本日の市民文化祭オープニングの詩吟を一足はやく、臼井城址公園で拝聴。
かつて下総地方を支配した千葉氏の支族である臼井常康氏が城を構えたところで
城郭の位置からは印旛沼が一望できます。
16世紀中頃には原氏が臼井城主となり、戦国時代に原氏は、千葉氏をも凌ぐ勢力となり、
永禄9年(1566)には上杉謙信の臼井城攻撃を撃退しています。
その戦いで亡くなった太田図書のお墓、天満宮、臼井城の鬼門の方向を護った星神社と見どころは
他にもあります。
天正18年(1590)7月に原氏は北条氏とともに滅亡し、
翌8月には臼井城に徳川家康の家臣酒井家次が入城、
慶長9年(1604)12月に家次上野国高崎に天封されると臼井城は廃城となりました。
昨日は、臼井信斎さんと円応寺ご住職宗的さんが、印旛沼周辺の美しい景色を
うたった臼井八景についてたけのこ会で松田先生から学んだ後
詩吟で、かの時代に思いを馳せました。
詳細は臼井さんさく見にマップへ
http://www.city.sakura.lg.jp/cmsfiles/contents/0000012/12635/usuisansaku-shisetsu.pdf