超兵器磯辺2号

幻の超兵器2号。。。
磯辺氏の文才を惜しむ声に応えてコンパクトに再登場。
ウルトラな日々がまたここに綴られる。

降らすなよ

2008-05-31 19:20:49 | 旅行お出かけ
今日(31日)は相変わらず息子甘辛のいるサッカーチームの練習試合が予定されていた。たしか県北エリアの有名なチームだ。
5月の予定表ではほとんど土日のオフは無かったが、今日だけはもともと何も予定されていなかった。

息子甘辛は今日と明日に幕張メッセで開催される「デュエマス戦国武闘会」の前売り券をずっと前から買って楽しみにしていた。
息子ができるゲーム、スポーツ他アトラクションはすべてできないものはない私であったが、このカードゲームだけはどうにもわからん。。。
ポケモンカードならできるんだけどね。

しかし案の定、3,4日前に練習試合が入ったという連絡がきた。
前期リーグ戦も近いし、あの熱心な監督・コーチが何もしないわけがない。
息子はかなりがっかりした様子で、

「練習試合くらいなら休んでもいいんじゃねえか?」

バカモノ!キミはキャプテンだろう。試合に休むなんてありえねえ。

しかたなく仲良しのSちゃんに行くか聞いてみると言っていた。
でもなんとなくあきらめきれずにいるようだ。

「しょうがねえ。こういうときはいつもの・・・」

「ずーぼるてるてはいかんぞ、キャプテンが雨で中止を期待するようでは。。。」

そのときは天気予報を見ると微妙だったんだ。。。
しかし、昨日の予報では完全に1日雨降りの予報・・・

「お前、雨乞いしてねえだろうな。」

「全然してねえよ。ずーぼるてるても作ってねえし。。。」

しかしここでも彼のミラクルアンチ晴れパワーが炸裂した。
早朝、サーフィンに行こうとしたらものすごい勢いで雨が降ってるじゃんか。。。
あいつ、またしてもやってくれたな。

自分の都合のいいように天気が変わるんだ。
以前も紹介したが、熱出して遠足を休ませたときも突然の豪雨で延期になるし。。。
運動会でもここぞという自分の出番のときだけ晴れるし。

10時半に練習試合中止の連絡が入った。
しょうがねえ。これから幕張メッセ行くか。混んでるだろな・・・
約2時間かけてメッセ会場へ。あそこ千葉だもん、遠いよ。。。

息子甘辛は大張りきりだ。
「勝ちまくってやる!!」

戦国武闘会はなかなかよくできた仕組みになっている。
基本的には我こそは、という子供が集まり入合わせた者どおしカードゲームを闘って勝ち進むというモノだ。
出番がくるまで結構並ぶが、見ていると並んでいるうちに隣の子と友達になっている。

息子甘辛はこういうところがすごいなあ。
私はなかなかできないし、だいたい見ず知らずの人と対戦する勇気なんてほぼ・・・ない。
気弱な私は周りがすべて自分より強く見えて怖気づくんだ。。。

まず予選があって、勝てば「サムライ」コース、負けると「ナイト」コース、それぞれで進み最後までには3回闘うことになる。
ちなみに大人は入れない。。。

まったく連れてく方は退屈この上ないが、なにげに結果は気になるものだ。。。
1回目は予選で敗退・・・がナイトコースで最後まで勝ち進んだ。
2回目は予選通過したが、準決勝でいかにもオタク風のおにいさんに敗退。。。
最後は予選、準決勝と勝ち進み、ついに決勝・・・それもプレーが大画面で場内にモニターされる席だ。

見てても全然わからんかったが、もうちょっとで勝利というところで、ネプチューンシュトロームという奇跡的なカードがでてしまい、惜しくも負けたようだ。。。
聞いても全然わからんが、アップダウンクイズであと一段というところで、ビリだったやつに10段抜きされたようなもんなんだろな。

こっちはへとへとになったが、たまにはいいんだろな。
サッカーばっかじゃねえ。ハンドルもそうだけど2割くらいは遊びをもってなきゃねえ。
やまほど景品をもらい、その場でいっぱい友達を作って帰りの車じゃ爆睡かい。。。

