「今年最強の寒波だってよ」スキー場へ向かう準備をする私に妻は気の毒そうに話しかけたが、インターネットのピンポイントで時間別天気をプリントしておこうと予報を見たら、今世紀最強!!!おいおい。。。何でそんな日にスノボデビューが予定されてるんだ?先週も10年ぶりに訪れたのに、目の前10メートルも見えない吹雪で散々な目にあった。まあ、今回はルーキーズも含めてたくさんの仲間がいるし、同じスクールに入ろうとしている初心者?もいるから多少は心強かった。しかし週明けから幹事でスキーヤーのジローくんがインフルエンザでダウン。。。数少ないスキーヤー仲間のはずだった八兵衛も前回のスキーツアーで痛めたところがあるらしく見送り。。。そうなると私がスノーボードをやるとスキーをするのが妻だけになってしまうので、妻も今回はキャンセルすることとなり結局スノボ組だけになってしまった。
先週、吹雪の中のスキーで劣化したゴーグルの隙間から雪が目に入り込み悲惨な思いをした教訓から新品が必ず必要と考え、昔スキーウェアを購入したムラサキスポーツに行ったら何と扱っていない?!駅前に新しくできたBOOK-OFFでスポーツ用品も扱っていると言うので、寄ってみるとスキーが少々、スノボはもうちょっと多いがゴーグルやグローブなどはない・・・ついでに見ようとしたゴルフクラブに至ってはどこにもない。その代わり圧倒的なスペースを占めていたのはサーフボードである。この地方だって今は厳寒の2月だぞ。どういう所なんだこの辺は?!あちこち探してゴーグルはMr.MAXに入っている大型スポーツ店にやっと置いてあった。前回やられたと思う耐寒装備を固め準備を進めた。
翌朝、さすがに出勤タイムよりも早い時間に家を出て、初電から2本目の東海道線で東京へ向かう。いくら何でもこの時間なら座席に座ることはできるが、駅に停車するごとにスノボ客などが増えて行き、横浜ではもう満席になってしまった。日本人とは仕事にも勤勉だが遊びにも熱心なことだ。東京駅はかなりのスノボ客で ごった返しており、先週と同じ「ガーラ湯沢行
き
」に乗るべく、出発ホームに急いだ。が、しかしどうも様子がおかしい・・・電光掲示盤に「ガーラ湯沢行き」がないのである。確かに待ち合わせ時間は25分ほどあるのだが、次発が仙台行きというのもおかしい。改札に戻って「あのぅー、MAXたにがわ44号は何番線の発車ですか?」いつも改札にいる女性駅員は丁寧に専用時刻表を見ながら、「あーっ!44号は土曜日のみの運転ですね」
げげげーっ!では急いで今入線している各駅停車のガーラ湯沢行きに乗らねば!!!エスカレーターを一個飛ばしで駆け上がり、飛び乗った。
一人だけなので座席は確保することができたが、どうも幸先がよくないな。。。妻が用意してくれた朝御飯の「五目ピラフと唐揚げ」弁当を開けたら、車内アナウンスで
「間もなく発車しますが、お客様にお知らせします。本日、ガーラ湯沢スキー場は強風のため終日営業を中止することになりました。周辺のスキー場に無料送迎バスを運行していますので、前売りチケットをお持ちのお客様はガーラ湯沢駅インフォーメーションへいらしてください」
その日2度目のげげげーっ!このまま行っても意味がないかもしれないが、ここでキャンセルすると当日手数料50%をだまって徴収されてしまう。私は急いで合流予定だったグッチーに電話した。
「おはよう!まだ出発してないよな。あのね、今東京なんだけど、ガーラ湯沢スキー場は強風で営業中止だってさ。マイカー組に急いで連絡を取ってどうするか決めてくれないか?オレは定期券だからとりあえずそちらへ向かうけど、どうとでもするから気にしなくていいよ。中止にしてもOKだよ」
まったく参ったなー。弁当を頬張っていると、グッチーからメールが来た。「まだ確定ではありませんが、石打丸山スキー場に変更する方向です」さすが若者はアグレッシブなものだ。私は完全に「めげ」モードでどうやってキャンセル料をかわすかばかり考えていたが、同行グループが行くというのに自分だけ引き返してはいかにも「ヘタレ」に見えてカッコ悪い。。。
