今日の総務常任委員会では、ふるさと納税の増額補正予算についても審議されました。
平成26年度、佐倉市からふるさと納税で流失した額(控除により市民税が減収となった額)は、520万円。
H26年度佐倉市へのふるさと納税が39件、今年度は11月末までに243件。
そのうち市外からのお申し込みが、222件。そのうちインターネットによる申し込みが9/28に開始されて以降の件数が、209件です。
総務省の統計ではふるさと納税は4~9月の上半期だけで453億円に上り、年間1000億円に達すると予想されています。
H26年度、全国で控除された額は61億円。ふるさと納税の額は142億円。つまり、最初のきっかけは、
控除されるからふるさと納税をするのかもしれませんが、控除される金額の倍の金額がふるさと納税されている現状から見て、
その地域を応援したいという人が多くいらっしゃるということです。
佐倉市へのふるさと納税と佐倉市から出ていく金額が同額だったとしても、お礼の産品が流通し、お金が動き、更には人の移動も始まっています。
歳入増は後からついてくるものなので、これから始まる企業版ふるさと納税、クラウドファンディングも研究検討して
ふるさと納税の流失自治体にならないようにしていかなければいけません。