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国立歴史民俗博物館ー和宮ゆかりの雛かざり

幕末の動乱期、仁孝天皇第8皇女和宮様は、「公武合体」の証しとして14代将軍徳川家茂に

降嫁し波瀾万丈の生涯をおくったことで知られています。

その和宮様ゆかりの雛かざりが佐倉市の国立歴史民俗博物館で今日から展示が始まり、

閉館間際のギリギリ滑り込みで見てきました。

和宮所用と伝えられる雛人形は、有職雛(直衣雛)という貴族的な面立ちの上品な人形で、

写真にもある婚礼調度のミニチュアは約80点もあり、ガラス製の器もありました。

御所人形・三ツ折(みつおれ)人形は、和宮様が兄の孝明天皇の形見として譲渡された

由緒のある人形です。

この人形達を眺めながら寂しさをまぎらわしていた和宮様の心中を察すると

お気の毒な限りです。

ギャラリートークが下記の通りに開催されますので是非お出かけ下さい。

2013年3月2日(土) 13時30分~ (40分程度) 解説:日高 薫先生 (当館情報資料研究系)
※開始時間までにエントランスホールに集合してください。

国立歴史民俗博物館HPhttp://www.rekihaku.ac.jp/exhibitions/project/special_03.html

最後の写真の建物は、歴博から見た佐倉市庁舎です。



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午前中は、全員協議会でH25年度の佐倉市当初予算について担当部局から説明を受け、

終了後は、地方自治法の改正にともない政務調査費が政務活動費になる事についての協議。

午後は、2月議会の議案説明と庁舎整備方針検討委員会の最終報告と今後について説明を受けました。

予算の歳入42,347,000千円に占める構成割合が55.2パーセントある市税のうち、

個人市民税が△511,991千円の10,968,045千円。

生産年齢人口が減少した事と所得が減少している事が大きく影響しています。

逆に考えると佐倉市に住み、今まで現役でバリバリ働いてたくさん納税して下さった

皆さんのお力がいかに大きかったか!です。その皆さんは、黙々と今はボランティア活動に

勤しんで下さっている・・まさにThe日本人の美学です。

市たばこ税による歳入は+104,557千円で1,000,003千円と見込まれているのは、

販売本数が減少したものの税率がアップしたことによるものです。

歳出予算42,347,000千円のうち構成比が一番大きいのは、37.8パーセントの民生費(福祉)です。

少子高齢化で民生費は、増えていく一方です。

税収増を常にめざすとはいえ、たばこ税による税収増を単純には喜んでいられないのは、

やはり医療費の抑制をはからないと今後大変な事態になるからです。

土木費の構成比は7.6パーセントで前年度より減っているのは、国の補正予算を受け

H24年度の佐倉市補正予算に前倒しして行う事業が増えるためです。(内容は後日・・)

政権交代後の国の補正予算が、地方自治体にこうして早速、繋がっているのです。

 

2月議会では、和解成立にともない志津霊園問題が全面解決し道路をいよいよ開通させる

ための議案、佐倉市の人的な運営体制見直しに関する議案、

敬老祝金贈呈について改正するための議案です。

出席率30パーセントの敬老会についての見直しは、記念品を600円から1,000円にし、

敬老祝金の給付対象を99歳と100歳に達する者に改正するものです。

今後も敬老会出席対象者と住民とのふれあいを大切にするために、記念品の配布は

安否確認にもなるので・・ということですが、敬老会開催にともなう自治会・町内会そして

PTA、自主防犯団体、個人ボランティアの力が必要不可欠です。

ボランティアの彼らがもう限界です!と昨年もあちらこちらで声が挙がりました。

敬老会では100人の方に出席して頂くために100人のボランティアが必要です。

ーボランティアのべ人数ならもっとですが。

敬老会欠席者100人以上の自治会でも、数人の役員で記念品を配布しますが

在宅時に直接渡すために何度も足を運びますから、現場は本当に大変なのです。

記念品を少し良くして、75歳以上に医療情報キットを配布するとか。

(ユーカリが丘地区では全世帯に医療情報キットを配布済み)

住民の声を代弁して、市政に反映させる難しさをまた痛感した一日でした。



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