今日はつきあったが、明日はオレの日だ。やまほどメジナ釣ってくるからな。


おもしろメールの悲劇

2008-05-30 23:00:16 | 出来事
久々に重々しぃーい会議に出席した。(ガラでもない)
同業他社や競争相手、役人など一同に会わせ、凍りつくような会合は予測していた。
そんな場だからせめて遅刻しないように行ったが、会場の渋谷には1時間前に着いた。

渋谷の駅って懐かしいなあ。学生のとき以来か。。。
もちろん朝10時前なんてどこもやってないから、ハチ公前含め思い出にひたってもそう時間をつぶせはしない。

息子と朝トレをやって、時間的に問題はないが私はそもそも喫茶店で時間をつぶすなんていう習慣がない。。。
駅構内の本屋で時間をつぶす以外に手段がなかった。
最新の売れ筋の本とか分かるし。。。

目についたのが、SPA・・・もともと品性的にあまり好きではなかったが、今回の特集「これをやったらオヤジ。。ベスト20」に引かれた。
内容はここでは言わん。全然OKだな。。。。

次ぎに見たのが、「携帯で見る面白メール」っていったかな?
このハンドブックが私に悪夢をもたらした。。。
全然つまんない話なんだよ。でも重い雰囲気ではそればっか思い出すのだ。。。

たかが、「エースがちんこ対決」というフレーズだけなのだ。
「ガチンコ対決」だろ?
「ちんこ」で対決しないよな。しかもエースが。。。(下ネタでごめん)

このシーンを思い浮かべた私は、凍り付いていた会議で一人笑いを噛み殺すのに全身全霊を使っていた。。。
両手で顔を多い、紙資料で口を被い、まるで公家のようだった。
御通夜や重苦しい会議の前にこの手の本を眺めるとエライことになるものだ。

キオスク

2008-05-29 23:23:17 | ホビー
通勤でよく使う東海道線の駅にずいぶん前だが、列車の形をしたキオスクが出現した。

その昔、東京駅にも「湘南電車」という案内板があった。
この形の列車はほんの子供の頃、うっすら乗った覚えがある。

二つドアの古めかしいやつで、冷房がたしかないので、夏場はこれにあたってしまうとハズレだった。
前の職場には実に多岐にわたる趣味をたしなみ(正しくは昔たしなみ)、マニアックな話題には万能を誇るツワモノがいた。
マニアックファンとして対等に話せたのは特撮・アニメ系、唯一上をいけたのはご存じウルトラの話題のみだった。

いつだったか

「昔、子供の頃乗った覚えがある、湘南電車のキオスクができてたよ」と写真を見せると

「ああ、80系ですね。この車両、愛されてましたからねえ」

という答えが0.5秒で帰ってきた。。。

鉄道の中でも特別なジャンルに思い入れがあり、何でもEF63という有名な電気機関車の崇拝者らしい。
一般の鉄道車両はそのままでは走行できない66.7‰の急勾配を二重連結で引っ張ったり押したりした最強(という言葉オレもよく使うなあ)の電気機関車と聞いた。

何でも電車側乗務員と連絡を取りながらブレーキをかけたり、パワーを制御する「協調運転」がマニアでは目玉だったらしい。
以前に職場で旅行に行ったときに、新宿から自家用車に乗せてもらった。
2時間ほどの行程で、実にすばらしい乗り心地の車だったが、たしか到着するまでこの「協調運転」を録音したテープを聞かされた。。。

ガタンゴトン・・ザーザーという中にわずかに「●●りょーかい」とかいう、つぶやき声みたいなのが入っていた。。。
盗聴に近い方法で録音した超レアものらしい。CDが出回ってるのもすごいが。


中学生の頃は東京北地区に住んでいたらしいが、鶴見線が好きで乗るためだけのために川崎のほうまでやってきたり、国府津駅の機関区に昔あったD52機関車を見に来たり・・・
すごい行動力だ。
神奈川出身の私でも鶴見線など未だに乗ったことないし、D52機関車は見たことがある程度だ。

子供は特にそうだが、好きなものはあっという間に信じられないレベルまで覚える。
しかも、大人になっても覚えているものらしい。
EF63の車軸重量がすぐに出てくるのも、ウルトラの父の年齢がすぐに言えるのも同じことか。。。

この知人は子供の頃、色々なことに興味をもつ活発な子だったんだろうな。
久々に用があったようで、今職場のあるビルに現れたが超残念なことにいつもの「TEXAS」は行けなかった。
また、あんな話を咲かせたいものだ。

ごちそう自慢?

