熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

やはり日本は高齢化社会である

2024年01月16日 | 生活随想・趣味
   昨日、行きつけの病院に行った。3ヶ月毎に通っている循環器系の定期健診である。
   いまのところ、体調に異常はないので心配はしていないが、血圧降下剤を飲んでいるので、薬の処方を貰うためにも通院は欠かせないのである。
   結果は、血液検査と心電図とも、全く問題はなかったので、何時もながらホッとしている。

   ところで、病院の待合室で待っていると、結構、高齢者の夫婦連れの患者を見かける。
   両方が受診というわけではなく、どちらか一方が受診者なのだが、患者は圧倒的に夫の方が多い。それも、車椅子に乗っていて奥さんが押している。
   足腰に問題があるのか、病気で歩けないのか分からないが、私自身も足腰が弱ってるので多少は気にはなっている。
   病院の患者は、少子高齢化の所為で、過半数は高齢者で、結構家族の付き添いが多い。

   さて、歳のことだが、今年も、今回で年賀状のやり取りを止めたい。と言う年賀状が何通かやって来た。
   殆ど行き来がなくなって年賀状が唯一の繋がりであったケースが多いので、これで、以降没交渉になることになる。思い出が残るだけで寂しいが、致し方ない。

   先日にも書いたが、運転を止めたので、近所で車が自宅の車庫から消えた家が増えてきたのも、歳の所為である。
   また、門前の前庭や門口に花木や草花を並べて道行く人々を楽しませてくれていた鉢花が消えたり、キウイや葡萄棚が取り壊されたり、ガーデニングに勤しんでいた老人が亡くなると一気に寂しくなる。
   主が逝ってしまって、結構空き家も増えてきている。2世帯や3世帯同居の場合は問題はなかろうが、住人が老人単独の場合には、やはり、生活環境の違いか、空き家になっても、出て行った子供たちが帰ってきて住むケースは殆どない。
   鎌倉と言っても、トカイナカなので、バスなどを乗り継いで、都心まで1時間半くらいはかかるので、通勤や生活に不便なのかも知れない。
   7~80年代の日本経済の絶頂期に生まれた新興住宅も、空き家になると1地所に2戸建って新陳代謝をするのも時代の流れであろうか。
   
   ところで、傘寿を超えた私の同窓生や同年代の知人友人の健康状態はまちまちで、元気であったり病気であったり亡くなったり、
   しかし、奥方たちは大概健康で生活には不自由のない状態を保っているようである。多少歳が若いケースもあったりするにしても、女性の方が老後は強いのであろう。
   いずれにしろ、健康寿命を保ったまま逝きたい。

   有名人もどんどん亡くなっていく。
   とかく、老人の動きが気になる今日この頃である。
コメント
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