これまた久々に母校のある駅に降り立った。
先日、採用活動に関連してと教授に挨拶に行ったのは言わば分家、私はそこに後半通学していたが、昨日行ったのは前半過ごした本家のキャンパスだ。
許可をいただいて教室を借り、社内のOB、OGが訪れて意見交換するようなイベントだ。
会社説明会みたいな意味もあるのかな。
私も以前から予定を聞かれていたので、何を手伝うのかと思っていたら、第三部の懇親会に来てくれればよいと言う。。。
だいじょぶかな・・・20も齢が違う若者相手に何を話せばいいんだろ?
珍しく仕事が遅くまでかかり、1時間の遅刻でキャンパス近くの宴会会場に着いた。
我が社への就職に興味がある学生ならアレ見てるかな。。。
店に足を踏み入れた途端、女子大生が集まってきて・・・
「わーっ、あのHPに出てたカッコイイ磯辺さんだ!実物見られるなんて感激ぃ~」
「あのぉ、すみません。一緒に写メ撮らせていただけませんか?」
「やったぁ!憧れの磯辺さんの名刺ゲット!」
なーんておいしいことが・・・あるはずない。。。
うちの学校、マイナー路線でしかもマニアっぽいの多いからなあ。
しかし、店のドアを開けた瞬間ほぼ全員がこちらに注目したので緊張した。
やべえ。ホントにイマドキの若者だ。どんな話題なら噛み合うんだろ。
会社から派遣されたOB、OGはだいたい平成二桁入社組がまんべんなくおり、明らかに私だけが浮きあがった「オールドボーイ」だ。
ど真ん中の席に座らされ、向いのちょっとオタクっぽい学生に最初に話しかけた言葉は・・・
「あのぅ。。趣味は何ですか?」
アホかオレ。。。今時お見合いでもそんなこと聞かんわい。
ところがその若者は・・・
「通信ネットワークの構築です」
うーむ。恐るべし。。。その生真面目そうな学生はむしろ研究所っぽい話題を喜んで聞いていた。
いくつかのテーブルをまわっているうちにようやく慣れてきた。
ホントは仕事の話とか会社に入った後の経験談なんてのをお話して学生の参考にしてもらうべきなんだろうけど、考えてみれば会社の人間も含め全員が同門だ。
懐かしい話題についつい飛んでしまう。。。
「こんにちは。磯辺といいます。好きな食べ物は二食(学内の第二食堂)のチキンガーリックでした」
「ねえねえ、『順風』(私が入り浸った雀荘)ってまだあるの?」
「さか本(そばや)は?」
20数年前の思い出に浸らせていただいた。
酒が進んで調子が上がってくると口の軽い私はついついやばげの話もしてしまい。。。
「ちょっちょっと磯辺さん、暴走暴走~」
「いやあ、今のところカットね」
両手をはさみにして、チョキチョキっと番組の編集サインだ。
ただ一人参加していた女性(女子大生だよな)は、「どうしたらこんなにしっかりした学生になれるんだろう」と思えるくらい鉄のような持論を披露していた。
最後に挨拶をさせられたときは
「せっかくこの寒い雪の中をきてくれたんだから、参加した皆さんだけにいいことを教えてあげましょう・・・」
と言って、担当を真っ青にさせた。どうにか軌道修正して事無きを得たが。。。
学生達が喜んで帰っていった後、当然のように反省会にしけこむ。皆、久々のキャンパスなので懐かしいのだ。
ここ十年くらいで入社した者がまんべんなく揃っている。
後半は分家で過ごしたとか、分家に週1回の講義を聞きに行ったとかいう人が結構多いので、さっきまで聞きたくてうずうずしていたことを口にした。
「ねえねえ、●●台駅前のベーカリーで『おっぱいパン』ってやつ売ってたの知らない?」
やっぱりだーれも知らなかった。。。
先日、採用活動に関連してと教授に挨拶に行ったのは言わば分家、私はそこに後半通学していたが、昨日行ったのは前半過ごした本家のキャンパスだ。
許可をいただいて教室を借り、社内のOB、OGが訪れて意見交換するようなイベントだ。
会社説明会みたいな意味もあるのかな。
私も以前から予定を聞かれていたので、何を手伝うのかと思っていたら、第三部の懇親会に来てくれればよいと言う。。。
だいじょぶかな・・・20も齢が違う若者相手に何を話せばいいんだろ?
珍しく仕事が遅くまでかかり、1時間の遅刻でキャンパス近くの宴会会場に着いた。
我が社への就職に興味がある学生ならアレ見てるかな。。。
店に足を踏み入れた途端、女子大生が集まってきて・・・
「わーっ、あのHPに出てたカッコイイ磯辺さんだ!実物見られるなんて感激ぃ~」
「あのぉ、すみません。一緒に写メ撮らせていただけませんか?」
「やったぁ!憧れの磯辺さんの名刺ゲット!」
なーんておいしいことが・・・あるはずない。。。
うちの学校、マイナー路線でしかもマニアっぽいの多いからなあ。
しかし、店のドアを開けた瞬間ほぼ全員がこちらに注目したので緊張した。
やべえ。ホントにイマドキの若者だ。どんな話題なら噛み合うんだろ。
会社から派遣されたOB、OGはだいたい平成二桁入社組がまんべんなくおり、明らかに私だけが浮きあがった「オールドボーイ」だ。
ど真ん中の席に座らされ、向いのちょっとオタクっぽい学生に最初に話しかけた言葉は・・・
「あのぅ。。趣味は何ですか?」
アホかオレ。。。今時お見合いでもそんなこと聞かんわい。
ところがその若者は・・・
「通信ネットワークの構築です」
うーむ。恐るべし。。。その生真面目そうな学生はむしろ研究所っぽい話題を喜んで聞いていた。
いくつかのテーブルをまわっているうちにようやく慣れてきた。
ホントは仕事の話とか会社に入った後の経験談なんてのをお話して学生の参考にしてもらうべきなんだろうけど、考えてみれば会社の人間も含め全員が同門だ。
懐かしい話題についつい飛んでしまう。。。
「こんにちは。磯辺といいます。好きな食べ物は二食(学内の第二食堂)のチキンガーリックでした」
「ねえねえ、『順風』(私が入り浸った雀荘)ってまだあるの?」
「さか本(そばや)は?」
20数年前の思い出に浸らせていただいた。
酒が進んで調子が上がってくると口の軽い私はついついやばげの話もしてしまい。。。
「ちょっちょっと磯辺さん、暴走暴走~」
「いやあ、今のところカットね」
両手をはさみにして、チョキチョキっと番組の編集サインだ。
ただ一人参加していた女性(女子大生だよな)は、「どうしたらこんなにしっかりした学生になれるんだろう」と思えるくらい鉄のような持論を披露していた。
最後に挨拶をさせられたときは
「せっかくこの寒い雪の中をきてくれたんだから、参加した皆さんだけにいいことを教えてあげましょう・・・」
と言って、担当を真っ青にさせた。どうにか軌道修正して事無きを得たが。。。
学生達が喜んで帰っていった後、当然のように反省会にしけこむ。皆、久々のキャンパスなので懐かしいのだ。
ここ十年くらいで入社した者がまんべんなく揃っている。
後半は分家で過ごしたとか、分家に週1回の講義を聞きに行ったとかいう人が結構多いので、さっきまで聞きたくてうずうずしていたことを口にした。
「ねえねえ、●●台駅前のベーカリーで『おっぱいパン』ってやつ売ってたの知らない?」
やっぱりだーれも知らなかった。。。