夏休みの休日

昨日の夕方、灼熱の招待杯から直接サマーキャンプへ向った息子甘辛が、先発していたチームメイトのパパコーチに親切にも送っていただき元気に帰ってきた。
私が会社から帰宅すると、贅沢にも「身体痛え」とか言いながら妻にマッサージさせていた。
親にマッサージさせるとは何事か！やるならオレだろ？

まあ、へばり切っていたのは確かだし、朝はゆっくり寝ていろ。
明日の朝からはチームの合宿だ。芸能人なみにまたいなくなっちゃうんだな。
妻に聞くと、仕事を終えて昼過ぎに家へ帰ってもまだ寝ていたそうだ。

今日も灼熱の１日だ。平日練習は休んだ方がいいんじゃないか、と思っていたらやはり「今日はリームー」とメールで打ってきた。休むらしい。
夏休みを返上してやることがないので、会社を早上がりし自主練習を見ようかと思っていた。

しかし、駅についたら息子は休むらしいので、やはり波乗りに行く事にした。
朝はまったくといっていいほど波は無かったが、夕方はがちゃがちゃではあったが、結構波があった。。。
息子は明日からチームの合宿に出かけて、日曜日に出かけ翌日から別にエントリーしたサッカーキャンプに１週間でかける。

夏休みってそもそも休みなのに、そういう意味で今日は「休日」というタイトルがふさわしい。

「今日はサッカーオリンピック代表の米国戦だったよな」と私。

「オレ、オリンピック代表の試合あんま好きじゃねえんだよ。仕掛ける選手いねえし。。。」

うーむ。かなりいっぱしのこと言ってるな。まあ。、すききらいは自由だからな。

「それよか父ちゃん、今日、『本当に起きた有名人最恐怪談スペシャル』あるぜ！」

さらに、うーむ。。。オレ、オバケに弱いんだよな。
いつも朝暗いうちに目が醒め、インターネット書き込みなどやっていたのだが、最近ちょっと見た心霊ビデオが忘れられなく、パソコンの前に坐った瞬間恐くてしょうがなくなりダッシュでベッドに向い、イビキをかいている息子へしがみついた。

７時から怪談スペシャルは始まったが、リアルなビデオではなく体験談だった。
夏場がこの手のやつが多いが、オレ。。。きらいなんだよな。
芸能人は外泊することが多いので、その外泊先で遭遇した恐い体験話ばかりだった。

今は新幹線や飛行機が発達し、国内出張はほとんどが日帰りだ。
ホテルに泊まるとすれば海外だが、これまで結構海外出張を重ねてきてその手の経験はない。

唯一あったのが、数年前ミラノ・ロンドンに出張したとき。ロンドンのホテルはよく言えば重厚だが、ある意味「出そうな」雰囲気をもつ古い建物だった。
全然うれしくないサービスだが、ベッドの足元正面に何かの肖像画が飾ってあるのだ。
何とか２世とでもいうんだろうか。。。
これがモナリザのように部屋中どこを歩いても目で追われてるような気がするのだ。

マジで部屋を替えてもらおうと思った。しかしフロントで何と言えばいいんだ？
Change the room because of some problem...?
おばけが恐いとは言いたくないし、ヨーロッパだからどの部屋にも何とか２世の肖像画はあるかもしれない。。。

結構有意義な出張だったのだが、このときばかりはほぼ一睡もできなかった。
息子甘辛がキャンプに行ってる間は妻と仲良くしよう。。。どっかに行かれちゃったら、たぶん一人では寝られない。。。
我が家には何も出るわけだはないそうだが、全館木目張りなので夜中に微妙な湿気でピシッ、パシッとドキドキするような音がするのだ。。。