大宮で乗り込んできた男子6人グループはガーラ湯沢スキー場の営業中止アナウンスを聞いて、熱く吠えていた。「こういう時こそ本気根性見せるべきだぜ。冬山なんか好天になるわけねえんだ。かえってチャラボーダーがいなくていいじゃんか」
さすが男だけ6人組みの女性っけのない、いかにも体育会系の男子である。横で今時珍しい肉食系男子群の話を聞いていて、何となく私もその気になってしまった。その昔「タイソンさん」と男3人で出掛けたスキーでは、同じように営業開始から終了まで休みなく滑り続け1日の「最高リフト本数」を目指し「鬼のように」滑りまくったものだ。
最初は中止になったら、途中駅(定期券区間)で下車し、そのままグッチーと打ちっ放し練習場でも行こうかと考えていたのだが、段々自分も熱くなってきたのだ。(オレ一人でも「試しにスクール」というのはありかなー。誰も見てないからボロボロでもわからないし。。。)多少の邪なことも脳裏にあったが、今年のテーマを貫くべく例え私一人になっても初心者スクールでスノボデビューをしてしまおうかと考えていた。そこにグッチーから再びメールが来て「石打丸山で決行です。私もT崎で「たにがわ401号」に乗車します」そうかそうか、強行軍は多いほど心強い。コンディション最悪だがこの悪条件で根性見せるのが必ず次に(ネタにも)つながるのである。
高崎駅を過ぎるあたりまではほとんど雲ひとつない鮮やかな晴天だったのだ。ところが長いトンネルを通り抜けて上毛高原駅へ到着する頃には天候は激変しており、真横からの吹雪でいきなり「やばいかも」と思われた。
先ほどの「熱き男達」も含めて先週と同様、大体の本格スノーボーダーは越後湯沢で下車して行った。終点ガーラ湯沢駅へ到着すると外はもう、すぐ目の前すら見えないほどの猛吹雪、改札の出口では係員に問い合わせる乗客でごった返していた。グッチー、ジュンちゃんと無事合流したが、お互いに苦笑いだ。乗用車組に連絡を取ってみると朝の5時半に出発した猛烈グループは格安のレンタルボードを借りて既にスキー場入りしているという。一寸先も見えない、いつ閉鎖されてもおかしくない状態だという。他の乗用車組は若干悲惨で、高速が通行止めになってしまい、待機しているか別ルートで大渋滞に巻き込まれているかどちらかだった。
グッチーやジュンちゃんは普通に片道切符で来たらしいが、こういう状況なのでこのまま新幹線で帰ったとしても全額払い戻しになるらしい。(帰りは切符なしで乗車)私の「ワンデーGALA」チケットは往復の新幹線とリフト券、レンタルボードも前売りでセット購入していたが、何と全額払い戻ししてもらえるという。紙面を詳しく読むと「周辺スキー場で一本でもリフトが運行していたら旅行継続可と見なす」とか
「当日は当社に帰すべき理由のない限り一旦乗車した券は払い戻さない」とか色々高飛車(まあ、格安って普通そうだが)、インフォメーションセンターでは列ができているものの係員が手際よく「営業中止」の証明印を押して乗客をさばいている。冷たいことを言ったらバーニング・ゴジラのように暴れてやろうかと思っていたら、往復に乗車した券も全て全額払い戻しとはJRも意外に太っ腹なものだ。
帰りの始発の新幹線は改札からそのまま乗ってよいということだが、準備の関係で開くまでに1時間近く空いてしまう。乗用車組はこちらの事情を話して引き返してもらうことにした。場内は意外にも先ほど車内にいた熱血グループのような人が多いらしく、果敢にもレンタルスキーを抱えて無料送迎バス乗り場に向かう人の方が多かった。「おみやげ屋でビールでも買ってくるか・・・」まだ時刻にして午前9時前だったが、やることがなくなった我々は缶ビールとつまみを買い込み、端っこのテーブルを陣取ってグビグビ飲み始めたのだった。2本目を空けたときにそろそろ改札の開く時刻となり、帰りのたにがわ号に乗り込んだのだった。発車間際にジュンちゃんが果敢にも追加のビールを走って買いに行き、何とか間に合ったところで列車が動き出して、猛吹雪のガーラ湯沢を後にした。
