ。(全く練習ばっかやってんじゃねーぞ)果敢に参加する女性も3人だが存在した。我がセクション史上初の女性マネージャー「ベッティ」と入社3年目となるハナちゃん、そして月平均2回のラウンドを誇り、レギュラーティから男性顔負けのスーパーショットを見せる「ツカさん」である。さらに我がセクション誇る3Bトリオ(バカという意味ではない?!)、グッチーに、いっけい、そして自分大好きKYOちゃんも健在である。
どうもこの3人、一緒に練習に行くことはないが、それぞれ隠れ練習に勤しんでいたらしい。腕前(ラウンド回数)では一歩抜きん出ているグッチーに至っては、当日の早朝に別のゴルフ場でかなり汗をかくほど直前練習してきたとゲ●した。。。ちなみに自宅から通勤している私はお約束の1番グループだから、東海道線始発電車でやっと間に合う時間である。「これ以上は早く到着できません」という新幹線に乗ってベッティと合流し、朝は徹底的に弱くて早朝練習などできない、いっけいに迎えにきてもらって会場に向かった。7時半くらいにはクラブに到着したのに、既に何十人もやってきていて、ゴルフ場に付属している練習場で汗びっしょりになっっている者が何人もいた。(キミ達、その情熱を仕事に活かしてくれたらねー)
「どーしてもやるの?別に端折ってもいいんじゃないの?」「いや、ちゃんと準備してるんですから、INはおーさんに、OUTは磯辺さんにやってもらいます」
始球式というのをやるらしいのである。通常のゴルフボールのようなのだが、中に仕込みがあって所定の場所にぶち当てると中からキラキラの飾りが現れる特別仕様だという。近年稀に見るほど緊張した。「(どうかちゃんと当たって飛んでくれ・・・)」久々に神頼みした。3年間、頑なにクラブを握らなかった自称「スポーツ万能」の私がどれほど下手なのか、皆見物しに来ているように感じた。(むろんそんなことは少しもないのだが)
「どりゃーっ」とぶちかました直後、周囲からは「ナイスショーッ!」という絶賛の拍手を浴びた。弾道、飛翔コース、ともにスーパーショットである。皮肉にもその日一番の出来栄えが始球式だったわけだが、私が「老師、ボクはやりました」と天を仰いだのは言うまでもない。暑くもなく寒くもなく、風もなく、スコアの悪い言い訳の何一つできないコンディションだった。途中の経過を書いても興味ないだろうから書かないが、中々気持ちよく回ることができた。前回のデビュー戦に比べると20打近い大躍進である。(ははは。いかに前回とんでもなかったか・・・)思ったよりもボールも失くさずに済んだが、おーさんが以前に再デビュー記念にプレゼントしてくれたウルトラセブンのボールは3つのうち2つは失くしてしまった。。。
「教わるということ」編で書いたように、今月になってから通っているスポーツクラブのゴルフレッスンを受け始めた。1週間に1回、たまたま大会前日が4回目となった。「明日、コースに出るんですが、何か『これだけでも』という心がけることはありますか?」コーチに尋ねると「うーん、そうですねえ。とりあえず、今月やったことは『忘れましょう』好きにやってみてください。」まったく随分身もふたもないこと言うじゃないか。。。しかしその後詳しく話しを聞いてなるほど、とは思った。
3回、4回習ったとところで、教えたことをできるようになるわけではなく、色んなことを考え過ぎるとかえって泥沼にはまる。自然に好きにやってみて練習ではできたのにコースでできなかったことを持って帰れ、というのである。
それでも私は習ったことは必ず実践してみることにしていた。「クラブを振り上げた時に腰が右にスウェーしないように捩じる」「打ち終わった時に右足の裏を真後ろに必ず向ける」「構えた時に背中を丸めずに出っ尻にする」・・・(いかぬ、いかに初心者の低レベルかバレバレだ)
