熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

藤沢産業フェスタで輪島の日本酒を買う

2024年05月25日 | 生活随想・趣味
   藤沢市民会館 小ホールで、孫娘たちのバレエ発表会が開かれたので、父兄として、と言うよりは、写真係として出かけた。
   何時もは、重い一眼レフを持って行くのだが、厄介なので、コンパクトなデジカメにして、席を前の方に取った。
   下手な素人写真だが、中学生時代から写真を始めているので、もう70年の年季が入っていて、家族の写真の殆どは私が撮っている。
   

   ところで、このバレエも協賛のようだが、市民会館前の広場近辺が、藤沢産業フェスタ2024の会場となっていて、大変な人で賑わっている。
   ホールを出ると、正面に物産展のブースが並んでいて、目の前に、「がんばっとるよ、輪島」という能登地震の被災地輪島の売り場があった。
   文句なく、前に進むと酒瓶が並んでいる。
   何故か、日本酒よりもワインの方が多くて、日本酒は4種類しかない。
   迷うことなく、1本だけ残っていた一番上等な日本酒(奥能登自然栽培米×奥能登の白菊という白藤酒造店の日本酒 2019yr)、そして、横に並んでいた干物のおつまみも買った。今夜の晩酌にするつもりであった。
   
   結局、この日の夜は、スシローに出かけたので、輪島酒の晩酌はお預けとなった。
   しかし、期せずして、被災地に少し寄り添ったような気持ちがして嬉しかった。
   
   このように、露店が立つフェスタやバザールが開かれると、何となく興味を持ってハシゴしたくなるのだが、ヨーロッパに居たときに、あっちこっちの街で、市庁舎前の広場などで開かれている蚤の市を歩くのが楽しかった。
   今でも、ドイツかベルギーか忘れたが、マイセンやドレスデンやボヘミアなどと言った骨董の食器や置物が我が家には残っている。
   若かったので、骨董趣味など全くなかったので、ヨーロッパで買うのは新品の名産品ばかりであったが、今になって、ヨーロッパに8年も居たのであるから、骨董店を行脚して、もう少し味のある名品を求めておくべきだったと後悔している。
   帰国真際に、イギリスの田舎町の骨董店で買った古いランプをしみじみと眺めながら、ヨーロッパの昔に思いを馳せている。
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