畑こうじ情熱ブログ

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公共交通について考える

2007年12月10日 17時11分14秒 | Weblog
 ブログの更新を怠っていてすみません。最近選挙区内各市町村で後援会の拡大役員会や総会を開催していました。一昨日は、久慈市で約300人に集まっていただき総会を開催することができました。また、昨日は、二戸市で拡大役員会を開催いたしました。充実した後援会の布陣となってきたと考えています。

 さて、今年は、雪が降り積もるのが早いのですが、岩手に住んで初めての冬を迎えている妻は、自動車の運転が慣れずに大変のようです。妻が言うには、「お年寄りの人は地方や郊外で住むのは大変だというのはよくわかる。都心回帰と言われるが、病院や買物に徒歩や公共交通で事足りるというのは大変便利でありがたいことだと今実感している。」とのことです。

 例えば、盛岡から秋田に運行している田沢湖線は、雫石や滝沢の人々が通勤や買物で利用する線ですが、朝は7時以降でなければ運行されていないとか、朝や夕方でも1時間に1本しか運行しないなど便利が悪いのです。したがって、人々は公共交通を使わずに自家用車を使うことになり、公共交通が廃れるという悪循環となっています。人口規模が違いますから東京のようにはいきませんが、少なくとも公共交通を使っていいかなと思われるくらいの利便性は確保すべきです。そのための行政の支援も必要でしょう。
 具体的には、朝は6時台の電車が必要です。また、朝晩の時間帯は、1時間に2本程度は必要です。電車と電車の間隔が1時間あると、次を待とういう気はしませんが、次が30分後だと待とうという気になるものです。そうすれば、公共交通を使ってもいいかなという気持ちになります。1時間に2本走らせるための支援が必要なのです。
 なお、三陸鉄道は、岩手県でも人口が少ないところを走る線ですが、それでも1時間に1本の運行を確保しています。関係者のご努力に深く敬意を表する次第です。私も、久慈・宮古間の移動にはよく利用させていただいています。