前々日のフットサル大会のように「オレがボールを持ったら道を開けろ」という訳にもいかぬ。ゴルフは自分との戦いである。「行き先はボールに聞いてくれ」状態なのは否めないが、「好きにやれ」と言われた以上私は自分のポリシーを設定した。
「グリーン周りにボールが見当たらなかったらカップをのぞく。」(これは以前人から指摘されて気付いた自分の習性である)
「空間占有率から計算すれば正面に木があっても当たる確率はわずかである。常にグリーンに向かって打つべし」(安全なところに出してあらためてグリーンを狙うことが性格的にできない)
「ラフであろうが、傾斜があろうが、グリーンに届くクラブで1ミリでもカップに近づくように打つ」(実はマネージメントとしては愚かなスタイルなんだが)
しかし今年のテーマの一つもある「試しにやってみる」だが、ゴルフにこれを適用するとほぼ100%失敗することを学ぶことができた。
麻雀と一緒でゴルフというのも性格(生き様)がはっきり出るものだ。3Bトリオと廻ったりするとその面白いようにその違いが現れてウォッチングしているだけでも面白い。ゴルフに対しては最も真摯な姿勢で向かっているグッチーは多少、ティショットを打つのが遅くてまどろっこしいがそのスタイルは理解しやすい。狙いを定め、入念に素振りし、一球入魂のようなスイングをする。いっけいは対照的にまるで故逸見さんの「正月ビッグ3ゴルフ」の「たけし」のように「あっ」と言う間に打ち終わってしまう。アドレスに入ってから打ち終わるまで全く迷いがない(というより何も考えていない?!)
一番の初心者だが誰よりも個性的なのがKYOちゃんである。元々「自分大好き」「空気読まない」と言われる彼はそのマイペースさをいかんなく発揮している。ティショットでは狙いをじーっと定め、入念に素振りしゆっくりアドレスに入る・・・ところまではグッチーと一緒だが、その先「物理法則から逸脱する」ような軌道のボールを射出するところが違う。しかも彼は目は悪くないはずなのに自分の打ったボールがどこに行ったかまるで見ていない。「石川遼選手だってそこまでは飛ばさんぜ」200メートルも先の川の向こうをアイアン4本抱えて走りながらボールを探している。。。「おい、KYOちゃんよ、ボールそこにあるじゃんか」
グリーンに乗せた後も地面に這いつくばって傾斜や芝を観察していたらしい。今回の大会ではいっけい、KYOちゃん、そしてベッティが同じグループで回ったそうだが、いっけいに言わせれば「あれだけ這いつくばって、打った瞬間全然方向違うんですよ。時間の無駄・・・?!」ベッティ曰く「あれは、スパイダーマンです・・・」ルールではグリーン上ではカップから遠い人から順番に打つのだが、スパイダーマンに変身してしまった彼はそういうことが全く見えなくなってしまうらしい。しかしドン引きされることもなく、笑って済まされるのは彼の愛すべきキャラクターの為せる技であろう。
さて、今回私一緒にプレーしたのは、前編で初登場したスティーブの後任、ミスターと顧客サポートセンター長に着任したマツさん、そして毎度おなじみ特別ゲストの八兵衛である。全く気のおけない先輩&同僚達である。私がクラブを握ったという風の噂を聞き付けたのか、前回のデビュー戦でスティーブ達とご一緒したイッシーを通じて、その会社のエラい人が私のチーフと一緒にプレーしないか申し込んできたという。接待ではないが半表敬ゴルフみたいなものだったが、たまたまスケジューリングされたのがこの大会の翌日・・・私は以前からの予定があってどうしても参加できなかった。代理出席で対応すべきだったが、あいにく前日が我がセクションあげての大ゴルフ大会だ。大方のマネージャーは出場してしまうので、連日というのは頼みにくかったが、ミスターが快く引き受けてくれたのだ。(ありがとうございます!)