来る時にように長いトンネルを出ると、やはり「晴天」なのである。車内の乗客は皆、吹雪でスノボを諦めて帰ってきた人だったので、大きなどよめきが走った。「なんなんだ?この天気の違いは・・・?!」高崎駅で結構な数の人が乗り込んできた。隣席に座ったおじさんが「ずいぶん乗ってんな。何かあったのかい?」「新潟のスキー場が強風で営業中止になっちゃって・・・」
3本目を空けた私は途中下車するグッチーたちと別れ、東京まで眠り込んでしまった。時間は午前10時過ぎである。東海道線を乗り継いで帰宅したのが丁度昼頃・・・何か朝方の悪い夢でも見たような気分だった。しかしこれで2回連続でスノボデビューはお流れになった。。。何やら縁がないのかなー。
朝早かったから休息がてらもう少し昼寝して、活動再開したのは午後3時頃だ。湘南ゴルフリゾートでまた練習しようかと思ったが、日曜日の午後で混雑していそうだったので、いつものスポーツクラブへ向かった。ビールを飲んで約6時間経過しているが、消費エネルギーと心拍数では無謀とも思える、中級のステップ系クラスをぶっつけ1時間半・・・飲んだ水分は全部外部に放出してしまった。(健康のための運動だが、これは絶対身体に悪い?!)サウナまでゆっくり入ってさすがにバテ気味に帰宅するとちょうどダブルヘッダーの試合を終えたらしい息子甘辛からメールがきていた。「今終わった。いけんじゃね?」相変わらず短すぎて意味不明に見えるが、前日上映が始まった「劇場版とある魔術の禁書目録」のことである。
甘辛やその友人たちで流行っているライトノベルで大人たちにも結構人気がある。文庫本は二十数冊出ているが、私も全巻読破している。雑食系なので本の分野は全然問わないし、甘辛とよく内容を語り合う。夜間上映は中学生は観覧禁止かと思ったが、23時前に終了する上映ならOKということだ。ネットでは時間の関係で行ってみないと席があるか分からない状態だったので、辻堂の109シネマズまで妻に送ってもらい、空席状況を聞いてみた。1日に4回上映されるようだが、最終の回以外は全て満席ということだ。我が父子は21時上映開始の最終の回のチケットをぎりぎり購入し、待っていた妻と3人で食事をして再び映画館へ戻った。この映画が終了したのが22時40分、帰宅したのは23時を回っていた・・・・いやー、さすがに疲れた。日本を今世紀最強寒波が襲った長ーい1日だった。
先週、吹雪の中のスキーで劣化したゴーグルの隙間から雪が目に入り込み悲惨な思いをした教訓から新品が必ず必要と考え、昔スキーウェアを購入したムラサキスポーツに行ったら何と扱っていない?!駅前に新しくできたBOOK-OFFでスポーツ用品も扱っていると言うので、寄ってみるとスキーが少々、スノボはもうちょっと多いがゴーグルやグローブなどはない・・・ついでに見ようとしたゴルフクラブに至ってはどこにもない。その代わり圧倒的なスペースを占めていたのはサーフボードである。この地方だって今は厳寒の2月だぞ。どういう所なんだこの辺は?!あちこち探してゴーグルはMr.MAXに入っている大型スポーツ店にやっと置いてあった。前回やられたと思う耐寒装備を固め準備を進めた。
翌朝、さすがに出勤タイムよりも早い時間に家を出て、初電から2本目の東海道線で東京へ向かう。いくら何でもこの時間なら座席に座ることはできるが、駅に停車するごとにスノボ客などが増えて行き、横浜ではもう満席になってしまった。日本人とは仕事にも勤勉だが遊びにも熱心なことだ。東京駅はかなりのスノボ客で ごった返しており、先週と同じ「ガーラ湯沢行
き
」に乗るべく、出発ホームに急いだ。が、しかしどうも様子がおかしい・・・電光掲示盤に「ガーラ湯沢行き」がないのである。確かに待ち合わせ時間は25分ほどあるのだが、次発が仙台行きというのもおかしい。改札に戻って「あのぅー、MAXたにがわ44号は何番線の発車ですか?」いつも改札にいる女性駅員は丁寧に専用時刻表を見ながら、「あーっ!44号は土曜日のみの運転ですね」
