熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

わが庭・・・初冬咲きの椿は鮮やかである

2018年12月08日 | わが庭の歳時記
   わが庭の椿は、殆ど、シッカリとした蕾を沢山つけて、春の訪れを待っているのだが、何株か、秋咲きの椿が、今、奇麗に咲いている。
   もっと寒くなって、霜が降り始めると、華奢な椿の花弁は、すぐに傷んで、白や淡いピンクなどの花は、かわいそうな姿になる。
   今、少し色づき始めてスタンドバイしている曙椿などは、大輪椿で鮮やかなピンクなので、一番寒さに弱いのだが、当分、風が強くなければ、楽しめるであろう。

   気づかなかったのだが、千葉から実生苗を栽培して庭植えした椿が、一輪だけ咲きだした。
   鮮やかな赤い椿は、小磯だけだったので、小磯の種だと思うのだが、沢山の椿を植えていたので、実生は、どうしても雑種となるので、少し花が大きいような気がするものの、うれしい限りである。
   ほかにも、10本くらい、千葉から実生苗を持ち込んで、庭植えしており、大分、大きくなっているので、どのような雑種の花が咲くのか楽しみにしている。
   今、咲いているほかの赤い椿は、ハイカンツバキ、山茶花系統なので、すぐに花が散る。
   
   
   
   
   

   今、一番きれいに咲いている椿は、玉ありあけ。
   晴耕雨読の日々であり、読書に疲れると、庭に出るので、真っ先に目に入り、すぐに、カメラを構えてしまう。
   気候が良いので、かなり、長い間、鮮度を保って、奇麗なあの状態を維持していて、切り花にして、ガラス器の一輪挿しに生けて楽しんである。
   ピンク加茂本阿弥も、どんどん、咲いているが、雌蕊を伸ばして、開き始める時が、一番風情があるような気がする。
   
   
   
   
   
   

   塩害で殆どダメになっていたバラが、何輪か咲きだして、イングリッシュローズのモリニューだけが一輪残っている。
   春秋に、わが庭に咲く奇麗なバラの写真を撮り続けてきたのだが、殆どまともにバラの写真を撮れないのは、今年だけである。
   

   レンズを通して、花を見続けているのだが、動かないはずの花でも、かすかに呼吸をしており、微妙に表情を変える。
   アングルを変えるたびごとに、何かを語っているような気配を感じるのだが、ハッとするような美しい表情に接すると、神の造形の凄さに感じ入る。
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