畑こうじ情熱ブログ

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日本原燃の説明会について

2006年03月29日 10時18分52秒 | Weblog
 昨日28日に久慈及び宮古で、日本原燃の使用済み核燃料再処理工場の試運転を前にした説明会が開催されました。この説明会は、県内で説明会を開催すべきという声を受けたものでしょうが、このやり方に疑問を感じました。ある会合で漁師の方が、28日開催の連絡が、前の週の後半、わずか数日前に届いたというのです。「用事があって出られない人もいる。試運転に向けてのアリバイづくりにしか思えない。」と憤っていました。確かに、これが本当だとすれば、説明会の開催手続に、適正さを欠いていると言わざるを得ないと思います。私は以前公務員だったので、このようなやり方の裏事情はわかる気がしますが、まず、試運転の結論ありきの説明会だったのではないでしょうか。また、説明会の参加対象者は、関係者だけに限定されていたようですが、本来は地域住民に対する説明会とすべき必要もあります。公共事業のやり方についての住民参加の議論に通じる問題でもありますが、事業実施の適正な手続とはいかにあるべきかを考えさられた一件です。