げげげーっ!では急いで今入線している各駅停車のガーラ湯沢行きに乗らねば!!!エスカレーターを一個飛ばしで駆け上がり、飛び乗った。
一人だけなので座席は確保することができたが、どうも幸先がよくないな。。。妻が用意してくれた朝御飯の「五目ピラフと唐揚げ」弁当を開けたら、車内アナウンスで
「間もなく発車しますが、お客様にお知らせします。本日、ガーラ湯沢スキー場は強風のため終日営業を中止することになりました。周辺のスキー場に無料送迎バスを運行していますので、前売りチケットをお持ちのお客様はガーラ湯沢駅インフォーメーションへいらしてください」
その日2度目のげげげーっ!このまま行っても意味がないかもしれないが、ここでキャンセルすると当日手数料50%をだまって徴収されてしまう。私は急いで合流予定だったグッチーに電話した。
「おはよう!まだ出発してないよな。あのね、今東京なんだけど、ガーラ湯沢スキー場は強風で営業中止だってさ。マイカー組に急いで連絡を取ってどうするか決めてくれないか?オレは定期券だからとりあえずそちらへ向かうけど、どうとでもするから気にしなくていいよ。中止にしてもOKだよ」
まったく参ったなー。弁当を頬張っていると、グッチーからメールが来た。「まだ確定ではありませんが、石打丸山スキー場に変更する方向です」さすが若者はアグレッシブなものだ。私は完全に「めげ」モードでどうやってキャンセル料をかわすかばかり考えていたが、同行グループが行くというのに自分だけ引き返してはいかにも「ヘタレ」に見えてカッコ悪い。。。
大宮で乗り込んできた男子6人グループはガーラ湯沢スキー場の営業中止アナウンスを聞いて、熱く吠えていた。「こういう時こそ本気根性見せるべきだぜ。冬山なんか好天になるわけねえんだ。かえってチャラボーダーがいなくていいじゃんか」
さすが男だけ6人組みの女性っけのない、いかにも体育会系の男子である。横で今時珍しい肉食系男子群の話を聞いていて、何となく私もその気になってしまった。その昔「タイソンさん」と男3人で出掛けたスキーでは、同じように営業開始から終了まで休みなく滑り続け1日の「最高リフト本数」を目指し「鬼のように」滑りまくったものだ。
最初は中止になったら、途中駅(定期券区間)で下車し、そのままグッチーと打ちっ放し練習場でも行こうかと考えていたのだが、段々自分も熱くなってきたのだ。(オレ一人でも「試しにスクール」というのはありかなー。誰も見てないからボロボロでもわからないし。。。)多少の邪なことも脳裏にあったが、今年のテーマを貫くべく例え私一人になっても初心者スクールでスノボデビューをしてしまおうかと考えていた。そこにグッチーから再びメールが来て「石打丸山で決行です。私もT崎で「たにがわ401号」に乗車します」そうかそうか、強行軍は多いほど心強い。コンディション最悪だがこの悪条件で根性見せるのが必ず次に(ネタにも)つながるのである。
高崎駅を過ぎるあたりまではほとんど雲ひとつない鮮やかな晴天だったのだ。ところが長いトンネルを通り抜けて上毛高原駅へ到着する頃には天候は激変しており、真横からの吹雪でいきなり「やばいかも」と思われた。
先ほどの「熱き男達」も含めて先週と同様、大体の本格スノーボーダーは越後湯沢で下車して行った。終点ガーラ湯沢駅へ到着すると外はもう、すぐ目の前すら見えないほどの猛吹雪、改札の出口では係員に問い合わせる乗客でごった返していた。グッチー、ジュンちゃんと無事合流したが、お互いに苦笑いだ。乗用車組に連絡を取ってみると朝の5時半に出発した猛烈グループは格安のレンタルボードを借りて既にスキー場入りしているという。一寸先も見えない、いつ閉鎖されてもおかしくない状態だという。他の乗用車組は若干悲惨で、高速が通行止めになってしまい、待機しているか別ルートで大渋滞に巻き込まれているかどちらかだった。
