神保町の古書店を歩くのが私の一つの楽しみだが、ここで買う経済学や経営学の新刊本が結構多い。
新刊本の情報は、日経や経済誌の広告や書評、日経ーダイヤモンド、アマゾン、旭屋などの書店からのインターネット情報など色々な所から得ているが、直接書店で気に入って買う本もかなり多い。
ところが、書店でも三省堂や丸善などと言った大書店よりも、神保町の古書店で、見つけて買うことの方が多いのである。
神保町で買うのは、勿論、古本ではなくて新本、所謂、新古書で、これが3~4割引きで売っているのだから安いのだが、利用価値の高いのは、安い本を買う為と言うよりは、良質な専門書の新刊には神保町で出会える確率が高いからである。
大手町の丸善などと言った本格的なビジネス街の書店では、問題はないのだが、それ以外のところの大書店では、いくら経済や経営の専門コーナーに出かけて行っても、大衆向けするベストセラーの品揃えとディスプレーは派手だがマトモな本の扱い方が実に杜撰なのである。
月に一度くらい、日経ビジネスの「本」のセクションに、「ベストセラー・総合」のページが載る。東京と大阪の大書店のベストセラーが列挙されていて、赤字で、経済・ビジネス関連書が示されている。
これらの書籍の大半は、所謂ベストセラーだが大衆向けのする本で、経済学や経営学の勉強になる様な本は少なく、専門書と言うほどのこともないので、面白ければ別だが、私には殆ど興味がない。
普通の大書店でも、大体このようなベストセラーの大衆迎合形の経済・ビジネス本が幅を利かせ過ぎていて、専門書や多少高度な本は奥に追いやられているだけならまだ救われるが、大体売れないのか欠本の補充がおろそかなので探している本が殆どない場合が多い。
尤も、神保町の古書店に行けば出版されて時間が経った専門書がある保証はないが、
古書店で有り難いのは、売れる本だとかベストセラーだとか区別せずに、いくら専門的で難しい新刊本でも、一緒くたに書棚に並べられているのである。それに、品数が限られているので、造作なく見つかる。
今は少なくなってしまったが、経済や経営学の本を専門に扱っている古書店が何軒かあって、新しい本が出ると無造作に並べられる。
新刊の専門書で、日経の広告に掲載されるような売れ筋の本を期待して古書店に行くのではなく、これは三省堂などですぐに手に入れる。
そうではなく、むしろ神保町では、書評や広告など出ないような、或いは、殆ど目に付かないような可なり良質な専門書に、偶然に出合う確率が高く、これを期待して楽しみながら神保町を歩くことが多いのである。
経済や経営だけではなく、多くの分野の本でこんな本が売れるのかと思うような本で、一般書店で見つけにくい高度な専門書類が神保町には沢山並んでいるのである。
何れにしろ、このような本は、殆ど一度限りしか書店に出ないので、気に入ったらその場で買うことで、次の機会にと思っていると、必ず消えてしまっている。
特に目的がなく神保町を歩くので、良い本が探せなくても気にはならないが、買えなかった本は、後で後悔するので買ってしまうのだが、これが災いして読まない本を沢山買い込んでしまう弊害もある。
趣味と言うか、一種の病気だから仕方がないとは思っている。
新刊本の情報は、日経や経済誌の広告や書評、日経ーダイヤモンド、アマゾン、旭屋などの書店からのインターネット情報など色々な所から得ているが、直接書店で気に入って買う本もかなり多い。
ところが、書店でも三省堂や丸善などと言った大書店よりも、神保町の古書店で、見つけて買うことの方が多いのである。
神保町で買うのは、勿論、古本ではなくて新本、所謂、新古書で、これが3~4割引きで売っているのだから安いのだが、利用価値の高いのは、安い本を買う為と言うよりは、良質な専門書の新刊には神保町で出会える確率が高いからである。
大手町の丸善などと言った本格的なビジネス街の書店では、問題はないのだが、それ以外のところの大書店では、いくら経済や経営の専門コーナーに出かけて行っても、大衆向けするベストセラーの品揃えとディスプレーは派手だがマトモな本の扱い方が実に杜撰なのである。
月に一度くらい、日経ビジネスの「本」のセクションに、「ベストセラー・総合」のページが載る。東京と大阪の大書店のベストセラーが列挙されていて、赤字で、経済・ビジネス関連書が示されている。
これらの書籍の大半は、所謂ベストセラーだが大衆向けのする本で、経済学や経営学の勉強になる様な本は少なく、専門書と言うほどのこともないので、面白ければ別だが、私には殆ど興味がない。
普通の大書店でも、大体このようなベストセラーの大衆迎合形の経済・ビジネス本が幅を利かせ過ぎていて、専門書や多少高度な本は奥に追いやられているだけならまだ救われるが、大体売れないのか欠本の補充がおろそかなので探している本が殆どない場合が多い。
尤も、神保町の古書店に行けば出版されて時間が経った専門書がある保証はないが、
古書店で有り難いのは、売れる本だとかベストセラーだとか区別せずに、いくら専門的で難しい新刊本でも、一緒くたに書棚に並べられているのである。それに、品数が限られているので、造作なく見つかる。
今は少なくなってしまったが、経済や経営学の本を専門に扱っている古書店が何軒かあって、新しい本が出ると無造作に並べられる。
新刊の専門書で、日経の広告に掲載されるような売れ筋の本を期待して古書店に行くのではなく、これは三省堂などですぐに手に入れる。
そうではなく、むしろ神保町では、書評や広告など出ないような、或いは、殆ど目に付かないような可なり良質な専門書に、偶然に出合う確率が高く、これを期待して楽しみながら神保町を歩くことが多いのである。
経済や経営だけではなく、多くの分野の本でこんな本が売れるのかと思うような本で、一般書店で見つけにくい高度な専門書類が神保町には沢山並んでいるのである。
何れにしろ、このような本は、殆ど一度限りしか書店に出ないので、気に入ったらその場で買うことで、次の機会にと思っていると、必ず消えてしまっている。
特に目的がなく神保町を歩くので、良い本が探せなくても気にはならないが、買えなかった本は、後で後悔するので買ってしまうのだが、これが災いして読まない本を沢山買い込んでしまう弊害もある。
趣味と言うか、一種の病気だから仕方がないとは思っている。