2008-05-28 22:36:54 | 出来事
息子甘辛のチーム練習はホームの小学校グランドで行われる。
甘辛は学区外で他の小学校からの通い組になる。
駅を挟んで反対側だから歩いてはちょっと行けない。自転車も危ないから禁止、平日はバスで向かう。

土日にあるときは私がヒマなので、自動車で送ってやる。
ただ、構内に置けないときが多いので一旦家へ帰ってバイクで行き、終了間際にまた家へ車を取りに戻る。

そんな大した距離じゃないので苦にはならない。
先週土曜日の子供の練習帰りの話。
学校は違うが同じ方向のK君とパパ、KT君を乗せてあげた。

KT君は4月から我がチームに入り、サイド攻撃の即戦力で活躍している。K君とは同じ小学校で、前のチームでもチームメイトだった。
するどいドリブルが武器で、この選手が来てから我がチームのスタイルが高速パスワークへ変わってきた。。。

K君とパパが先に降りてから、KT君が

「甘辛はKんちに泊まったことある?」

「ううん。遊びに行ったことはあるけど、泊まったことはないんだ」と息子。

「Kんちのグラタン、超うめぇぜ」

KT君はこの前一人送ってあげたときもそう言っていた。
よっぽどおいしいんだな。今度うちで家族ぐるみ宴会やろうとパパを誘っている。
ぜひ、ごちそうになりたいものだ。息子甘辛は

「オレんちは母ちゃんの中華丼がすげえんだ」

「ふうん、中華丼かぁ」KT君

「ハンバーグなんて最強だぜ。肉汁もバリバリだし。。」甘辛

「ハンバーグ、いいねえ、オレんちは。。。」KT君

家のごちそう合戦になっちゃった。明らかに好物を言ってるだけだな。
それにしても日本語としてかなり乱れてるな。。。
ハンバーグが最強?うーむ。誰と戦うんだ?
肉汁という言葉はよく知っていたが、バリバリとは?

そのハンバーグを知ってる私としては、気持ちはわかるんだ。
かなり迫力のある大きさだし、牛肉100%で内輪褒め抜きで実においしい。
たぶんいつも行く「鉄板焼よこはま」にも劣らない。
肉汁もジュースィで「最強」の称号は結構ふさわしい。

しかし他人には正しい日本語で伝えなければ。。。
そう言えば普段、家で交わす会話にもやたら「ドカン!」とか「バキッ」といった効果音や「最強」とかいうフレーズ多いからなあ。。。

仮装大賞?

2008-05-27 23:55:03 | 職場
今は季節的に陽気がいいから、新宿駅から地下鉄を使わずに歩いて通勤している。
一本道で15分くらいだが、色々な店、ビルが立ち並ぶ。
途中に服飾デザイン・ファッションで有名な学校があり、朝はそこに通学する学生の流れに飲み込まれることになる。

20歳前後に見えるが、さすがに服飾を教える学校だ、学生たちのファッションのすごいことと言ったら。。。
完全に私の理解領域を超えている。
田舎によく見かける「だらしない」のとは異なり、洗練されてるような気はするのだが。。。

まず、頭髪が茶色だったり、カラフルなのは当たり前。
黒髪のほうが少ないみたいだ。それも、パワーポイントでも出せない色も見かける。
やはり女性がすごいが服装に至っては、もはやアートに近い。。。

ミニスカートなのに、下にジーパンを穿いている「着替えの途中」みたいなファッション。(これは最近他の場所でも見る)

