熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

初春の上海・江南紀行(8)七宝古鎮

2017年01月24日 | 初春の上海・江南紀行
   七宝古鎮は上海の南西15キロ、明清時代の街並みが残っていると言う典型的な江南水郷の面影を残した古鎮だ言う。
   上海近郊の古鎮としては、それほど、有名ではないようだが、地下鉄が通じていて、上海の郊外であり、簡単に行けるところが良いようである。

   今回、訪れたのは、「七宝老街」。
   「七宝老街」は、真ん中に延びる運河「蒲匯塘」を挟んで「非」の字型に路地が広がる小さな水郷で、観光の中心となるのは、運河にかかった橋から東西に延びる「北大街」と「南大街」である。
   細い路地と言った感じで、左右に、小さな店が犇めいており、露店の延長と言った感じだが、北大街が、土産物店、南大街が、食べ物食品店と、完全に峻別されているのが面白い。

   まず、北大街の雰囲気は、次の通りで、食品以外は何でもあると言った商店街である。
   外れに、鐘楼のある広場があって、大通りに面している。
   広場では、何組か中国将棋をさすグループがいたり、会話を楽しむなど、老人たちが憩っている。
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   

   南大街の方は、食べ物屋の一寸した大型屋台のオンパレードと言った感じで、店内で調理された出来立ての食べ物が売られているので、客が多く集まっていて、買ってそのまま、食べ歩きしている。
   シンガポールならともかく、手を出す気にはなれないのだが、同行の日本人ツアー客は、ホテルで食べるのだ言って買っていた。
   とにかく、中国人の旺盛な食欲に脱帽である。
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   

   早く着きすぎたので、時間があまり、私は、橋のたもとにあったライオンコーヒーと言うコーヒーショップに入って、運河を眺めながら、小休止した。
   一寸した絵になる風景である。
   小鳥が、川面を渡ってきた。
   カフェラテが、31元、600円ほどだが、これなら、国際価格なので、問題なかろうと思ったのだが、店員が綺麗に模様を描いてくれた。
   
   
   
   
   

   さて、この七宝古鎮は、江南の水郷の街。
   その風景の一端を紹介する。
   
   
   
   
   
   

   しかし、美しいばかりではないところが、中国である。
   
   
   
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