特筆すべきなのはやはりこの人、八兵衛である。随分ゴルフ歴は長いようなのだが、以前はスティーブに「アレじゃー、あんまり面白くねえだろなー」と言われていた。「行き先はボールに聞いて」状態でも一つのホールに1回くらいは「次につながる」いいアタリがあるものだ。八兵衛の場合はこれがあまり現れずティショットから「わりゃーっ?!」と裏街道まっしぐら・・・グリーンまでフェアウェイにはあまり姿を見せず、何となく結果オーライを続けて最後に皆と合流する。しかし不思議にボールを失くしたりすることもなく、きちんとグリーンに遅れずに現れる。そして何よりもスコアがまとまっているのは「パット」が天才的に上手なのである。スパイダーKYOちゃんの十分の一くらいの時間しかかけない。というか構えた瞬間にもう打っている。。。我々が軌道を見守る暇もないのだが、それが数メートルの距離をホイホイ入れてしまうのである。マツさんによれば「ありゃ―、何も考えてないねー」
それぞれ、いろんな個性が出て実に面白い大会だった。自分はこの地方に勤務している間だけの限定トライアルとしているからあと何回、何十回まわれるだろうか?当日はドライバーが多いから「アルコール厳禁」、表彰式は翌々日の夜となった。幹事のトミーががんばって色んな賞を用意してくれ、ほぼ半分くらいの人が何か賞品をゲットする予定だった。私も●●賞として妻に買ってきてもらった湘南ワインを差し入れたが、これは偶然ベッティに渡ることになった。ゴルフ歴●十年のツカさんは女性部門で優勝、せっかくなら果敢に出場してくれたもう一人の女性、元ルーキーズのハナちゃんにも何か景品が行かないかなー、と思っていたらなんと驚きの「ドラコン賞」!これには本人が一番驚いていた。年に何回かはこのような大きなイベントで共通感を感じるのもいいものだ。最初で最後にならないように、完全復刻できるようトミーによくよく頼んでおくこととしよう。
「待ってました!」とばかりに名乗りを挙げた連中は夜な夜な練習場通い。。。しかも時間になると誰ともなく職場から消え失せ、隠れて猛練習しているらしい。本番の前の週、会場となるコースは事前の練習に私が知っているだけでも10人の同僚が訪れている。特別ゲストの予定だった八兵衛までいたというから驚きだ。(全く練習ばっかやってんじゃねーぞ)果敢に参加する女性も3人だが存在した。我がセクション史上初の女性マネージャー「ベッティ」と入社3年目となるハナちゃん、そして月平均2回のラウンドを誇り、レギュラーティから男性顔負けのスーパーショットを見せる「ツカさん」である。さらに我がセクション誇る3Bトリオ(バカという意味ではない?!)、グッチーに、いっけい、そして自分大好きKYOちゃんも健在である。
どうもこの3人、一緒に練習に行くことはないが、それぞれ隠れ練習に勤しんでいたらしい。腕前(ラウンド回数)では一歩抜きん出ているグッチーに至っては、当日の早朝に別のゴルフ場でかなり汗をかくほど直前練習してきたとゲ●した。。。ちなみに自宅から通勤している私はお約束の1番グループだから、東海道線始発電車でやっと間に合う時間である。「これ以上は早く到着できません」という新幹線に乗ってベッティと合流し、朝は徹底的に弱くて早朝練習などできない、いっけいに迎えにきてもらって会場に向かった。7時半くらいにはクラブに到着したのに、既に何十人もやってきていて、ゴルフ場に付属している練習場で汗びっしょりになっっている者が何人もいた。(キミ達、その情熱を仕事に活かしてくれたらねー)
「どーしてもやるの?別に端折ってもいいんじゃないの?」「いや、ちゃんと準備してるんですから、INはおーさんに、OUTは磯辺さんにやってもらいます」