だぶだぶのトレーナーを逆さまに穿いたみたいな、極端に股がみが短いファッション。何か歩きにくそうなカネゴンみたいだ。

中森明菜が「DESIRE」着ていたような和洋折衷コス。
メイド喫茶もいるし、中には「今くるよ」風の人もいる。

また正面エントランスまでタクシーで乗り付ける女性がいる。
普通のジーパンスタイルをしているが、いつも大きなバッグを抱えている。
中で着替えるのか?きっとびっくりするようなコスチュームなんだろうな。

一度、座学授業なんか出てみたいものだ。
たぶん、スーツにネクタイなんて一秒で「不審者」とわかるだろう。
それなりのコスプレが確実に必要だ。

どんなやつが似合うか、考えてみたいが参考となるのは「欽ちゃんの仮装大賞」くらいかな。。。
息子甘辛が見たら子供ならではのドッキリ発言があるだろうな。。。
たぶんネタとしてはそれが一番強烈だろうて、、

移動朝トレ

2008-05-26 22:08:18 | スポーツ・健康
先日、雨でドロドロの中で大敗した選手権準々決勝後、息子甘辛は二人でキャプテンを指名されたチームメイトK君と近くのKG運動公園で朝トレする約束をしてきた。

それまでは海辺の海浜公園で私と親子二人でやってきたのだが、火木はこれまで通り、月水金は運動公園でK君とやることにしたらしい。
この近所はちょっとしたボール蹴りができる公園がたくさんあり、場所に困ることはない。

KG運動公園はいわゆる多目的施設でプールやトレーニングジム、野球場やテニスコートがあり、ゲートボール場でよくサッカーをやっているが、広くスペースを使う練習はできない。
海浜公園は施設がないかわりにとにかくだだっぴろく、サッカーの試合ができるグランドもある。
ただ、ちょっとK君ちからは遠いので、海浜公園は我々だけで行くことにしたんだ。

K君はチームのエースの一人だ。息子甘辛よりも少し後に別のチームから移ってきたのだが、パパも指導者でそれは熱心だ。
朝トレはパパも面倒みてくれると聞いたので、この前挨拶がてら様子を見に行った。
指導者のやり方を見て、親子二人でのトレーニングの参考にしようと思った。
実は私のフットサル練習でもあるし。。。

その日はたまたまK君親子は来なかった。
息子にいつもやっていることをさせたが、ゲートボール場は使わないらしい。
コンクリの上や芝で普通のトレーニングを始めた。色々移動するようだ。

面白かったのが最後のドリブル練習。
野球場の裏側にちょっとしたスペースがあり、地方らしく松の木が植わっているが、いい具合に並んでいるのだ。
首の高さぐらいに横に伸びた枝もある。

これをかわしながらドリブルで進むのだ。こりゃぁいい練習になる。
足場もよくない上狭いところでボールをコントロールしなきゃいけない。また顔を起こして周りを見なければ、太い枝のラリアートを食らってしまう。。。

自然を利用したワイルドで工夫された練習だな。個人的にはこういうスタイルは大好きだ。
ちょっとやってみようかな。
でも息子は難なくやってみせるが、彼の近頃の上達は目覚ましいからな。もし実際にやってみたら超難しく怪我しちゃったら出勤前だ、しゃれにならん。

みっともなく失敗すれば見ている息子にバカにされる。
今度隠れてスローモーションでやってみるとしよう。。。

なんとなく麻雀

2008-05-25 22:21:20 | ホビー
今日は朝4時半に起きたが、強い雨だった。
数時間でも雨が止んだらいつもの波止に釣りに行こうと思っていたが、雨だったので波乗りに切り替えた。
家からすぐそこの海に行ったが、うねりがすごくガチャガチャで私の手には明らかに負えない。。。

隣の奥さんが出撃するところだった。
「こんにちは。」
と言いながら、「今日はこれぐらいにしといてやろう。。。モードにすぐに切り替えた。


あの奥さん、いつもの水族館裏に行くんだろうな。。。
午前中はwiiFitで燃焼した。家でゲームやるなんて滅多にないが、あまりにも雨がひどくwiiFitがおもしろそうだったので。。。
昼前になって練習中止の連絡がきたが、雨さえ上がればサッカーできるところには困らない。

