今日はクライネスサービス恒例の環境美
化活動の日でした。相変わらずタバコの
吸い殻が多くあり、拾いきれないほどで
す。
そもそもこのクライネスサービスで活動
を始めたのは、
2001年(平成16年)6月8日に大阪教育
大学附属池田小学校に凶器を持った犯人
宅間が侵入し、次々と同校の子ども達を
襲撃し児童8名(1年生1名、2年生7名)
が殺害された事件がきっかけです。
当時、小学生の子供が3人いたので、小学
校区だけをパトロールしているだけでは
子ども達を守ることは出来ないと感じ
て、防犯パトロールをしているオレンジ
ジャンバーの方に入会方法を伺い、NPO
法人クライネスサービスに入会し、ユー
カリが丘地区の防犯活動をスタートした
ことが私の地域活動の原点になります。
朝、「行ってらっしゃい」と送り出して、 無事に家に帰って来るのが当たり前だと 思っていた当時の私には、
あまりにも衝撃的な事件で、ご家族の悲 しみに当時は、何もできない無力さを感 じました。 犠牲となった児童と同じ年の子どもを持 つ親として、何か安全対策をしなければ という突き動かされる思いから、 PTA仲間で、防犯ブザーの購入資金の ため、お隣の小学校のPTA会長さんの お力を借りて資源回収を始めたり、 保護者の名札を作ったり、保護者の来校 時のあいさつ運動をしたり、地域の防犯 団体クライネスサービスのパトロールに 参加したり。 子ども達の安心安全を守ることは、子育 てをする母親としては当然のことでし た。 そして、池田小学校の事件を風化させて はいけないという思いから、2019年、 池田小学校を訪問し、犠牲になられた 方々に心から哀悼の祈りを捧げました。
2018年4月に池田小に着任した校長先生 は、発生時、6年生の担任だった先生で す。 当時の反省点や課題が盛り込まれている 危機管理マニュアルに基づき、「対策本 部」「アトム」「児童対応」「救助」「救 護」の5班に分かれて、侵入してきた不審 者対応訓練を今年も行ったそうです。
今回のコロナ感染症同様、想定外の出来 事にどのように対応するかは、訓練に参 加した先生の感想にもありましたが、な んでも一人で解決しようとせず、みんな で協力して対応することだと思います。 学校だけでなく、家庭も地域も、もちろ ん国も総力を挙げて協力作戦で対応した いですね。
環境美化活動は、きれいな街並みは防犯
に繋がることから始まりました。(当初は
電信柱毎に大きなゴミ袋がいっぱいにな
るほどでした)
今日の活動では久しぶりに会ったお仲間
とのおしゃべりも忙しくゴミ拾いとウォ
ーキングも兼ねてあっという間の時間で
した。
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