始球式というのをやるらしいのである。通常のゴルフボールのようなのだが、中に仕込みがあって所定の場所にぶち当てると中からキラキラの飾りが現れる特別仕様だという。近年稀に見るほど緊張した。「(どうかちゃんと当たって飛んでくれ・・・)」久々に神頼みした。3年間、頑なにクラブを握らなかった自称「スポーツ万能」の私がどれほど下手なのか、皆見物しに来ているように感じた。(むろんそんなことは少しもないのだが)
「どりゃーっ」とぶちかました直後、周囲からは「ナイスショーッ!」という絶賛の拍手を浴びた。弾道、飛翔コース、ともにスーパーショットである。皮肉にもその日一番の出来栄えが始球式だったわけだが、私が「老師、ボクはやりました」と天を仰いだのは言うまでもない。暑くもなく寒くもなく、風もなく、スコアの悪い言い訳の何一つできないコンディションだった。途中の経過を書いても興味ないだろうから書かないが、中々気持ちよく回ることができた。前回のデビュー戦に比べると20打近い大躍進である。(ははは。いかに前回とんでもなかったか・・・)思ったよりもボールも失くさずに済んだが、おーさんが以前に再デビュー記念にプレゼントしてくれたウルトラセブンのボールは3つのうち2つは失くしてしまった。。。
「教わるということ」編で書いたように、今月になってから通っているスポーツクラブのゴルフレッスンを受け始めた。1週間に1回、たまたま大会前日が4回目となった。「明日、コースに出るんですが、何か『これだけでも』という心がけることはありますか?」コーチに尋ねると「うーん、そうですねえ。とりあえず、今月やったことは『忘れましょう』好きにやってみてください。」まったく随分身もふたもないこと言うじゃないか。。。しかしその後詳しく話しを聞いてなるほど、とは思った。
3回、4回習ったとところで、教えたことをできるようになるわけではなく、色んなことを考え過ぎるとかえって泥沼にはまる。自然に好きにやってみて練習ではできたのにコースでできなかったことを持って帰れ、というのである。
それでも私は習ったことは必ず実践してみることにしていた。「クラブを振り上げた時に腰が右にスウェーしないように捩じる」「打ち終わった時に右足の裏を真後ろに必ず向ける」「構えた時に背中を丸めずに出っ尻にする」・・・(いかぬ、いかに初心者の低レベルかバレバレだ)
前々日のフットサル大会のように「オレがボールを持ったら道を開けろ」という訳にもいかぬ。ゴルフは自分との戦いである。「行き先はボールに聞いてくれ」状態なのは否めないが、「好きにやれ」と言われた以上私は自分のポリシーを設定した。
「グリーン周りにボールが見当たらなかったらカップをのぞく。」(これは以前人から指摘されて気付いた自分の習性である)
「空間占有率から計算すれば正面に木があっても当たる確率はわずかである。常にグリーンに向かって打つべし」(安全なところに出してあらためてグリーンを狙うことが性格的にできない)
「ラフであろうが、傾斜があろうが、グリーンに届くクラブで1ミリでもカップに近づくように打つ」(実はマネージメントとしては愚かなスタイルなんだが)
しかし今年のテーマの一つもある「試しにやってみる」だが、ゴルフにこれを適用するとほぼ100%失敗することを学ぶことができた。
麻雀と一緒でゴルフというのも性格(生き様)がはっきり出るものだ。3Bトリオと廻ったりするとその面白いようにその違いが現れてウォッチングしているだけでも面白い。ゴルフに対しては最も真摯な姿勢で向かっているグッチーは多少、ティショットを打つのが遅くてまどろっこしいがそのスタイルは理解しやすい。狙いを定め、入念に素振りし、一球入魂のようなスイングをする。いっけいは対照的にまるで故逸見さんの「正月ビッグ3ゴルフ」の「たけし」のように「あっ」と言う間に打ち終わってしまう。アドレスに入ってから打ち終わるまで全く迷いがない(というより何も考えていない?!)