海浜公園の向こう側の公園に行った。
野球場の隣なんだが、今日は野球はもちろん中止だ。誰もいないのも当然だった。
妙に蒸し暑く2時間で私のほうがバテて終了した。

晩御飯後、子供は「モノポリーやらない?」と意気込んだが、奥方が飲みすぎてアウト。。。
しょんぼりする息子甘辛に
「PC麻雀やるぞいっ」と2人でフリーゲームを始めた。

「父ちゃん、アドバイスなしだぜ!」

年長さんからなぜか麻雀ができた息子甘辛はやるき十分で言った。
「ここで何を切る?」ときにチラチラ私の方を見るが、そのたびに知らん顔さ。。。
「なんてK・Yなんだこのオンナは。。。リーチばっかしやがって。。。」

PCに向って,文句言うなよ。。。しかも10歳だぜキミは。。。
「先生・・・・ビリっすよ。大丈夫っすか?」
彼はムキになって涙顔だ。。。

「父ちゃん。。。オレのカタキをとってくれ。。。」
まるで子カール君が負けた後に現れるカール君だ。。。
でも・・・酔っちゃったんで親子で連続ビリになっちゃった。

明日、朝トレで5時半に起きる息子甘辛は、「これで最後だ。オレにやらしてくれ。。。」
背後霊で見ていた。迷ったときに「プイッ」と横を向く私。。。
でも役だけは見逃さないように、注意深く見ていた。

「ここだ!ここで勝負かけるべし・・・」

メンタンピンドラドラ高めイーペーコーを見事に積もった!その瞬間。。。
Windows98で動く我が家の対ウィルス無敵パソコンが真っ暗ストップ・・・
親子で2人して・・・

「ちょっと待て!それはねえだろう!!??」

そのままフリーズしてしまったPCを前に

「父ちゃん、オレにもう一度チャンスをくれ・・・」

おーし、このKYオンナをやっつけて寝ようぜ。
後で色々とつぶやきながら、南場へ。。。2位だった息子がオヤマンの勝負手でリーチをかけた。。。
ダマでもOKなのにね。。。性格オレに似てる?

こういう場合、しょうも無い手で上がられて終わり、というパターンだが何と息子甘辛は一発ツモ!!!
「やったぜ!」酔っていった私は思わずPCに手を伸ばし、裏ドラをめくろうとしていた。
っとそのとき・・・PCは再び真っ黒世界へ。。。

「ええーん?そんなのあり?」と息子。。。

「お前、わざとやってんじゃねえ?」と、PCにクレームつける私・・・

明日も朝トレだぜ。。。早く寝るベ。。。
最近あまり機嫌がようないが、我が家のパソコンよ。せめて裏ドラだけは見せて落ちてくれ。。。


フットサルⅡ

2008-05-24 22:24:08 | スポーツ・健康
今日は子供のサッカーチームの保護者・指導者、OB達が月1回開催するフットサルの日だ。
先月が初めての参加だったが、先月に続いて今月も大雨だった。
時間は夜の6時半から8時半まで、室内なので移動以外は雨でも問題ない。

前回は初めてで全く勝手がわからない上に、知ってる人が新しく来たコーチ一人だったので、かなり心細かった。
サッカーやってたと言ってもフットサルとだいぶ勝手が違うしね。
特に室内コートでのトレシューは接地面を傾けるとすぐに滑りこりゃいかんと感じたものだ。

今回はギャラ2で3000円の室内フットサル専用シューズを買ってきた。
早朝サーフィンの疲れも少しはあったが、昨日は金曜日だというのに晩酌を止め、万全の態勢で臨んだ。
しかしあの大雨だ。最初知ってる人は誰もいなかった。。。

5,6年生のパパチームに入り、ゲームを始めた。6年生(Aチーム)にはこの前全日本選手権予選で5年生の息子甘辛を入れてもらえたこともあり、その試合を見ていた私を覚えていた6年生のパパが声をかけてくれた。
そのうちに監督の奥さんコーチやいつものコーチ達がやってきて、やっと心細さが消えた。

