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熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

地デジ地デジと言うけれど~私の場合

2010年08月30日 | 政治・経済・社会
   来年の7月23日にテレビのアナログ放送が終了するので、その後は、地デジ受像機かチューナーを使わないとテレビが見られないので、テレビ、特に、NHKテレビでは、地デジ切り替えに関する放送が、喧しいほど流されていて、総務省も、これ宣伝に努めている。
   先年、アメリカでもデジタル放送への切り替え時に、政府がチューナーを配布するなど、全米的な運動を展開していたが、テレビ放送が、ゼネラルパーパス・テクノロジーであるならば、電気やガスや水道と同じであるから、個人の自由に任せるべきで、何故、これほどまでに教宣活動をして、かつ、政府が補助運動までせねばならないのか、不思議なくらいである。
   しかし、常識では考えられないような振り込め詐欺の被害にあったり、それに、ITデバイドの年配者が多いなど新しい生活に慣れない人も多く、また、生活に苦しんでいる家庭が多くなっているので、啓蒙活動をしたり、NHK受信料免除の人には、デジタルチューナーを無料配布するというのも、当然なのかも知れない。

   さて、私の場合には、テレビ、特に、NHKの教養番組を聴取したり録画するのは、私の生活の一部のようなものであるから、BS放送は勿論のこと、地デジが千葉で受信可能になった時には、もう、時を置かずに、機器を揃えて受信体制に入っている。
   テレビ受像機は、早くからBS・CSおよび地デジ対応の薄型であったし、BSとCS放送は、屋外アンテナを使い、地デジは、在来のアナログ放送時から、ケーブルテレビを引いていたので、受信機器の方を調整すれば簡単にデジタルへの移行が利いたので、何の造作もなかった。
   アナログ放送受信をアンテナからケーブルに変えた時に、BSやCSも移せば良かったのだが、直接アンテナから受信する方が録画には良いと言われたので、そのままにしたのだが、如何せん、天候が悪くなって荒れたり、雪が降ってパラボラアンテナに雪が積もると受信出来なくなる。

   さて、今回、パソコンを買い替えて、BSとCS,それに、地デジの受信が可能で、録画容量も1テラバイトあるHDDを搭載したパソコンにしたので、受信装置をどうするかと迷ったのだが、結局、室内アンテナ線を張り替えたり、あるいは、分配器を接続して長いコードで室内を繋ぐのも億劫なので、元々、フレッツ光を引いてパソコンや光電話を使っていることでもあり、フレッツテレビに切り替えることにした。
   これまでの古い機器とは違って、パソコンも電話もテレビも、すべての端子がついたルーターに切り替えたのだが、これ一つでそれぞれの機器に接続すれば、用が足りるのであるから、これほど便利なものはない。
   光ケーブルは、私の書斎のパソコンの傍に引いてあるので、このフレッツ光回線は、階下にあるテレビには接続せずに、それはそのままにして、私のパソコンだけに使うことにした。

   フレッツテレビのルーターについている同軸ケーブルコネクタ端子は、一つだけで、3波を集約しており、私のパソコンFH900/5ADRも同じ端子なので、分配器や混合器を使わずに、同軸ケーブル1本繋ぐだけで3波総てのテレビが受信できて、非常に楽であった。
   B-CASカードを差し込み、パソコンで登録を済ませて、パソコンで、テレビ受像の設定を行えば、すぐに、テレビが受信できて、録画が開始できるのであるから、特に問題はなかった。
   これまで、テレビとDVDレコーダーとパソコンを分離して使っていたのだが、それらは、そのまま使うとして、今回は、更に、一台で、これらの機能をこなせるAVパソコンが手元に出来たので、少し楽になって助かっている。
   
   今回、このパソコンやテレビの設定を経験して、使ってみると、フレッツ光が、200ギガに向上したのは勿論としても、とにかく、ICT革命の恩恵か、ICT機器等ハードやソフトの質の向上には、びっくりするほどの進歩があり、イノベーションの凄さを実感せざるを得なかった。
   しかし、いずれにしろ、滑り込みセーフで、ITデバイドを免れて、どうにか、誰の助けも借りずに、自分一人でパソコンを操作して、ICT機器を楽しめるようになっているのを幸せだと思っている。
   歳の割には、地デジ地デジと、慌てなくても済んでいると言うことだからである。
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