一番の初心者だが誰よりも個性的なのがKYOちゃんである。元々「自分大好き」「空気読まない」と言われる彼はそのマイペースさをいかんなく発揮している。ティショットでは狙いをじーっと定め、入念に素振りしゆっくりアドレスに入る・・・ところまではグッチーと一緒だが、その先「物理法則から逸脱する」ような軌道のボールを射出するところが違う。しかも彼は目は悪くないはずなのに自分の打ったボールがどこに行ったかまるで見ていない。「石川遼選手だってそこまでは飛ばさんぜ」200メートルも先の川の向こうをアイアン4本抱えて走りながらボールを探している。。。「おい、KYOちゃんよ、ボールそこにあるじゃんか」
グリーンに乗せた後も地面に這いつくばって傾斜や芝を観察していたらしい。今回の大会ではいっけい、KYOちゃん、そしてベッティが同じグループで回ったそうだが、いっけいに言わせれば「あれだけ這いつくばって、打った瞬間全然方向違うんですよ。時間の無駄・・・?!」ベッティ曰く「あれは、スパイダーマンです・・・」ルールではグリーン上ではカップから遠い人から順番に打つのだが、スパイダーマンに変身してしまった彼はそういうことが全く見えなくなってしまうらしい。しかしドン引きされることもなく、笑って済まされるのは彼の愛すべきキャラクターの為せる技であろう。
さて、今回私一緒にプレーしたのは、前編で初登場したスティーブの後任、ミスターと顧客サポートセンター長に着任したマツさん、そして毎度おなじみ特別ゲストの八兵衛である。全く気のおけない先輩&同僚達である。私がクラブを握ったという風の噂を聞き付けたのか、前回のデビュー戦でスティーブ達とご一緒したイッシーを通じて、その会社のエラい人が私のチーフと一緒にプレーしないか申し込んできたという。接待ではないが半表敬ゴルフみたいなものだったが、たまたまスケジューリングされたのがこの大会の翌日・・・私は以前からの予定があってどうしても参加できなかった。代理出席で対応すべきだったが、あいにく前日が我がセクションあげての大ゴルフ大会だ。大方のマネージャーは出場してしまうので、連日というのは頼みにくかったが、ミスターが快く引き受けてくれたのだ。(ありがとうございます!)
特筆すべきなのはやはりこの人、八兵衛である。随分ゴルフ歴は長いようなのだが、以前はスティーブに「アレじゃー、あんまり面白くねえだろなー」と言われていた。「行き先はボールに聞いて」状態でも一つのホールに1回くらいは「次につながる」いいアタリがあるものだ。八兵衛の場合はこれがあまり現れずティショットから「わりゃーっ?!」と裏街道まっしぐら・・・グリーンまでフェアウェイにはあまり姿を見せず、何となく結果オーライを続けて最後に皆と合流する。しかし不思議にボールを失くしたりすることもなく、きちんとグリーンに遅れずに現れる。そして何よりもスコアがまとまっているのは「パット」が天才的に上手なのである。スパイダーKYOちゃんの十分の一くらいの時間しかかけない。というか構えた瞬間にもう打っている。。。我々が軌道を見守る暇もないのだが、それが数メートルの距離をホイホイ入れてしまうのである。マツさんによれば「ありゃ―、何も考えてないねー」
それぞれ、いろんな個性が出て実に面白い大会だった。自分はこの地方に勤務している間だけの限定トライアルとしているからあと何回、何十回まわれるだろうか?当日はドライバーが多いから「アルコール厳禁」、表彰式は翌々日の夜となった。幹事のトミーががんばって色んな賞を用意してくれ、ほぼ半分くらいの人が何か賞品をゲットする予定だった。私も●●賞として妻に買ってきてもらった湘南ワインを差し入れたが、これは偶然ベッティに渡ることになった。ゴルフ歴●十年のツカさんは女性部門で優勝、せっかくなら果敢に出場してくれたもう一人の女性、元ルーキーズのハナちゃんにも何か景品が行かないかなー、と思っていたらなんと驚きの「ドラコン賞」!これには本人が一番驚いていた。年に何回かはこのような大きなイベントで共通感を感じるのもいいものだ。最初で最後にならないように、完全復刻できるようトミーによくよく頼んでおくこととしよう。