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熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

わが庭の歳時記・・・セミが鳴き始めた

2010年07月20日 | わが庭の歳時記
   一気に、百日紅の花が咲いた。
   私の庭の一番街路に面したところに、一才百日紅が植えてあって、今、赤色の勝った濃いピンクの花をびっしりつけて咲いているのだが、比較的、花の少ない夏には、格好の花である。
   良く枝先がこぶになった百日紅の木を見かけるが、かなり剪定はしているつもりだが、まだ、私の庭の百日紅には、そのこぶが出来ていない。
   しかし、真っ青に晴れ渡った夏空をバックに、激しく抗するかのように、咲き誇る百日紅の雄姿が、私は好きである。

   その木の横に、ピラカンサの木が競い合って伸びている。
   昔、この位置にピラカンサを植えてあったのだが、むやみやたらに枝を伸ばして樹形が乱れるので切ってしまったのだが、その後、小鳥の落とした種が残っていたのか、毎年何本も伸び始めて実をつけているので切っているのだが、今年は大分花芽をつけているので切らずに居る。

   この口絵写真は、プランター植えにしたリリカシャワーの蜜を吸うために、蜂が飛んでいる様子である。
   移動が激しくて、オートフォーカスが間に合わずにピンボケで、それに、早く動く翅が写らず、不完全な写真になってしまったが、今まで、紫式部の花を渡っていた蜂だが、花がなくなり、移って来たのである。
   同じように植えているのだが、色盲なのであろうか、黄色い花には見向きもせず、濃いピンクと、この紫の花だけを渡っており、瞬間、花の中に頭を突っ込んだだけで、忙しく、次の花に移って行く。

   アゲハチョウが、庭に頻繁に飛んでくるようになったが、卵を産むためであろうか、最近、トマトやパセリなどの葉が食い漁られているのに気付いてよく見ると、大きな芋虫のような蝶の幼虫が枝の上を歩いている。
   作物や花木には良くないのだが、綺麗な蝶になるので、生物の維持の為にも、殺す訳には行かないので、無難だと思う緑の葉の上に、移動させている。
   ひらひら二匹のアゲハチョウが、空中で愛のランデブーを繰り広げ始めた。
   カメラを取りに部屋に入って帰って来た時には、もう、消えてしまっていて、傑作を撮り損なった。

   鉢植えでは、インパチェンスを改良したと言うサンパチェンスが咲いている。
   インパチェンスと変わらないように思うのだが、大株になると言う。
   小さな菊のような花を沢山つけたアスターも、派手に咲き始めた。

   イングリッシュローズのメアリー・ローズは、株が大分大きくなって、後から後から、ピンクの綺麗な花を咲かせて、楽しませてくれている。
   返り咲きなのでよく咲くのだが、しかし、暑くなると花数が少なくなるようである。

   夕方、初めて、私の庭で一匹のセミが激しく鳴き始めた。
   梅雨が明けたので、土の中では落ち着かず、出て来たのであろうが、やはり、焼け付くような響きのセミの鳴き声を耳にすると、もう、本格的な暑い暑い夏なのである。
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