グッチーやジュンちゃんは普通に片道切符で来たらしいが、こういう状況なのでこのまま新幹線で帰ったとしても全額払い戻しになるらしい。(帰りは切符なしで乗車)私の「ワンデーGALA」チケットは往復の新幹線とリフト券、レンタルボードも前売りでセット購入していたが、何と全額払い戻ししてもらえるという。紙面を詳しく読むと「周辺スキー場で一本でもリフトが運行していたら旅行継続可と見なす」とか
「当日は当社に帰すべき理由のない限り一旦乗車した券は払い戻さない」とか色々高飛車(まあ、格安って普通そうだが)、インフォメーションセンターでは列ができているものの係員が手際よく「営業中止」の証明印を押して乗客をさばいている。冷たいことを言ったらバーニング・ゴジラのように暴れてやろうかと思っていたら、往復に乗車した券も全て全額払い戻しとはJRも意外に太っ腹なものだ。
帰りの始発の新幹線は改札からそのまま乗ってよいということだが、準備の関係で開くまでに1時間近く空いてしまう。乗用車組はこちらの事情を話して引き返してもらうことにした。場内は意外にも先ほど車内にいた熱血グループのような人が多いらしく、果敢にもレンタルスキーを抱えて無料送迎バス乗り場に向かう人の方が多かった。「おみやげ屋でビールでも買ってくるか・・・」まだ時刻にして午前9時前だったが、やることがなくなった我々は缶ビールとつまみを買い込み、端っこのテーブルを陣取ってグビグビ飲み始めたのだった。2本目を空けたときにそろそろ改札の開く時刻となり、帰りのたにがわ号に乗り込んだのだった。発車間際にジュンちゃんが果敢にも追加のビールを走って買いに行き、何とか間に合ったところで列車が動き出して、猛吹雪のガーラ湯沢を後にした。
来る時にように長いトンネルを出ると、やはり「晴天」なのである。車内の乗客は皆、吹雪でスノボを諦めて帰ってきた人だったので、大きなどよめきが走った。「なんなんだ?この天気の違いは・・・?!」高崎駅で結構な数の人が乗り込んできた。隣席に座ったおじさんが「ずいぶん乗ってんな。何かあったのかい?」「新潟のスキー場が強風で営業中止になっちゃって・・・」
3本目を空けた私は途中下車するグッチーたちと別れ、東京まで眠り込んでしまった。時間は午前10時過ぎである。東海道線を乗り継いで帰宅したのが丁度昼頃・・・何か朝方の悪い夢でも見たような気分だった。しかしこれで2回連続でスノボデビューはお流れになった。。。何やら縁がないのかなー。
朝早かったから休息がてらもう少し昼寝して、活動再開したのは午後3時頃だ。湘南ゴルフリゾートでまた練習しようかと思ったが、日曜日の午後で混雑していそうだったので、いつものスポーツクラブへ向かった。ビールを飲んで約6時間経過しているが、消費エネルギーと心拍数では無謀とも思える、中級のステップ系クラスをぶっつけ1時間半・・・飲んだ水分は全部外部に放出してしまった。(健康のための運動だが、これは絶対身体に悪い?!)サウナまでゆっくり入ってさすがにバテ気味に帰宅するとちょうどダブルヘッダーの試合を終えたらしい息子甘辛からメールがきていた。「今終わった。いけんじゃね?」相変わらず短すぎて意味不明に見えるが、前日上映が始まった「劇場版とある魔術の禁書目録」のことである。
甘辛やその友人たちで流行っているライトノベルで大人たちにも結構人気がある。文庫本は二十数冊出ているが、私も全巻読破している。雑食系なので本の分野は全然問わないし、甘辛とよく内容を語り合う。夜間上映は中学生は観覧禁止かと思ったが、23時前に終了する上映ならOKということだ。ネットでは時間の関係で行ってみないと席があるか分からない状態だったので、辻堂の109シネマズまで妻に送ってもらい、空席状況を聞いてみた。1日に4回上映されるようだが、最終の回以外は全て満席ということだ。我が父子は21時上映開始の最終の回のチケットをぎりぎり購入し、待っていた妻と3人で食事をして再び映画館へ戻った。この映画が終了したのが22時40分、帰宅したのは23時を回っていた・・・・いやー、さすがに疲れた。日本を今世紀最強寒波が襲った長ーい1日だった。