チーム編成は5,6年、3,4年、1,2年及びOBで構成された。
これって年齢的に不公平じゃね?OBとか1,2年のパパなんてバリバリじゃん。。。
そのうち、新しく作った女性と一部OBの混成チームが相手になった。

ママと言えども、相手は女性だ。ぶつかったりするときは気になるわな。
中央で後からパスを受けた私に猛然と走ってくる女性がいた。
いやぁ、どうも一生懸命やってますねぇ。。。なんて軽くかわそうとしたら「あれれっ?」

ボールが目の前から消えていた。。。
そのママは息子を応援しているうちに自分もサッカーにはまり、このコートを根拠地するフットサルチームの一員になったんだって。
手加減どころか本気でやっても勝てないかもしれない。。。

この前は初めてで何が何だかわからなかったけど、フットサルって攻めたら戻んなきゃやられちゃうのね。
だから年齢(スタミナ)の差が結構でる。ディフェンス出身の私はどうしても引き気味になってしまう。
毎回参加してるというチームでは有名なコーチなんか、

「ゴール前で待ってるよー」

うーむ。これでは一人少ないも同然だ。。。
今回は果敢にキーパーもやってみた。至近距離から思いっきりシュートされると結構恐怖だが、ゴールが小さいから思ったほどたいしたことないな。

私は自分からわぁわぁ溶け込めない人なんだけど、スポーツってこういうとき万国共通だよな。
サーフィンなんかもチームワークがないだけ、全くの他人と無言の会話ってあるよな。

一月に1回だ。次ぎの回までには息子甘辛との朝トレにより、レベルアップしてこよう。
実は今回は出さなかったけど、秘密兵器を開発中なんだ。

会長

2008-05-23 22:57:00 | ヒーロー
昨年の今頃、4年生のサッカーリーグ戦も始まり、近所の運動公園のゲートボール場で朝連をやっていた。
今は広い海浜公園で行うが、昨年はフットサルコートよりも狭いところでボールを蹴っていた。

二人で向き合ってパスの練習をしていた。
自転車を置いたときに、ちょうどコートを向いてベンチに座っているおじさんがいた。
私は背を向ける方向だったが、しばらくして息子甘辛が

「父ちゃん、あのおじさん地面に寝たまま起きねえぞ」

ん?振り返ると確かにおじさんが倒れている。。。
地面に耳をつけて何かを聞いているようにも見える。
すこしずつ近寄っていくと・・・こりゃやべえ。ホントに倒れてるようだ。

二人で駆け寄って声をかける。

「どうかしましたか?大丈夫ですか?」

口から泡を吹いているようだし、転倒したときに打ったのだろう、頭から血を出している。
目は開いてるし意識はあるらしいが、応答できないらしい。
救急車を呼んだほうがよい。

しかし、ホントに家からすぐの場所だったので、そのときは携帯も財布も持って行かなかった。。。
電話ボックスはたぶん近くにあるが、電話もかけられない。
(後から気付いたが、119番はタダでかけられるんだった。。。)

プールのある公園事務所に走ったが、朝が早くて開いていない。どんどん叩いてみたが、反応は無かった。
うーむ。どうする?ダッシュで家へ戻るか?それとも反対側にある消防署に飛び込むか?でも子供だけ残して大丈夫か?

そこへ通勤で駅へ歩く男性が通りかかった。携帯を借りられる。

「すみません。そこで人が倒れているんですが、119番したいので携帯を貸していただけませんか?」

その間、息子はずーっとおじさんに声をかけていた。
えらいなあ。この前救急救命講習で習ったことをもうできるんだ。

119番って初めてかけたけど、まず
「火事ですか救急ですか?」

と聞くんだね。
人が倒れている状況を簡単に話すと場所を説明し始めた。
すぐそこの川沿いの消防署にかかっていると勘違いしていた私は

「ほら、●●球場のある運動公園のプール側にある地面が緑のゲートボール場ですよ。そっちからだとすぐ裏じゃない。。。」

住所を言わないと分からないらしい。。。電柱の青い住所を探して伝えた。
しばらくするとやっぱりすぐそこの消防署からピーポーピーポーやってきた。

救急隊が駆けつけるまで5分とかからなかった。
通報したのは私だが、携帯の持ち主に色々聞いていた。
患者を担架にのせて救急車へ乗せたが、しばらく隊員は携帯で連絡をとっていた。
後から聞いたが収容先の病院が決まるまで、出発しないんだって。

