熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

わが庭・・・ハナカイドウ咲く、椿:バレンタインデー、ミリンダ、トムタム

2019年03月30日 | わが庭の歳時記
   ソメイヨシノと呼応するかのように、わが庭のハナカイドウが、華奢な淡いピンクの花を開き始めた。
   近所の庭に1本ずつ植えられたソメイヨシノが、街路に沿って小学校の塀越しに繋がって大通りまで桜並木が続いていて、華やかである。
   千葉の庭に、八重桜の普賢象を植えていたのだが、長い間留守をしてロンドンからの帰りを待ってくれていたかのように、奇麗に咲き乱れていて、翌年、枯れてしまった。
   その後、何となく桜を敬遠して、儚く逝ってしまった愛犬の死に接してから、桜を植えなくなり、犬も可哀そうな死に目に会いたくなくて飼わないことにしている。
   さて、鎌倉のハナカイドウと言えば、妙本寺の巨木は豪華であり、長谷寺の隣の光則寺、扇が谷の海蔵寺も見事で、ぼつぼつ、咲き乱れるシーズンである。
   
   
   

   昨秋、垣根の外、川沿いの斜面(地所内)に、源平桃も苗木を植えておいたら、まだ、小木なのに、びっしりと花を咲かせた。
   庭の照手紅は、ウントモスントモ言わず、枯れ木状態のまま、枯れたのであろう。
   サクランボも、暖地は、盛んに芽吹いているのに、自家受粉すると言うので植えたステラは、枯れ木状態のまま、心配してよく見たら、一つの蕾の先から、かすかに、緑の芽が出ているので、ほっとした。
   遅咲きであろう、枝垂れ菊桜も、まだ、休眠状態で芽は動いていない。
   
   

   椿も、入れ代わり立ち代わり、咲き続けている。
   まず、バレンタインデー、
   匂うように美しいピンクのミリンダ、
   まだ、咲き始めたところなので、宝珠咲き。
   
   
   
   

   一気に咲いたのが、マーガレット・デイビス、
   しかし、似ても似つかない花形。
   同時に、3本買って、庭植えしたのだが、それぞれ、個性があって、咲いた花が全く違っていた。
   枝を切っての挿し木なので、その枝によって、全く違った苗木となり、マーガレット・デイビスは、何度も交配し続けた雑種なので、その枝が、先祖返りなどであると、全く違った椿苗となる。
   これも、その種類であろうか。
   図鑑通りのマーガレット・デイビスの木は、今年蕾をつけなかった。
   
   
   

   面白いのは、咲き続いているトムタム。
   典型的な花は、整然とした奇麗な千重咲きなのだが、咲き始めだと、一寸雰囲気が違って面白い。
   
   
   
   
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