久しぶりに鎌倉に出た。
鎌倉に居て、出たも何もないのだが、西鎌倉の方だから、鎌倉山を越えて、大仏や長谷寺をパスしないと、鎌倉の旧市内には、出られないのである。
この日は、夕刻5時からの鎌倉宮での「鎌倉薪能」に行くことになっていた。
昨日は、薪能の初日であったのだが、鎌倉は大雨だったので中止となっており、幸い二日目を選んでいたので、鑑賞することが出来た。
少し早く出たので、時間があり、これも、久しぶりに、鎌倉国宝館に立ち寄った。
特別展示として、「国宝鶴岡八幡宮古神宝」をやっていた。
国宝の古神宝としては、朱漆弓 1張 、黒漆矢 6隻 、沃懸地杏葉螺鈿平胡籙 1腰 、 沃懸地杏葉螺鈿太刀
どのくらいの価値があるのか、よく分からなかったが、太刀は、武具ではなく貴族の所有物とかで、細工など豪華であった。
もう一つの国宝は、頼朝が後白河法皇から下付されたと言う籬菊螺鈿蒔絵硯箱 1合 、籬菊螺鈿蒔絵硯箱内容品 1組
これも、螺鈿の蒔絵が素晴らしかった。
丁度、能を観に行く前だったので、興味を感じたのだが、舞楽面が、5面展示されていて、菩薩の美しさと陵王のエキゾチックで精巧な造形が気に入った。
誰かの病気快癒に役立ったと言って、顔は象、体は人間の2体の像が抱き合っている歓喜仏があって、比較的珍しいので興味を惹かれた。
後で、新作歌舞伎のマハーバーラタを観る予定で、マハーバーラタの本をかじり始めたのだが、エロチックな話ばかりで、あのインドの歓喜仏や豊満な女神が満艦飾のインドのヒンズー教寺院を思い出した。
丁度、技芸員の解説があったので、鶴岡八幡宮のことについて、少し勉強になって良かった。
鎌倉宮へ行く道すがらなので、頼朝の墓地に立ち寄った。
歴史に燦然と輝く偉大なリーダーの一人でありながら、ポツンと、それ程立派でもない墓が立っているので、いつも不思議な感じがしている。
少し、西方向に歩いて、荏柄天神社に出た。
学問の神様の神社であり、漫画家たちの絵筆塚もあるので、参道の両端に、漫画家たちが描いた灯篭が並んでいて面白かった。
さて、鎌倉宮の「薪能」は、私としては、初めてだったので、非常に興味があって、楽しめた。
金春流 素謡 翁 金春憲和
金春流 仕舞 養老 山井綱雄
井筒 本田光洋
和泉流狂言 樋の酒 野村万作
金春流能 融 金春安明
鑑賞記は、明日、書くことにしたい。
鎌倉に居て、出たも何もないのだが、西鎌倉の方だから、鎌倉山を越えて、大仏や長谷寺をパスしないと、鎌倉の旧市内には、出られないのである。
この日は、夕刻5時からの鎌倉宮での「鎌倉薪能」に行くことになっていた。
昨日は、薪能の初日であったのだが、鎌倉は大雨だったので中止となっており、幸い二日目を選んでいたので、鑑賞することが出来た。
少し早く出たので、時間があり、これも、久しぶりに、鎌倉国宝館に立ち寄った。
特別展示として、「国宝鶴岡八幡宮古神宝」をやっていた。
国宝の古神宝としては、朱漆弓 1張 、黒漆矢 6隻 、沃懸地杏葉螺鈿平胡籙 1腰 、 沃懸地杏葉螺鈿太刀
どのくらいの価値があるのか、よく分からなかったが、太刀は、武具ではなく貴族の所有物とかで、細工など豪華であった。
もう一つの国宝は、頼朝が後白河法皇から下付されたと言う籬菊螺鈿蒔絵硯箱 1合 、籬菊螺鈿蒔絵硯箱内容品 1組
これも、螺鈿の蒔絵が素晴らしかった。
丁度、能を観に行く前だったので、興味を感じたのだが、舞楽面が、5面展示されていて、菩薩の美しさと陵王のエキゾチックで精巧な造形が気に入った。
誰かの病気快癒に役立ったと言って、顔は象、体は人間の2体の像が抱き合っている歓喜仏があって、比較的珍しいので興味を惹かれた。
後で、新作歌舞伎のマハーバーラタを観る予定で、マハーバーラタの本をかじり始めたのだが、エロチックな話ばかりで、あのインドの歓喜仏や豊満な女神が満艦飾のインドのヒンズー教寺院を思い出した。
丁度、技芸員の解説があったので、鶴岡八幡宮のことについて、少し勉強になって良かった。
鎌倉宮へ行く道すがらなので、頼朝の墓地に立ち寄った。
歴史に燦然と輝く偉大なリーダーの一人でありながら、ポツンと、それ程立派でもない墓が立っているので、いつも不思議な感じがしている。
少し、西方向に歩いて、荏柄天神社に出た。
学問の神様の神社であり、漫画家たちの絵筆塚もあるので、参道の両端に、漫画家たちが描いた灯篭が並んでいて面白かった。
さて、鎌倉宮の「薪能」は、私としては、初めてだったので、非常に興味があって、楽しめた。
金春流 素謡 翁 金春憲和
金春流 仕舞 養老 山井綱雄
井筒 本田光洋
和泉流狂言 樋の酒 野村万作
金春流能 融 金春安明
鑑賞記は、明日、書くことにしたい。