様子を見ていた私はふと、いかにも邪まなことを考えだした。

患者を発見し声を掛け続けて元気づけ、救急車を呼んだのは私達だ。
でも、私達の存在はおじさんも救急隊も知らない。
もしあのおじさんが超一流企業の会長だったらどうする?
この辺にはそんな人も結構いると聞いている。ヤクルトのオーナーとか。。。

いよいよのときに

「最後に世話になったあの親子にぜひ遺産の一部を・・・」

ということにもしなったら、名乗っておかないと携帯の持ち主に遺産がいってしまう。。。

会長は目を開けてはいたが、我々の顔を覚えているだろうか?
顧問弁護士が「あの親子」を探すときの証拠も必要だ。
まだ病院と連絡を取り続ける救急隊員に

「あのう。。。何かのときに連絡先を置いていきましょうか?」

「いや結構です。ご協力ありがとうございました」

これで、毎朝同じ時間にこの場所でサッカーをやらない限り我々のことはご家族は知りようがない。。。
みすみす遺産をもらい損ねたか。

「会長元気になったかなあ」

あれから息子もすっかり会長と呼んでいる。。。
大丈夫さ。知らないおじさんでも君があれだけ元気づけたんだから。

二子玉

2008-05-22 21:10:36 | 出来事
田園都市線の話ではない。

今週月曜日から息子甘辛は具合がイマイチ悪く、学校も休んだので朝の親子トレーニングは目覚まし通り起きたのだが、やめた。
私はそのまま起きていたが、息子はもう一度ベッドに入って寝てしまった。。。
こうなるとぐずぐずいつまでも起きないのだ。

っとそのとき。。。

「あれれ、珍しい。双子だぁ」

と言う声が台所から聞こえた。
何かと思って見に行ったら、納豆に入れようと割った生卵が双子だったようだ。
私はこれまで何度かしか見たことがなかったが、あんまり珍しくもないような気もする。
でも息子には

「おいっ、すげえめずらしいぞ。卵が双子らしいぜ」

息子はベッドから飛び起きた。こういうときだけ、ばっちり起きやがって。。。

「おーっ、すげえな。オレ初めて見たぞ。得したなぁ」

目玉焼きを1個で作れるんだからトクはトクなんだろうが、ところでこれって果たして縁起がよいのだろうか?
茶柱がたったときのようなご利益があるとは聞かないよなあ。。。
まあ、三つ子だったらテレビ局に投稿するんだが。

縁起物だったら、この前私のバイクの下にあったという巨大かつ長大な「カエルの卵」のほうが効用がありそうかなあ。
どこからかの縄に泡がまみれてるように見え、大して気にも留めなかったのだが、ものすごかったらしい。
カエルの卵というよりはスーパーで売ってる「わらびもち」に近かったというから。。。

建築当初から我が家の周りには大きな(こぶし大の)カエルが2匹いた。
ヌシとか守り神と呼び、結構大事にしていた。子供も敬語を使っていた。
草むしりのときに、ドバっとお出になるときは心臓が口から飛び出す思いなんだが。。。

玄関の前に「ズイッ」といらっしゃるのだ。最近御姿はあまり見かけませんが。
どうぞ主の座を世襲し続けてくださいね。

我が家の周りにはこの他にも「家を守る」というヤモリ様、縁起王のカメ様もいる。
特にカメ(パックン)はホントに縁起がいいんだって。
子供の友達がどこかで捕まえたカメを川に逃がそうとしていたら、近所のおばあさんが「カメは縁起がいいんだから、せめて放すときはお酒で甲羅を清めてからのほうがよい」と手伝ってくれたんだって。

人(特に会社では)は合理性の鬼みたいに言われているようだが結構信心深いのよ。
玄関が鬼門に近く方位としては極めて注意しなければならない我が家だが、彼らが総力を挙げて守護してくれてんだろうなぁ。