畑こうじ情熱ブログ

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大街頭で与党の政策を論破する!

2008年11月03日 20時20分03秒 | Weblog
 本日は、ポスターで告知している大街頭を行いました。朝9時に山田町で開始、宮古、岩泉とやり、最後は久慈で終わりました。山田から岩泉にかけては、伊藤勢至県議、藤原良信参議院議員と行いました。久慈では、さらに工藤堅太郎参議院議員、主浜了参議院議員、中平均県議にも参加いただきました。

 さて、先週政府与党の出した第二次経済対策は、みばえを飾っているが、効果が薄かったり、使い出が悪いといったものです。ある首長さんも言っていました。いろいろありますが、私の感じたことを述べます。
 6万円とも言われる給付金ですが、たった1回ぽっきりのお金のばらまきです。その後3年後に消費税が上がるわけですから、経済効果はないといってよいでしょう。また、6万円の給付も、弱者救済なのか、景気対策なのか、何らかの他の政策効果をねらったものか、意味付けがかさっぱりわかりません。究極の効果なき、そして、政策的意味なきばらまきと言って良いでしょう。民主党は、国の保障する基礎年金を月7万円持続的に給付しますし、子ども手当を一人当たり中学卒業まで月2万6千円持続的に給付します。1回だけの給付でもありませんし、消費税増税を前提にしてもいません。政策意図も明確です。
 農業対策も減反に協力している農家に協力金を与えるとか、米を買い上げるとか、ちぐはぐです。農家のやる気を活かして米の生産を維持しつつ、農家の経営を助けるためには、直接所得補償が正しいやり方です。ヨーロッパやアメリカではでは当たり前のことです。また、米を買い上げることは、米価を高くし消費者にメリットはない反面、お金が大手の米の販売・仲介業者にまわり、末端の生産者に行き渡らないため、意味はないのです。
 高速道路の料金引き下げについても、休日に千円にするといっても、物流業者が主に使うのは平日ですから、物流コストを下げるといった経済的意味はないのです。しかも、この割引はETC装着車だけが対象となります。皆さん、ETCを付けている車両は全車両のうちどれくらいの割合だと思いますか。わずか2割なのです。すなわち、実はこの政策はほとんどの国民に恩恵は及ばないということになります。私たちは、このような中途半端のだましの政策ではありません。高速道路は無料にすることをお約束します。これまたアメリカやヨーロッパでは当たり前のことなのです。私は、かつてドイツの日本大使館にいましたが、ドイツの高速道路であるアウトバーンは、無料で速度無制限です。

 少し見てみただけでも目玉施策だけでもこんなに粗があるのが、政府与党の経済対策です。選挙の直前にいつも自民・公明は、見栄えが良いが、効果のない政策で、有権者の目をくらましてきました。地域の生活は、あからさまな目くらましや従来のしがらみにとらわれるには余裕のないのが現状だと思います。
 また、なぜ、自民・公明では世界では常識と言われている良い政策ができないのか不思議ですね。
 来るべき衆議院議員総選挙に向けて、よ~く私たち民主党の政策と自民・公明の政策公約を比べていただきたいと思います。そして、それを判断の材料としていただきたいと思います。